台湾ジャカルタの旅-前編-

Jさんの案内のもと、Osgさんと台湾経由ジャカルタへ行ってきました。勿論観光なんてありません。すべて鉄です。
スマトラ島で地震があったようですが、同行の方々含めヘッポコ工場長は無事帰宅しました。
海外旅行は12年ぶりです。最寄りの大船駅から成田エクスプレスの始発「成田エクスプレス1号」で成田空港へ向かいます。この時間帯のNEXはかなりの本数がでています。

会社の帰りにたまに利用するNEXですが、定期券併用ではグリーン車に乗れないため今回はE259初のG車にチャレンジです。
が、レザーシートでフットレストも含めちょっとイマイチです。空いている、座席がゆったり以外座り心地は普通車の方がいいです。

東京駅では高尾始発の編成と連結します。高尾編成には今回のリーダーJさんも乗車していて、定刻通りの運転です。

6+6の貫通路
で、早速飛行機に乗り込み機内食です。

約4時間で台北空港に到着しました。そこから15分程バスに乗り台湾新幹線の桃園駅へ向かいます。桃園(台北)空港―直通車705系統―新幹線桃園駅っと書いてあるみたいです。

日本の新幹線と全く一緒です。

座席や室内のにおいまで一緒でしたが、車端部にはスーツケース置き場のスペースが設置されているのが大きな違いです。


途中板橋と言う駅に停車し、2駅30分程の乗車で台北駅に到着しました。台湾は2回目ですが、当時は新幹線が無く空港から1時間以上かけて台北市内にやってきましたが、今は便利になりました。銀行みたいですが台北駅です。

台北駅の中です。外観とはエラク違い近代的です。日本もバブルはじけてなければこういう駅がもっと出来ていたかもしれません。

宿のある台北駅では、早速Jさんの案内で鉄道会社のオフィシャルショップへ。
で、初日台湾では何をしたかというと、模型屋巡りでした。合計で4軒行きましたが、最後に入ったこの「東方模型店」でマイクロのシキを購入。
日本人と分かると、紙を出してきてJ氏曰く「何が欲しいか紙に書け」と言う事だそうです。私はGMのカタログで品物を指しましたが、それは品切れでした。私が買うとき日本円でも表記し、ディスカウントをアピールしてました。最後は「シェイシェイ」っといいにっこり笑顔の店主さんが印象的でした。

街中はそのままんです・・・おそらく台湾の方が日本へ来たときもそう思うでしょう。

観光らしい物は全くしないのでせいぜい夜飯くらいはと言う事で、MRTに乗り有名な「士林夜市」へ。台湾の券売機はどこも硬貨判別の機能がわるいです。

Osgさん曰く「京急の音がする」っと笑ってましたが、シーメンス製の車両というと納得です。方向幕は「不提供載客」とあり回送の事だそうです。
座席配置はセミクロスですが、シートはプラスチック製でちょっと固く冷たいです。

士林駅に到着。観光駅のせいかチャイナチックな雰囲気です。

この街は屋台街でしたが、最近ちょっと街がキレイに整理されてしまいました。

さて、翌日4時過ぎには目が覚めたヘッポコは散歩がてら、MRTを乗りに行きました。MRTではレール削正車の広告があり磨軌車と表記されてました。

散歩も終え再び3人で在来線の樹林駅へ向かいます。近くに車庫のある駅だそうで、モーターカーなども止まっていて、いい雰囲気の駅でした。



反対線には、チキ、シキ、トキ、ワキというべき貨車が留置されていました。




ワキの妻には圧力計もあります。

構内のはずれにいた10t半キャブ!!おそらくこれが入換すると思われます。

さて、時間もなくなり「自強号」という特急で台北に戻ります。出庫の始発特急があるのでそれに乗り込みます。

うれしいことに東急車輛製のディーゼル特急でした。

台北駅に到着。

帰りは奮発してグリーン車こと「商務車」で空港へ向かいます。が、特別車両の表記類は全くなし。奮発といっても、台北-桃園間普通車は日本円で416円、G車で910円です。

日本の新幹線のG車とほとんど変わりません。

日本の場合G車は目隠しされてますが、こちらは丸見え。

のどが渇いたので車内自販機でコーラを買うと・・・常温でした(泣)
まずくて捨てましたよ・・・

程なく車販のお姉さんがやってきたので、コーヒーを買おうとしたら・・・G車はサービスでなんとコーヒーはタダ!お茶かコーヒー選べるみたいです。スナック類もすべてサービス!!
常温のコーラなんて買うんぢゃなかった・・・500円の差でこのサービスだったら、絶対商務車に乗ります。ちなみにコーラは20元で約52円。

いよいよジャカルタへ。

つづく・・・