鉄コレ横浜市営地下鉄1000形(非冷房)3両セット

横浜市営地下鉄

横浜市南部に住んでいる人にはとても懐かしい車両が鉄コレで出ました。横浜市営地下鉄の開業当時の編成で、1000形非冷房車3両セットです。

懐かしい車両であると同時に、こんな車両が模型化されるとは思ってもいませんでした。上永谷にいたバテロコは、ゲテモノとしてHOではエッチングキットが出ていたりしましたが、旅客車がしかもNで出るとは想像もしていませんでした。

設定は伊勢佐木長者町駅~上大岡駅間開業時の編成で、非冷房3両編成です。その後5両編成期を経て現在は6両編成運転になっています。

青い線がベンチレータ直近まで回っています。

方向幕は上大岡行きとなっており、運転台コンソールなども見えていて良い感じの作りです。

走行中の写真はありませんが、東急車輌製造にて冷房改造入場時の写真がありました。手前の線路と奥の線路に1000形が見え、手前は1136の車号が読み取れます。青色が屋根までは回っていない感じですが、実際にはベンチレータ手前まで青く、汚れで見えなくなっているだけです。奥側の1000形の先には製造中の100系新幹線が止まっていて、市営地下鉄と新幹線がこんなに接近して止まっているのもシュールな感じがします。

113系1000番代【その34】

モハユニット

今回の先頭車と編成を成す中間車2両です。今回は4連で完結予定です。

貫通と室内をコチラも伊豆急ペールブルーを吹き付けました。

このキットはたしか貫通側にジャンパー栓受けを付けるはずですので、説明書を読んでみます。

青空パフェなる物がスーパーで売っていましたが、どう見てもスカ線カラーにしか見えません。脳内カメラが完成見本を投影しています。

シェル石油と横浜

貝のマークでおなじみのシェル石油ですが、日本では間もなく消滅するブランドです。シェルと言ってもすでに合併がされていて、日本では昭和シェル石油が正式名称ですが、更に出光と合併して貝殻マークは消えることが決まっています。


かなり端折るとシェル石油は、オランダが本拠地のロイヤルダッチシェルと言う社名で、創業者は横浜でライジングサン石油という油卸売り問屋を開いていました。三浦海岸で見つけた貝殻が素敵だったため祖国に帰国し石油業を始めるときに、マークと屋号を考案したものです。正式な話しはよく覚えていないので、興味のある人はググってください。

当時のライジングサン石油があったのは、横浜駅に隣接したこの場所になります。左に横浜線が居る場所は根岸線、右の鋼鈑桁のある部分は東横線の廃線跡です。

鋼鈑桁が連なり大きな川を跨いだような格好ですが、構造物名称はライジングサン陸橋という名称になっています。奥の箱桁は帷子川橋りょうです。名前の通りココがライジングサン石油の土地でした。

以前は鋼鈑桁がずっと連なっていましたが、帷子側部分は桁の掛け替えが行われて現在の箱桁になっています。

もうじきこのシェル石油は出光のマークになる予定です。ちなみに、よく間違えられるのですが、砂漠で目玉焼きを焼いていたり、バラがかちかちに凍ったCFは「モービル1」でシェルではありません。

元々シェル派だったので無くなるのは寂しいです。

コチラはタイ・バンコクで見かけたシェルのガソリンスタンドです。こうやって見ると日本と変わらないです。

模型では貝殻マークは残り続けます。