もうある新幹線栗東駅

夏休みも終わりいよいよ大人の旅行シーズン到来です。9月は閑散
期指定のため指定席料金もお安くなってます。
新幹線の米原~京都間に南びわ湖駅新設を巡り、設置の行く末を見
守っているヘッポコですがいよいよ回答期限の10月まであと1ヶ月と
なりました。新駅の駅名は栗東駅→びわこ栗東駅→南びわ湖駅(いず
れも仮称)と変遷してます。
南びわ湖看板
▲駅予定地にある看板
でも、実は新幹線に栗東駅はもうあるんです・・・
駅という用語・定義の中に「駅とは停車場、信号所をいう」と謳ってあり
まして、この南びわ湖駅の予定地は既に「栗東信号所」という駅になっ
てます。
大ざっぱに言うと信号所とは、列車の行き違いや、分岐のために分岐
器が設けてある箇所を指し、ここは栗東という保線基地がありその基
地へ向かう分岐器が設置されています。
分岐箇所
▲保線基地へ分かれる分岐箇所.この分岐器があるから信号所に
 なります

ココを通過する時、新幹線の運転士用の行路表には「栗東信号所」の
通過時刻が記載されており、停車場接近標の確認とともに採時をして
います。同じように「大一両」や山陽新幹線の「鞍手」なども信号所と
して存在してます。
信号所は人の乗り降りを想定しませんが、現在動向が気になっている
のは勿論、人の乗り降りができる「停車場」の方の駅です。
駅予定地の真下を草津線113系湘南色が今日も元気に走っています。
草津線
▲駅予定地前を走る草津線
あと1ヶ月、動向を静観して行きたいと思います。