池上駅橋上駅舎化-その2-

7月19日に東急池上線池上駅が橋上駅舎になりました。意外と工事が早かったです。今までの駅はと言うより、池上線の駅としてはイメージ的には大進化です。

改札階は2階か3階だかはわかりませんが、通常の橋上駅舎より改札階が高い位置にある感じです。

池上本門寺から広告料をもらっているのでしょうか。大きな看板が駅名標と共に並んでいます。東急電鉄の下に白い紙で覆われてものは、商業施設名でしょうか。さらに下にある15個の白い長方形もテナント名の看板と思われます。東急ストアでもできるのですかね。

今回の工事の目玉は構内踏切閉鎖に伴う、出入り口の新設で南口となっています。コチラの駅名標にも東急電鉄の下に白く覆われた看板があります。

東急線で唯一残っていた構内踏切ですが、今回の橋上駅舎化でコチラは姿を消しました。

構内踏切はすでに舗装が剥がされています。ガードレールはまだ残っていました。

ホームは見違えるようになりました。ただ、天井がある分、いままでの開放的な感じはなくなりました。戸越銀座駅、旗の台駅の様に木を使った駅になってます?

上りホームにはシャッターでしまっているエリアがあります。売店でもできるのでしょうか。

トイレは直接入口は見えず木製の目隠しがあります。壁面のパネルには古い駅舎の写真が貼ってありました。

壁面には色々写真が飾られています。

改良工事中の写真でしょうか。軌陸車の写真まであります。

改札コンコースは和風な感じです。

何となく、羽田の国際線ターミナルの様な感じです。

せっかくだから券売機もクラシックな感じにしてしまえばよかったと思います。

さて、池上駅は池上本門寺への参詣客の輸送を目的に池上電気鉄道が線路を敷き駅を設置したのが始まりです。
それよりも遙か以前、250年ほど前の1750年頃この浅野屋本舗がくず餅を考案し、池上本門寺への参詣客相手に名物として発売したのが始まりと言われています。ココは駅前店で、売り切れになることもあるようです。

テングサから作られるココのくず餅は防腐剤が入ってないため賞味期限は2日となっています。1人前用を購入しました。

池上はくず餅発祥の地であり、くず餅屋が4店舗あります。残り3店舗は池上本門寺への参道にあります。浅野屋本舗の本店はコチラで、駅前店の方が貫禄のある作りになっています。

コチラは藤乃屋ですが行ったときは定休日でした。ジオコレのお土産屋さんにも似て居ます。営業日に見てみたいです。

店舗の横には道標と手水鉢があります。こう言う小物もいいですね。

藤乃屋の向かい側にもくず餅屋がありコチラは池田屋です。よほど景気がいいのか、鉄筋コンクリートの建物になっています。

窓は梵鐘と思われる意匠を凝らしたものになっています。しかし、何か既視感を覚えます。

既視感はこのタイ・バンコクのスワナンプーム国際空港オブジェでした。

帰宅後、黒蜜をたっぷりかけてくず餅をいただきました。

“池上駅橋上駅舎化-その2-” への2件の返信

  1. 池上線…なかなか利用する機会がなく、池上駅も昔、スタンプラリーで利用したぐらいで、どんな駅か?覚えていませんでしたが、今回、近代的な、木を沢山使った駅に大変身して驚いています。

    駅舎の魅力だけではなく、駅周辺の甘味屋の案内もあり、見ていると一度は行きたくなります。

    今回のブログ、コロナウイルスの影響で、外出を控えているうちでは、家族で楽しめる内容でした。

    1. >建売住宅51さん
      コメントありがとうございます。
      池上線の駅は通い慣れてないと印象は残りにくいですね。
      まだ大々的に外出ができないので、近場を攻めていますが、感染者増加傾向で出かけるのをちょっとためらっちゃいます。

      くず餅、イートインもあるので一度行ってみてください。私はお店の中に入ったことありませんが(笑)

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