伊予鉄お帰り切符

ヘッポコ工場長が松山へ行ったのには乗車券収集の目的もありまして、乗車券マニアの間ではそこそこ知られているお帰り切符です。

先日訪れた初日の夕方、雨が降ってきたので行程をお買い物に切り換えましたが、目的は「いよてつ高島屋」のお帰り切符です。松山市駅上部にある「いよてつ高島屋」で3000円以上購入し、総合案内所へレシートを持って行くと伊予鉄300円分の乗車券がもらえる特典があります。

松山市駅の駅ビルとなっている「いよてつ高島屋」

そしてもう一つ、大街道(おおかいどう)という松山イチの繁華街にある三越でも同じようなサービスがあります。
市内線大街道停留所前に三越はありますが、流石に商売敵の高島屋系列伊予鉄乗車券とはいかないようで、JR四国の松山駅から360円区間の乗車券となります。厳密には乗車券ではなくマル契の乗車票となっています。

三越の前を走る伊予鉄市内線。右端が三越で左のアーケードが大街道です。

大街道側の出入口には日除けのれんが設けられ、老舗の風格が出ています。

大街道のアーケードです。
昨年松山へ行った時に手に入れる予定でしたが、松山地区のデパートが19時閉店というのを知らず、20時近くにノコノコ行くという大失態でした。首都圏の感覚でいるとこういうこともあります。
小林一三、五島慶太は鉄道に乗ってもらうためにデパートを作ったりしたので、過去の経緯もあるでしょうが、四国は現代の考え方としてスタートラインが違います。ともあれ、四国は人も制度もやさしく、また行きたいです。