2024年初春の四国へ【その6】

会員特典の12時レイトチェックアウトのため、少し部屋でゆっくりしてから高松駅へ向かいます。チェックインを終えロビーを振り返ると模型が見えました。

琴電のNゲージと琴電の写真が飾られています。GMのステッカーが貼ってありますが、GM謹製ではなさそうです。

コチラはHOゲージで、橋上駅舎前の瓦町駅が再現されているようです。

ホテルをあとにして高松駅に到着しお土産などを購入して、このあとは徳島県方面へ南下します。高松駅は頭端式でスイッチバック構造です。ココの駅で予讃線と高徳線に分岐しますが全番線から発着できるわけではなく、番線によっては予讃線だけ、高徳線だけとなっているようです。

うずしお15号に乗車し徳島駅を目指します。所要時間は1時間強というかなりの駿足です。

2両編成で、前より1号車の半分くらいが指定席です。

最初は自由席もガラガラでしたが、瀬戸大橋線が到着したらかなり乗ってきまして、窓側が埋まる感じになりました。

指定席エリアはヘッドカバーに指定席と書かれています。

アームレストにはコンセントも装備されており、快適な移動が出来そうです。

指定席もチラホラ埋まり出発です。

道中、日が当たらないD席を予約。コチラ側の方が海も見えるのでいいかなぁっと思いました。チェックアウトの時間を勘違いしておりまして、1時間あとのうずしおに乗車変更しましたしたが、今回の旅は行き先が未定な要素が多く、乗変だらけです。徳島駅までの所用時間は1時間06分です。

昼食は駅弁を購入。讃岐名物あなご飯です。

あなごはもう少しタレが効いていてもよかったかな?っという感じですが、薄口好きのヘッポコ工場長はコレで満足です。

1号車の電光掲示板、前方は指定席と表示され、後方は自由席が表示されています。

天気が良く、瀬戸内海がたまに見えてきます。

いつも通りサニタリエリア観察です。

トイレはバリアフリートイレとなっておりますが、ちょっと汚かったので写真は遠慮しました。

ラゲッジスペースもありますが、使う人はいませんでした。

1時間強で徳島駅に到着です。鳥居型の場内信号機が見えてきました。信号機が沢山並んでいますが、ココの区間は高徳線と徳島線の単線並列区間のため、左側ひと山分が高徳線、右側ひと山分が徳島線となっています。一番右側から1番線2番線となり、4番線はそのまま留置線にも入れるように進路表示機が付属しています。特急列車なので改札前の2番線に入線します。

徳島駅に到着しました。本日も徳島駅上のJRホテルクレメント徳島に宿泊です。1泊の予定でしたが翌日が日曜日でDMVは全列車運転となるため、延泊を申請したところ空いているというのでココで2泊することにしました。

今回もリクエストによりレールビュー室です。

-つづく-

日本信号久喜事業所見学

先週同曜日、久喜にある日本信号の事業所が一般開放されたので行ってきました。

久喜駅からは無料の送迎バスが出ていました。バスは何台かあり事業所のバスではなくチャーターしたバスのようで、全て日野のバスでした。

15分程で到着です。

当然、鉄道信号だけではなく道路用交通信号機も製作されているのでこのようなものがあります。

近くにスタッフさんがいなかったのでコレが何かはわかりませんでした。

首都高のトンネルとかによくあるあれです。何が違うのかもわかりません。

稼働する腕木式信号機がありました。ワイヤーで引っ張っています。

屋内も解放されていて交通信号機が設置されています。左は数少なくなってきた電球式信号機です。

本題の鉄道信号機のコーナー。コチラは閉そく機の取り扱いです。実際に稼働していました。数年前の模型ショーで見た記憶があります。なかなか人が途切れませんでした。

コチラは地上子の試験機です。車輪の付いたものを地上子の上にコロコロ転がせて行き、射場側から電波当てて応答をみるやつです。ATSの受電器をトロ台車につけたりしている測定器を見たことがあります。

コチラも懐かしの電気卓上テコです。触りたかったのですがよくわからないのでいじるのはやめました。

ハイボールの由来にもなったとされるボール信号機の模型です。ハイボールの由来も諸説あり、アメリカではこの鉄道信号、イギリスではゴルフ場のボールとどれが本物かはわかりませんが、鉄道信号が由来であれば楽しい飲み物です。

コチラは腕木式入換信号機と転てつテコ類です。

コチラも集中された機械テコです。転てつ器、信号機、鎖錠装置類を操作するテコです。

各種銘板やATC架に使われていた表示装置です。

よくわからないのですが、CTCにあった南鹿児島駅のブロックだと思います。

コチラは模型の運転で信号機の取り扱いを勉強する教材です。運転台は実物を使い、模型はHOが動き回っています。

信号テコの向きがちょっとアレですが、見ていて楽しいです。京三製作所の工場も電子連動装置でHOを動かす模型がありますが、運転台はありませんでした。

展示棟2階は融資による模型運転が行われていました。HOもありましたが、ちびっ子が多く写真を撮れませんでした。

1時間ほどの見学を終えて再び日野のバスで帰宅しました。

2023年初秋の初徳島へ【その5】

ボックスシートから移動して最後尾で景色を楽します。

この乗車率なので1日6本は頷けます。

大切なトイレも観察しておきます。洋式のバリアフリー対応になっています。鏡の下にはコンセントがありますが、シェーバー用でしょうか?

1両編成の中を隈なく探索し、2時間10分の乗車で終点阿波海南駅に到着しました。

以前はこの先にあった海部駅まで線路がありましたが、DMVが代わりに運行を開始しています。

車止めはコチラも第2種に砂利盛の高規格車止めです。左からカーブしてくる線路がDMVの線路です。以前はつながっていました。牟岐線は、この先高知県の奈半利駅まで延伸して、高知駅まで繋がる予定でした。

DMVの乗り込み口のために線路をグイッと曲げた感じです。乗り込み口は連接ブロックが敷設されています。

起点方を見ると妙な緩い曲線となっているため、昔は交換駅だったのでしょうか。出発信号機は、3現示で真ん中が塞がれた2現示になっています。

駅は上屋が1両分あるのみの狭小ホームで駅舎はありません。

2両編成の停止位置目標の先には、ATS-SSの終端防護用即時停止地上子がありました。砂利盛までは約6mだったので、空走時間を含め速度10キロ以下での動作設計になっています。

上り列車は途中から特急になる列車もあり、8本設定されています。この末端区間は救済措置として、JRの乗車券で徳島バスの高速バスに阿南駅まで乗車できます。

駅舎かと思ったら駅前交流会館なるもので、室内にはDMVや観光のパンフレットが置いてありました。トイレも併設されています。

DMVの乗り込み口はモードインターチェンジと呼ばれ、鉄道事業上は阿佐海南信号場となっていいます。踏切で用いられる連接ブロックが設置されています。

路面電車の様な終端部で車止めはなく、車止め標識だけ設置されています。本線だから設置が必要なんでしょうね。

両脇の縁石に沿ってゴムタイヤで乗り付けて、停止位置目標で停車させたのち軌道上に鉄車輪を載線させます。

撮影スポットもありますが、週末には混雑するのでしょうか。

バス停全景です。

バス停もしっかりとあります。

バス停にもバスの停止位置目標が設置されています。

最初の頃は混雑したのでしょうか?今は予約なくても余裕で乗車できます。

定刻より少し早くやってきました。やってきたのは2号車「すだちの風」号です。

鉄道の軌道上に入るとこのように走行します。

ーつづくー