腑に落ちない7000系

並んでまで楽しみにしていた鉄コレ東急7000系。しかし、あのインチ
キちっくな考証を目の当たりにし、落胆して悪夢の様な一夜が明けた
頃、後輩よりメールがきました。「貫通扉別パーツッすぅ」。
なにっ!!?
貫通
確かに別パーツになってました。何故?
東急車輌にある動力車となっているこどもの国線の7052-7057を
そのまま採寸したからこうなったと思われますが、張り出した部分を少
し削りこんでやる事が可能と言う事がわかりました。
鉄コレですから、塗装が汚いとか、キズがあるとかは百も承知です。し
かし・・・まぁ、クモニ13にリベットが無いのと一緒かぁ、と諦めました。
正面
▲貫通扉の右側ホロ枠の受けが太くなってます
そもそも何でこんなのがというと、オリジナルはコレ↓
オリジナル
ネガがすぐ出てこないのでプリントからですが、ホロ枠の台座です。
そのために一段引っ込んだ部分でしたが、こどもの国線に配属される
時ワンハンドルマスコンのコンソールに載せ替えられました。
その時コンソールが今までの窓寸法よりはみ出るので、その部分の内
装を隠すため、この台座が出っ張りました。
それが初代出っ張りで↓コレ。
初代
まぁ、まだこのくらいなら可愛い物ですが、その後更に改修工事(たし
か落雷による全損)がありもっと出っ張る様になりました。↓コレ。
2代目
▲鉄道友の会の工場見学時に線路内から撮影
この頃7057側の方向幕が黒幕化されました。一掃の事、鉄コレは色
塗り替えてこどもの国線にでもしちゃおうかと・・・
で、この2代目出っ張りのまま東急車輌へ旅立ちまして、鉄コレのモデ
ルとなったわけです。
東急で2番目に好きな車両が7000系のだったので、ちと気になりま
す。今回の考証は、おそらく東急車輌に7000系に詳しい方がいなか
ったのでしょうか・・・でも、銘板ステッカーとか毎年楽しみですし、まぁ
いっか♪
DJ3月号も楽しみです♪