曇りの南甲府

先日奥野さんのブログに南甲府駅が載っていて、撮りわすれていた貨
物施設があったのを思い出し、昨日行ってきました。
っといっても、ヘッポコの祖父母の家がこの南甲府駅から歩いて15分
ほどの所なので、いつも気合いを入れて行かなかったのを後悔してい
ます。
身延線は本数が少ないので、電車で祖父母の家に行く時は甲府駅か
らタクシーを利用していたバチが当たりました。
今回は仕事の都合で横浜線経由となり、八王子から「かいじ」で甲府
をめざします。早速八王子駅でホキ800の観察です。
ホッパー
▲奥の建屋も古くて興味あります
丁度、ホキ工臨の組成をしていました。おそらく初狩駅の採石場まで
砕石をとりに行く工臨だと思います。
砕石
しばらくすると115系の「快速むさしの」が入線してきました。115系
のスカ色なのでとりあえず観察。
快速むさしの
▲一度乗ってみたいですが時間的にキツイです
この編成には貴重なサハ115が組み込まれており、これまたサハを
しばらく観察します。
サハナンバー
サハ
幕
▲こういう国鉄チックなのも好きです
かいじの到着まで色々撮りながら時間をつぶしてましたが、結構あっ
と言う間に時間が過ぎました。255系と並んでE257系も好きなので
今回は往復かいじです。
行きかいじ
▲253系以降も結構すきです
1時間少々で甲府駅に到着。ここから313系ワンマンの身延線に乗
換え5分足らずで南甲府駅に到着。
広い構内は線路が残っているものの、ガラーンとしていてちょっと悲
しいです。ヘッポコが小学生の頃は構内が貨車だらけでした。
南甲府構内
かつて専用線は、セメント、石油、ガスと繋がっていて、そにに見合う
数の貨車が構内を埋め尽くし狭く感じるくらいでしたが、今では専用線
部分の線路は全て撤去されています。
鈴与
▲鈴与や合資会社へ伸びていた線路.鈴与の基地は今も健在.
遊亀川橋梁
セメント線
▲奥野さんのブログにもあったセメント線も今ではブッツリ・・・
もうちょっと昔からこの分野に興味があれば・・・っとまた後悔です。東
花輪駅の専用線が無くなる時は写真を撮りに行きましたが、南甲府駅
の時はいつも見ていたからと腰を上げませんでした。
ヘッポコが小学生の頃、たしか50kmまでの子供急行料金は350円
で、南甲府駅で貨物の入換を見た後、急行富士川に乗車し、甲府駅
でも貨車の入換を見て、バスで田舎の家に戻るというコースが定番で
した。大人になっても目に焼き付けるだけで、写真は撮りませんでした。
今回は墓参りによってから、再び構内の観察です。
南甲府駅
▲駅は貨物の取り扱いが多かったため結構大きいです
今回は、もう無くなったと思っていた検重線を2年程前に車窓から発見
し、写真に撮ろう撮ろうと思っていましたが、これをまた撮ってなかった
のを奥野さんのブログ見て思い出しました。
この写真のアングルから撮るとき、晴れの日は思いっきり逆光で、夏
場は草が生い茂ってます。なので冬の曇りしか撮りに行け無いなぁ・・・
っというのが本音でした。
検重線
▲無轍差転轍器という変わったポイントです
検重線とは高速道路の料金所脇にある、トラックの積載量を計る設備
の鉄道版で貨車のまま秤に載せて過積載かどうかを計量するための
施設です。
現在の鉄道貨物がこんな状況ですから、今現役の検重線は無いと思
いますがどこかの専用線にひょっとしたら残ってるのかなぁ・・・
検重設備
貨車が通過する時は直線側を通り、計量する時は分岐線側を通り
ます。計量装置が開きッぱになってましたが、秤はそのまま入って
ました。こんな設備もモジュールに欲しいです。
計り
さて、撮影も出来て帰ろうっとした所、常永駅で異臭がするということ
で身延線が運転見合わせになっちゃいました。消防からの情報提供
があったとかで20分ほどした後、常永駅通過扱いで運転再開。しば
らく駅構内でうろついてました。
313,373
▲373系は間合いの留置中で313系は回送でやってきました
過去の教訓を生かし、ギリギリの乗換設定をしないようにしていました
が、今回は教訓が生かされました。かいじの指定券は予め購入してい
たのであぶなかったです。
かいじ
▲甲府駅では接続するあずさではなく1本後のかいじを事前に購入♪
さて、今回行きも帰りもかいじで乗車したのは8号車の半室普通車サ
ロハE257です。座席定員が少ないから静かかな?っと思いMV機
で一番端っこの座席を購入。
車内
▲予想どおり静かでした
本日の帰りも定番の「高原野菜とカツの弁当」を食べながら帰宅と
なりました。
弁当
本日の移動距離は往復207キロ。今年のお出かけはこれが最後だと
思います。ちなみに、今年のお出かけ距離は2万5千キロでした。