コンプ復旧

電解コンデンサの容量抜けや寿命であるようなので、全ての電解コンデンサを交換します。アキバへ向かいラジオデパート2階にある、オーディオマニア向けの部品専門店海神無線へ向かいます。このお店には30年以上通っています。

この際なので、ニチコン製ミューズというオーディオ向けの微小信号用電解コンデンサを購入してきました。最近は秋月などでも取り扱っていますが、なぜかいつもココで買います。海神無線は通販もやっています。

半田吸い取り線を当てながら電解コンデンサを全て交換します。金属キットで半田をちょっと剥がすときに使うアレと一緒です。バラバラにするときはバーナーであぶっちゃいますが、さすがに電子部品あぶるわけにはいきませんから。

完成です。

下の写真で、青い円筒のものが電解コンデンサですが、交換後の上の写真では全て金色になっています。

こんな感じです。基本アナログ回路では電解コンデンサーとリレー以外は理論上寿命はありません。ICも使用しているのは、アナログICやオペアンプなので、過電圧や過電流が加わらない限り寿命というのは存在していません。まして、カセットプレーヤーのようにモーターのような可動箇所も無いため、この手の故障時は電解コンデンサの交換でだいたい復旧します。

交換した古い電解コンデンサです。約40個交換しました。

っと言うわけでラックに組み込み音出しすると見事に復旧しました。音出ししてTHRESHOLDを目一杯あげると、ゲインリダクションレベルメータが振れました。またこの先30年は動いてくれると思います。

コンプ故障

コンプと言っても、鉄道車両や塗装用ではなく音楽機材でヤマハ製のコンプレッサーです。我が家では平成2年から使用している一番古い機材で、音録りしたあとPCM音源としてROMに焼くときなどに使用し、重要な役割をしています。

あちこち動作しなくなった部分があり、一番動きが悪くなったのはTHRESHOLD(スレッショルド)というパラメーターで、日本語で言うと「しきい値」となります。設定した音量レベルを超えるとボリュームを一瞬で下げるという部分でとても重要です。しかし、ココがバカになってしまったのでコンプとしては機能しないため分解修理してみます。中をあけるとコテコテのアナログ回路で嬉しくなります。

パネルを分解します。ついでに無水エタノールで清掃しておきます。

基板が外れたのでコレから故障修理を開始します。

現示変化ベル(単打ベル)

現示変化ベルなる物を入手したので接続してみました。コレはATCの速度情報や車内信号機の現示が変化するときに鳴る「チーン」っと言う単打ベルです。チンベルなんても言われています。

24Vで動作します。