観覧車を見に行く-その3-

宿はリトルトーキョーに取りココを拠点に動きます。早朝から出たかったのですが、2日目は霧がすごい朝でした。
ヘッポコ工場長は松屋、てんや以外でまともな好きな食べ物が「パイ」でして、ロサンゼルスで有名というパイ屋さんがホテル近くにあるのをガイドブックで読み、7時開店のお店へ7時10分にいきました。開店直後で既にOLさんが2人いました。「パイホール」と言うお店。

メープルパイとコーヒーを頼みました。コーヒーは小さいのを頼みたかったのですが1種類しか無く・・・スマホよりデカイです。ただ、パイはウマウマでした。
お店はどんどんお客さんが入ってきます。さすが人気店。
朝食がパイなんて小洒落た事をして、アメリカを気取りリトルトーキョーの停留所からメトロに乗ります。

この日もメトロを沢山乗るので、1日乗車券を購入。昨日のTAPカードへ書き込みを行います。右上のメトロデイパスが1日乗車券です。

メトロで移動した後、ほど近い貨物ターミナルで写真を撮ろうとウロウロしてカメラを出した瞬間、警備員がやってきて大きな声でなにやら言ってました。遠くからでしたがとにかく「撮っちゃダメ」というのが空気でわかりました。と、言うわけで貨物基地の写真はありません。監視カメラが沢山あり監視されていたわけですね。
ヤマシタさん曰く9.11以降は貨物列車自体の撮影が厳しいようです。やがて金網越しでのやりとりとなりましたが、アメリカさまですからゴネて打たれたら身も蓋もないので立ち去りました。
再びユニオンステーションへ戻ります。こちらは西口で、ココからバスで観覧車のあるサンタモニカに向かいます。
コレがバス停ですが、かなりわかりにくいです。ココから三角マークのビッグブルーバスというのに乗ります。サンタモニカまでは25キロほどありますが、運賃は急行バスで$2です。

コレがビッグブルーバスで前面の銀色のバンパーみたいなところを引き出すと自転車を積める構造です。

ビッグブルーバスの車内です。この後止まるたびに乗客が増えていき、やがて満室となります。

降車ボタンは無く、降りる時この黄色い紐を引っ張ると、「ストップリクエスト」っと放送が流れます。

朝ラッシュの渋滞もあり約50分で到着。ココはサンタモニカのショッピングモールですが、平日の朝はガラガラです。トイレだけ借りによりました。

サンタモニカピアの遊園地へ向かいます。

ストラクチャー観察には最高の曇りです。ッというか、霧がまだ残っている感じです。

真っ先に観覧車へ。オープンタイプのゴンドラです。でもよく見るとファーラーの丸に対して八角形で有ることが分かりました。とにもかくにもこのオープンタイプのゴンドラはおそらく法律の関係か何かで、日本には無いような気がします。

ゴンドラには番号が振ってあります。こういうのはインレタでさりげなく入れたいです。しかし、落っこちそうで怖いですが、アクリル越しでない分景色がよく見えそうです。

前日は立ってみている女性が居ました。

基礎付近も観察。

乗り場や制御盤も重要な小物です。

ファーラーのHOではこんなジェットコースターも出ていたはずです。

遊園地の全景。この日1月第3月曜日はハッピーマンデーで、マーティンルーサーキング牧師の記念日になり、アメリカでは祝日になっていました。つまり3連休な訳でして、サンタモニカピアは結構賑わっていました。
キング牧師は、最近綾野剛の転職会社のCMでスピーチが流れているアレです。

こんな遊園地作ってみたいです。

コチラは切符売り場ですが、この日はお休みのようです。

食べ物屋さんも重要な施設です。

サンタモニカピアを一通り見た後、メトロの延伸工事を見に行きます。メトロエキスポラインが現在サンタモニカまで延伸工事たけなわです。サンタモニカはクルマかバスでしか行けない場所でしたが、鉄道が開通するともっと賑やかになると思います。
来た時とは違うビッグブルーバスに乗りセプルベターと言うとこまで行きます。よくわからないので、バスの運転手さんにそこへ行くか聞くと「ふふんぅ」ッという素っ気ない返事。15分程で無事に到着。日本では認められない踏切の新設工事が行われていました。

アメリカンな軌陸車が架線工事中です。

奥にも何か居ますが、ご覧の通り両側がフェンスで近づいても見ることができません。

ちなみに、コチラは上空から見たサンタモニカ付近の終着駅。

大規模な車両基地も建設中です。

ココでお昼となりまして、近くの通り沿いにあるハンバーガーショップへ。大きさが気になり恐る恐る入りましたが・・・

全然行けるサイズです。ッというかアメリカ人にとっては小さいのでは無いのでしょうか。飲み物のサイズを聞きましたがオンスで言われても分からず、モジモジしているとカップを出してくれました。当然Sサイズ。

腹ごしらえが済み、今度はカルバーシティーバスというバスで模型屋さんに移動します。約12分おきで難なく乗れます。
丁度、移動制約者の方が乗車するところでしたが、運ちゃんが運転席に座ったままでボタンを操作し、スロープがバタンと出てきてスムースに乗車。スマートさと手際の良さに驚きました。移動制約者への対応は日本よりかなり進んでいる感じです。

15分程で模型屋さんの近くに到着。ALLIED MODEL TRAINSと言うお店です。赤い服で恰幅の良い方が店員さんです。

-つづく-

“観覧車を見に行く-その3-” への4件の返信

  1. モデラー様無事帰国おかりなさい!
    やはりアメリカはスケールがデカイですね。
    そのデカさを上空から楽しみ撮影されホント羨ましいです♪
    空港や電車基地の写真もズーっと見てられそうです。
    車庫内のループ線は日本では無いですよね?さすがこの辺もアメリカ的に思います。
    いや良いですね~アメリカ本土へ私も何時か行ける事を夢見てます。

    1. >D-Trainさん
      ありがとうございます。無事に帰ってきました。
      アメリカは何もかもデカかったです。その分おおらかで細かいこと気にしなくて済みますね。
      車庫内のループ線は曲線半径の制約もあるので何とも言えませんが、多分無いと思います。
      D-Trainさんも時間が出来たら行ってみてください。

  2. 遊園地って海辺に立ってますけど移動遊園地なんですか?
    最初の軌陸車が渡り線を渡っている画像は軌陸車と架線柱の間隔見ると狭そうに見えますが、軌間の割には実際走る電車が小さいんでしょうか?なんか質問ばかりですみません。

    1. >ずっぴ~。さん
      遊園地はサンタモニカピアという桟橋に常設された娯楽施設です。桟橋は夕日がキレイな居場所で有名です。
      電車はその2で出てくるような小さい車体です。軌陸車はかなりデカイです。

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