原宿皇族専用ホーム小変化

皇族専用ホーム(宮廷ホーム)

原宿駅に隣接して設置されている皇室専用ホーム、通称宮廷ホームですがフェンスで覆われてしまいました。側線に出入りするための門扉は設置されているので、お召し列車が入線することは可能です。

柵をアップにしてみると、上部にはトゲトゲがあり容易に進入できない様になっています。普段使用されていないとは言え、よく考えれば柵で仕切られていなかったのが不思議な感じです。

門扉へ近づいてみます。外から門扉を開けることが出来るように南京錠へ手を入れる穴が開けられています。

ホームは道路からの段差はなく、フラットに入れる様になっています。平成になってからは天皇陛下が利用されたのは数えるくらいしかありませんでした。以前は、山手貨物上り線と宮廷ホームの間に機関車留置用の線路がもう1本敷設されていました。

皇族専用ホームそのものには変化はありません。パッと見古いホームのような印象しかありません。

専用ホームの入口は固く閉ざされています。そして監視カメラだらけです。GMから貴賓車クロ157のキットが発売されたとき、箱の写真はこのホームを模型化したものが載っていました。実物があったら見てみたかったです。

出発信号機は使用中止を意味するカバーが掛けられています。普段は棒線駅となっているので、付近の信号機は全て閉そく信号機の扱いです。出発信号機の下にも防犯カメラがありました。

山手貨物線上りの信号機ですが、ココが停車場へ昇格したときはコレは上り出発信号機になると思います。第14自動閉そく信号機の識別しかありませんがどのように変化するか気になります。

余談ですが、コチラは目蒲線武蔵小山駅にあった3Aという出発相当の自動閉そく信号機です。下の方に自動閉そく信号機を意味する「〇」が付いています。同駅は普段は停留場扱いでしたが、非常渡り線を使用するときは停車場に格上げされ、「〇」をひっくり返すと「出」という標記になりこの信号機は出発信号機に格上げされます。看板が透けていて薄く「出」が見えていました。下り線側にも場内信号機に格上げされる信号機がありました。

場内に相当する信号機も、皇室専用ホームへの分岐側の信号機はカバーで覆われています。

ポイントは全て手動で、矢羽根の転てつ機標識が設置されています。分岐側は夏草でかなり覆われています。途中まではカーブ区間にあるのが意外な感じです。

原宿駅

原宿駅ホームが2面2線化されてから降りたのは初めてです。昔は臨時ホームに水車小屋とかの模型があったのですが、今は撤去されちゃったのでしょうか。

山手線はココからだとあんまりよく撮れません。

本屋口は駅舎が改良工事によりリニューアルしています。竹下口はそんなに変化はありません。

券売機脇にはコスタコーヒーのテイクアウト店があります。日本ではココだけの限定メニューもあります。最近はコンビニでもコスタコーヒーのペットボトル扱い始めてきているので、目にした方も多いと思います。

.改札の真ん前は原宿竹下通りです。おじさんには用事のないとおりですが、最近車止めのバリケードが設置されたと新聞で見た記憶があります。

駅の近くには元々はファミレスだったと思われますが、ネスカフェカフェ原宿店があります。ネスカフェながらなぜか台湾の魯肉飯(ルーローハン)もあるため、一度行ってみたいと思っています。