ドバイの鉄道を見に-その1-

いつもなら、大船駅から成田エクスプレスで成田駅へ直行するのですが、今回は羽田からのフライトになります。羽田であればリムジンバスに乗るのですが、あいにく0時30分発という便であったため最終バスでは早く着きすぎてしまうのでJRで蒲田駅まで行き、そこから京急のシャトルバスで向かいました。

JALで取りましたが、エミレーツとのコードシェア便になります。上昇が終わると程なく機内食が配られます。深夜便なので真っ暗に近い中で食べましたが、ヤマシタさん曰く「料理はスゴイらしいよ」っと。たしかに、今までの機内食の中で一番美味しい機内食でした。ちなみに、料理は全てハラールです。

機内はずっと真っ暗でとにかくお休みモードです。天井にはこんなイルミネーションがありました。

約11時間弱のフライトで結構キツかったです。
で、朝食です。しばらく日本食を食べないのでライスをチョイスしました。右のおかずの下がライスです。

ドバイ国際空港に到着。着いた瞬間に荷物まとめてドアまで急ぎ足で行く方がイッパイいましたが、バスに乗って移動のようだったので焦ること無く待っていたら、なんと、前と後ろからと2箇所から降ろしてくれました。早く行っても無駄なので室内の写真撮ってました。
B777-200という小さな機材でしたが、A380とかだったら良かったのですが・・・ドバイ到着は現地時間朝6時15分です。CAさんの制服は成田とかで見ても目立ちますね。
世界一広いと言われるドバイ国際空港。バスで15分ほど走行してようやくターミナルに到着しました。他の航空会社は2社ほどしか見かけず、ドバイ国際空港はエミレーツ航空が仕切っている感じです。

ターミナルに着いたら、入国審査を受けて荷物を受け取ります。待ち時間はおよそ5分で、写真を撮られハンコを押してもらってあっけなく終了。他国の方は色々質問を受けてました。そして手荷物を受け取りに行くとカーゴカートがまだ着いていないようで、回っていません。ここで待つこと10分。と言うわけで空港をでるまで40分くらいかかります。
まずはトイレ。一番左の礼拝室のマークとPrayer Roomsの文字がイスラム教の国の雰囲気を盛り上げてくれました。

トイレはスタッフエリアの出入口のような頑丈な作りです。

晴れて外へ。でも、外へは出られずとにかく広い・・・青く光っているのは外光では無く広告です。

ミーティングポイントまで来て、高額紙幣の両替がてら腹ごしらえです。レーズンパンとコーヒーを注文。パンはアメリカ、ドイツの時と違い日本人サイズの大きさです。こりゃ食いっぱぐれること無いなぁと安心しました。

ドバイメトロレッドラインに乗ります。ターミナル3はずばり「ターミナル3駅」と直結しています。

券売機です。普通乗車券は無く、Suicaのようなモノを購入してチャージしながら乗るしかありませんが、今回は乗車が目的なので、1日乗車券を購入。普通車用とグリーン車用があり、グリーン車用を1340円で購入します。

この時の外気温は36度。列車は自動運転のため駅はすべてホームドア完備で冷房がガンガンに効いてます。
ドバイメトロの駅は殆ど同じ作りですが、ここターミナル3駅だけは上下線が分かれた2階建て構造です。

グリーン車のエリアはゴールドクラスと呼ばれてます。

この様に足下にも表示があります。車内は基本無人ですがたまに検札があるようで、その時普通車の人が乗っていると約3200円の罰金が科せられます。

時刻表はホーム上にはなく、改札付近に接近3本分が表示され、ホーム上は海外らしくカウントダウン方式です。あと3分で電車がやってきます。

アラビア語との交互表示です。私にはこれぢゃぁなんだか分かりません(^^;

無人運転なので、ゆりかもめと同じようなイメージです。

起点から2駅目なのでゴールドクラスはまだガラガラです。車内はレザーシートで一部向かい合わせの固定クロスシート構造です。

前面部はこの様な作りで、一応優先席表示がされています。

ゴールドクラスはテーブルも付いてますが、車内は飲食禁止です。イスラム教の国なので車内に限らず基本、外で飲み食いは禁止です。

コチラノーマルクラスの普通車です。

座席はモケット張りで、セミクロス構造と言った感じです。

車端には一部折りたたみシートがあります。車端部の消火器は日本と似ています。
暑い国であるが故、色調は青色の寒色が多く用いられてリゾート雰囲気満点です。

そして、Made in Japan!

軽食を摂り、この時点で8時です。この後駅を進む毎にラッシュとなりゴールドクラスといえども立ち席が出る混雑です。
一旦、荷物を預けにホテルへ向かいます。

コチラが今日の宿、77階建ての高層ホテルです。

日本では見かけない形状の建物ばかりで、どれも芸術と言った感じです。

-つづく-