構内踏切

昭和な相対式ホームいじっていたらちょっと気になってきました。構内踏切について考えてみます。

中小地方鉄道では今でも現役ですが、JRや大手私鉄では支線や末端区間を残して、大都市圏からは姿が消えつつあります。

一番は安全上の理由なのはおわかりの通りです。ラッシュ時ともなれば渡り残りの旅客でいっぱいですし、駆け込み乗車のために遮断機をくぐる乗客も多数居ます。
施設的にヘッポコ工場長が身近に感じる東急では、目蒲線時代に多数存在した構内踏切は、多摩川線ワンマン時に安全上とバリアフリーの観点からすべて廃止となりました。

さておき、ジオコレの駅舎でどうするか検討します。
ココ武蔵新田駅もワンマン化の時に構内踏切が廃止となりました。駅舎に開口のある部分が構内踏切通路跡です。

先日気になった鶴見小野駅もかつては構内踏切があったようです。

東急でも同じワンマン運転をする池上線池上駅にはまだ構内踏切が残っています。ジオコレからみると駅舎がちょっとデカ過ぎます。
構内踏切の設備は、遮断機と方向指示器、警音器のみで赤い閃光灯はありませんでした。

鶴見線弁天橋駅の構内踏切ですが、こちらも閃光灯はありませんでした。

南海の高野下駅です。設備的にはどこも似たり寄ったりです。

設備的には簡単に配置できそうですが、ジオコレだと遮断機を置く場所を一ひねりしなければなりません。

でっきるかな、でっきるかな?

ウゴウゴモゴモゴっとゴン太くんが出てきそうですが、平成生まれの会社の女の子は知らないと言ってました。平成入ってすぐの頃番組終わってますからね。風邪ひいて学校休むと、この番組を見るのがとても楽しみでした。
で、何が出来るかというと奥野さんのモーターに使うトランス製作です。部品はブレーカー以外はすべて余り物でケースは当時の嘉穂無線のケースでおそらく昭和末期に購入したモノです。

シャーシーケースの加工は約1時間。
配線と取り付けは約40分で完成。奥野さん使い方が荒そうなのでブレーカーを内蔵したトランスです。スイッチは交流なので両切りタイプのネオンスイッチを採用しパイロットランプを兼ねています。
デザインは悪いですが、運転会時の使い勝手を考慮し、電源コードは前面引き出しにしました。

20分ほど電源を入れ、発煙、異臭が無い事を確認し、無負荷状態で交流13.5Vと16Vの出力を確認。今週末奥野さんの元へ旅立ちます。

車庫モジュール制御盤-その4-

仕事のヤマを超えまして、なんとか平常生活レベルに戻ってきました。そんな中、西武鉄道電車フェスタ2012in武蔵丘検修場へこの制御盤を抱えお手伝いに行ってきました。
当日の様子はほとんど撮っていないので、喜多車輌製作所さんなどをご覧ください。

とりあえず何とか完成した制御盤です。

出入庫線を含めた全景。線路間隔がユニトラック規格だったため、Osgさんのカーブモジュールも引上線の様に使えました。
左奥の車庫はヤマシタさんのモジュールです。

現在は更に塗装してます。

会場で工場長さんに「ネット探したけど、テコのつまみが売ってないですよ」と言われましたが、つまみはすべてホンモノです。即売会などで買い貯めたヤツですが、外国のメーカーからはそのものずばり「CTCノブキット」が出ています。
日本のよりは若干小型ですが、コレだけにしてしまえば全く問題ない「ノブ」というか「ツマミ」です。

ちなみに、ツマミの色はJIS規格で決まっていまして、ポイント用が黒、場内、出発信号機用が赤、入換信号機は白(民鉄は緑)などと決まっています。