小田急足柄駅留置線観察

先日、前から気になっていた足柄駅の留置線を観察してきました。その昔は日本専売公社へ専用線が延びていましたが、そちらはヤードを含め既に更地に。この留置線はどちらかというと小田原駅に付帯した留置線の意味合いが強いです。

足柄駅

乗降場部分は2面3線で上り線側のみ副本線がある構造です。

留置線は北側と南側に分かれていて、それぞれ4線ずつあります。北側は10両編成が収用できる有効長があります。

北側車庫

8000系の10両編成が1本止まっています。

8000系

北側車庫には出発信号機があり、直接小田原方向へ出庫できます。

北側出発信号機

引止柱はかごトラスビームにワイヤー支線です。電車線亘長もさほど長くないのでこれで大丈夫なようです。

引き止め

一番端の8番線の車止めは小田急なタイヤ付きのやぐらです。かつて更に奥に日本専売公社専用線の引上線がありました。

ポイント部分には延長されたガードレールが沢山あります。相模大野駅での脱線事故の対策です。

ガード

南側も4線ありますが、コチラは最大で6両編成しか入れません。

南側車庫

コチラ側には出発信号機はなく入換信号機のみで、一度北側車庫に入らないと出庫出来ません。

収用

引止柱はラット柱になっています。

ラット柱

車止めはタイヤがありません。

車止め

日本専売公社専用線

ついでに日本たばこ専用線を見に行くと、専用線の跡地は歩道になっていました。JTの工場も既に無くなっているので追いかけるのは止めます。

専用線

小田原駅でかつて見かけた小田急のトフ100です。本線の貨物輸送は既に終わっていた時代なので専売公社への出入りだったのでしょうか。

小田急トフ100
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