2017初冬パリ・ドイツへ-その11-

翌朝はホテルの横にある地下鉄でブリュッセル南駅へ向かいます。屋根もないし、階段部分は嵩上げ造りでもないし、雨対策は無いのでしょうか。

券売機があり乗車券を購入します。

乗車券はみどりの窓口で購入する乗車券と同じサイズです。表面には区間などの記入はありません。

片道区間2.10ユーロと印字されている感じで、ICチップ内蔵です。

自動改札機有りますが、一台も稼働していません。

地下鉄と言うよりトラムの地下区間と言った感じです。

写真を撮るため1本見逃しましたが、朝間ラッシュ時であるため結構な混雑でした。「NOORDSTATION」ことブリュッセル北駅を目指します。電光掲示板を見ると4系統の北駅行きが3分後と4分後に来ます。1分間隔であれば後続に乗った方が空いています。

案の定。座れました。

つり革は革製で、ホントのつり革でした。

コチラの自動改札機は動作していました。改札機に乗車券をかざすだけで改札機が開きます。

地上へ出てベルギー国鉄線でブリュッセル南駅へ向かいます。

客車列車でした。

室内は2人掛けと3人掛けのボックスシートです。155系修学旅行列車とかってこんな人数割でしたっけ?

ブリュッセル南駅に到着です。

結構遅れまくっていました。乗ってきた客車列車も20分程遅れていましたが、前日ドイツ国境付近で追突脱線事故があった様でその影響かもしれません。

フランクフルト行きのICEでケルン中央駅を目指します。

ーつづくー

2017初冬パリ・ドイツへ-その10-

ブリュッセル南駅行きの快速列車で帰ることにします。20分おき位に快速列車出ています。

ブリュッセル南駅行きIC3136号に乗車します。

コンコースの時刻表でICとなっていたので、別料金かかるか分からず券売機で買うのもアレなので窓口で聞いて購入することにします。G車が有るかも聞いてみると付いていると言うことで、11.60ユーロにて乗車券を購入です。
左上の4行目がG車、ファーストクラスと書かれています。乗車券はアントウェルペンからブリュッセル行きのゾーン券になっていて、ゾーンは日本で言えば横浜市内とか大阪市内みたいな感じです。ブリュッセル中央駅だけでなく周辺での下車も有効です。

車内はDBのローカル線と同じような作りですが、2人掛けの集団お見合いシートです。

トイレ周りも同じような感じです。

先頭車の車端部分がG車ことファーストクラスになっていて、3+3+3の豪華編成でした。

向かい合わせの座席と2人掛けの座席が配置されています。

折りたたみ式テーブルもあります。

ディスプレイも付いていて親切設計です。疲れも出てきて寝入ってしまいましたが、どこかの駅で女性車掌が「検札です」っと来て起こされました。

ブリュッセル中央駅で下車します。ブリュッセル中心部にある常宿チェーンへ。

列車に乗っていただけな1日ですが、疲れてきました。

まぁまぁの部屋なのでちょっと横になります。

外が騒がしく30分ほどで目が覚めました。ホテルの外はクリスマスマーケットです。

警備している兵士の数ももの凄いです。

お腹が空いてきたのでクリスマスマーケットの屋台で何か食べることにしますが、なんだか分かりません。

屋台でフライドポテトの専門店がありました。フライドポテトはベルギー発祥で「フリッツ」と呼ばれています。ココでフレンチフライっと言っても通用しないでしょう。

ベルギーでは小さな街でもフリッツ屋さんは必ずあると言われています。

アツアツで美味しかったです。本当はベルギービールも一緒に飲みたかったのですが、ビール売っている屋台が激混みで買えませんでした(-_-;

次にワッフルを。と思ったらワッフル屋さん大混雑です。

コチラも大混雑。昨年と一昨年行ったイートインのお店なんて混んでて入れません。

ちょっと人通りの少ないところに行ったら誰も居ないワッフル屋さんがありました。店主さんが東洋人の女性で、「閉店ですか?」って聞いたら「いえいえ、やってますよ」ッと言うことでココに決定。
アップルシナモンワッフルを注文しました。帰りがけに店主さんの出身聞いたら中国だそうです。その後このお店も満席になりました。とりあえずミッション完了。

フライドポテトとワッフルという組み合わせの晩ご飯でお腹いっぱいになったのでホテルへ帰って寝ることにします。

-つづく-

2017初冬パリ・ドイツへ-その9-

アントウェルペンはフランダースの犬の原作地です。幼稚園~小学生の頃観ていましたが、いつか行ってみたいと子供の頃からずっと思っていました。ワッフルと言い、ベルギーは子供の頃から行きたかったおとぎの国です。
ずっと曇りでしたが、外が少し明るくなってきました。大聖堂へはトラムでも行けるようですが、せっかくなので1.5キロほどを歩いて向かいます。

街を歩いていると、とある建物の扉が開きました。

とってもクールです。奥を見ようとしたら扉が閉まってしまいました(^^;

通りを1本替えたらメイン通りに出ました。

レンタサイクルもあるようです。

またオッサレーな場所にマックがあります。いっそ日本では数寄屋造りのマックとか作っちゃえば面白いと思いますが、木造建築だと消防法クリア出来無さそうです。

大聖堂が見えてきました。

ネロとパトラッシュがずっと見たかった「ルーベンス」の絵がある大聖堂です。ネロとパトラッシュはココから5キロほど離れた郊外に住んでいたようです。

ちょっと残念なネロとパトラッシュが教会前にモニュメントとしてあります。

造形が残念なだけで、子供達には人気があるようです。

受付で「どこから来たの」と言われ、「日本から来ました」というと日本語のパンフレットをくれました。6ユーロ(だっけな?)支払い中へ。中はスゴイですねぇ。

コレがネロの見たかったルーベンスの絵です。子供の頃からの夢はコレで全部果たしたかな。

アントウェルペン中央駅に戻ります。近くにトラムの停留所がありました。約15分おきで来るようですが乗らずに歩きます。トラムは裏通りに敷設されています。

ボルボのトラクターにトレーラーミキサー車。デカイです。

直角クロスもありました。

何故歩くかというと、行きにこんな看板を見つけたからです。

雪景色のレイアウトが飾られていました。PIKOの新製品貨車を購入しました。ココの店主さん英語は堪能なようで、「このPIKO中国製だよ。中国からベルギーに来て日本へ行くんだね」って言われ2人で笑ちゃいました。


-つづく-