テコ無し

先日の舶来品で書いた中に「テコ無し標識」って何?と今回もまたメ
ールを頂きまして・・・(^^;
まず、ここで言う標識というのは矢羽根の転轍機標識の事です。
んで、コチラ。これがテコ付きになりまして「標識付転換機」と言いま
す。矢印の部分の棒を90度回すとポイントの先端が動く仕組みです。
棒を回す事によって上に付いている矢羽根も回転します。
テコ付き
でコチラがテコ無し。
ポイントの転換は横にある「リバー」(おそらくレバーが訛ったモノ)と
呼ばれるモノを動かします。これはそのもの「転轍転換機」といいます。
ちなみに、矢羽根の下にある黒い箱の形状で分類があり、写真のは
「3号形」と呼ばれる一番軽微な装置タイプです。
標識
▲3号形
でもって、この写真は3号形とは似てますが転轍鎖錠装置がついた
「1号形」というヤツです。転換装置もエスケープクランクというものを
用いてますが・・・違いが難しいですね。
1号形
▲1号形.こちらの方が保安度が高いです
機械的にロックを掛ける構造の違いで1号形~3号形まであり、国鉄
では1号形と2号形のみ採用されいて3号形は使用禁止でした。
っと言う事で、モジュールでは保安度を上げた設定にするためテコ無
しで転轍転換機によるポイントを設置したいです。
トミックスの新型ポイントには転換機が色々入ってますが、一つだけ
約束ごとがあります。それは、本線上には、間違ってもダルマと呼ば
れる転換機を設置しては行けまん。
一番保安度が低いからです・・・大昔の国鉄時代には勝手にポイント
が切り替わる事故が発生してしまうくらい事故が多発しました。
現在でも機関車など自重の大きい車両が、頻繁に出入りする線路で
はあまり使用しません。
ダルマ
▲単純明快で一番慣れ親しい転換機
長野電鉄の須坂駅ホームには色々なタイプの転轍転換機と標識が並
べられていました。
須坂
で、もって今日はこれから23時に出る「北陸」に乗車して「墓参り」に
行って来ます。本当のお墓へ行くわけではないのですが・・・
明日泊まる場所はネットが繋がるかどうか?なのでしばらく更新が
できるかは不明です。
乗車券
▲経由が書ききれず最後は手書きになってました(^^;
雷と雨が凄い様で京浜東北線止まると困るから早めに家を出ます。