綱島駅高架下バスターミナル

東急東横線綱島駅の高架下には高架橋の柱ごとに区切ったバスターミナルがあり、地方のバスターミナルを彷彿させます。

降車用に、道路上にもバス停が設けられています。最近は、バスターミナル側に鉄道改札が設置され、利便性が向上しています。

この時は東急バスの記念塗装車がいました。じっくり観察しようと思いましたが、雨なのと次の所用があったためまた別の機会に来る事にします。

さらに以前来た時は、横浜市営バスが故障していてワサワサしていたため、このときも記録しないで帰ってきました。

コチラは綱島駅からちょっと離れた場所にある臨港バスの乗り場です。何とも言えない地方感覚が好きです。

近いうちまた観察に行かないと。

鶴見線安善駅

安善駅でも下車しました。ココも木造駅舎と思われますがサイディングが施されており、見た感じ古臭く感じませんが、モルタル部分に歴史を感じます。

ホームは1面2線の島ホームで構内踏切があります。

それよりも、安善駅の魅力はアメリカ海軍への燃料輸送用タンク車、いわゆる米タンが出入りしているのが1番の魅力です。

毎日の運転ではありませんが、運転日にはディーゼル機関車での入換がみられます。

以前は機回しを基地の中で行なっていたような気がしますが、記憶違いかな?
現在は、浜安善駅跡に作られた機回し線で機回しを行い、推進運転で基地の中へ入っていきます。

機回し線の全景です。

以前は、車止めの箇所に浜安善駅の駅本屋がありました。

ココは米軍基地の真ん前で、基地にカメラを向けるとエラク怒られます。基地から出てくる機関車を構えてると、基地の警備員もコチラを凝視していましたw

この辺までくるとなんとか平和に撮れます。

米海軍の燃料基地は駅の近くにもあり、この2カ所は地下のパイプラインで繋がっています。

線路があるため。コチラにタンク車が出入りする事もあります。

以前より貨車の出入りは減った感じがします。

ただ、貨物の運転日は断然駅に活気があります。

こんな過渡期もありました。

機関車もすっかり代替りしてしまいました。

基地の見学ツアーとかあったらみにいってみたいです。

鶴見線鶴見駅

先日、寄り道して鶴見線の駅をちょっと見てみました。

鶴見駅

鶴見線は古い設備が多く残る路線で、駅舎、ホームも古いまま残っています。

鶴見線のホームは鶴見臨海鉄道が開業させたままで、意匠が古い建築となっています。

鉄骨の作りも曲線を描いてとても歴史を感じます。

美しい作りです。

ベンチは昔の目蒲線、池上線にあったような低く、長い木製のベンチです。

1,2番線を行き来する通路も曲線が用いられ、とても古めかしいです。

屋根は元々は3両分くらいしか無く、手前の部分は延長されたのでしょうか。

ホーム内の2両分まではPC枕木ですが、1号車付近は木製枕木になっています。

この木製の昇降台も歴史を感じます。

車止めは高架式の行き止まりを考慮しており、過走式の車止め装置が採用されています。

レール上に車止めが乗っているタイプではなく、スラブ面におびただしい数のアンカーボルトで設置されています。レールは車止めの手前で途切れていて、ガイドビームの摩擦で減速させるタイプです。

架線の引止めは壁が弱いのか、柱があると思われる箇所に分散して引止されていますが、バランサーはなく直止です。

渡り線は片渡り線の組み合わせやシーサスではなく、地形線形合わせてシングルスリップが採用された特殊な渡り線の線形になっています。

よく考えられています。

地形に沿って分岐器が設置されているのがよくわかります。

シングルスリップスイッチというポイントで管理は結構大変です。転てつ機番号が5と6なので、扇町駅と並んで旧式の連動装置と思われます。

昼間は20分ヘッド、1線使用です。

20分ヘッドなので、1駅ずつユックリ回ると1日かかりそうです。