観覧車を見に行く-その2-

トーランス空港からヘリ会社の送迎で大体の方は、ホテルとか観光地へ向かいますが、ヘッポコ工場長がリクエストしたのは辺鄙なメトロ終着駅レドンドビーチ駅です。

高架橋のこのブッツリ感がなんともたまりません。

平行して高架脇に貨物線の線路があります。

券売機で切符を購入しますが、TAPカードというICカードを$1で購入し、そこに片道乗車券とか1日乗車券や定期券を選んで購入してTAPカードに書き込むと言うイメージです。

ワクワクしながらホームへ上がると、ブッツリとした高架橋と車止めがありました。

列車がやってきました。メトロは2両固定が基本で2+2あるいは2+2+2でやってきます。

車内は2両でそれぞれの車両の運転席側を向くような座席配置になっています。座席はプラスチックにモケットを張っただけで結構痛いです。

運転台が来るところのホームはこのような旅客防護設備があります。

今まで乗ってきたのはグリーンラインと呼ばれる線で、ホテルのあるダウンタウンへは3回乗り換えがあります。最初の乗換駅ウィローブルーク駅ですが、ガイドブックによると「この辺は治安が悪い地域だが、昼間メトロに乗っている分には問題無い」とのことで安心して乗っていましたが、駅前がかなり騒々しかったです。

SHERIFFとあったので保安官のようですが、よく見るとメトロのマークが付いてます。奥の人が保安官ですが、黒い制服ではないです。

駅前の踏切ですが、遮断機が無く自分で門を開けて通るタイプです。

踏切入り口には警備員が立っています。ココからブルーラインに乗ります。

途中駅でBNSFのロゴが付いた貨車が止まっていたため、途中下車します。

奥にカマがいました。しかし、この辺は治安が良くないので近づくことは断念し、次の列車で乗換駅を目指します。

2回目の乗換駅メトロ7thストリート駅です。ホームで列車を撮っていた時は何も言われなかったのですが、トンネル内へカメラを向けたら警備員が「ノーノーノー」って言ってきました。トンネル内は撮影が厳しいみたいです。まぁ、翌日はもっと怒られましたが・・・

コチラが2回目の乗り換えで乗るレッドラインです。このアングルで撮るときは何も言われませんでした。

ダウンタウンのユニオンステーションに到着しました。ココからはアムトラックも出ています。

いやぁ、デカイ!

3回目の乗り換えでゴールドラインに乗り換え、宿の最寄り駅へ向かいます。

家1軒当たりの大きさに驚いてましたが、列車もデカイ。アメリカはスケールが違うと良く聞きますが、目の当たりにして鼻息が荒くなるばかりです。
-つづく-

観覧車を見に行く-その1-

昨日無事に帰国いたしました。今回はファーラーの観覧車とよく似た形状の観覧車を見に、ロサンゼルス・サンタモニカまで行ってきました。
この時期のロサンゼルスはオフシーズンになるためか、予約はJALで取りましたがアメリカン航空、LAN航空、マレーシア航空の4社コードシェア便で満席でした。

先月のドイツは787で結構窮屈でしたが、今回は777-300でCMでもやっている新間隔エコノミーでした。CMの通り結構足下がゆったりで楽でした。

11時間ほどでロサンゼルス国際空港に到着。ヘッポコ工場長の英語は以前、職場に海外研修生を受け入れた時、ジオスへ1年半ほど通ってましたが・・・。今回当時習った入国審査のやりとりがまさにそのままで、10年後にようやく役立ちココはすんなり通過できました。
しかし、税関での検査が結構厳しく1人当たり平均2分程かかっていて、結局空港出るまで1時間半もかかってしまいました。外へでるとアメリカンな車が沢山です。

今回は観覧車を上空からも見たいので、早速ヘリ会社の送迎でピックアップしてもらいました。ロサンゼルスの摩天楼、新宿とはスケールが違います。

車で30分ほどの所にある小空港、トーランス空港に到着です。ヘリはココから発着します。ちなみに、お世話になったヘリ会社の社長は日本の方なので日本語OKです。

手続きを済ませ、撮影目的なので外ドアを外して飛んでもらいますが、渡哲也状態は旋回の時は、掴まる場所もないのでカラダが落ちそうで結構怖かったです。とは言え、テイクオフしてすぐロスの街並みが広がります。

シェブロン(だっけな?)の石油精製所ですが、ロサンゼルスは今でも露天で石油が取れるそうです。グーグルマップでもそうですが、石油系の会社名は地図では表示されません。

マリナーデルベイと言う世界最大のヨットハーバーです。逗子マリーナしか見た事無いですが、デカイです。しかし、デカイので一番奥だと海へ出るまで30分以上かかるそうです。

15分程でサンタモニカに到着。ここで観覧車の回りを3回ほど旋回してもらい最後は管制に怒られるギリギリまで高度を下げてくれました。

そのまま山の手へ向かい、コチラはビバリーヒルズ最大と言われるお屋敷の上空。奥に見えるテニスコートと比べると、トミー規格モジュールには、この家がはいりきらない大きさです。

高校生の頃映像会社でバイトしていて、ココはあこがれの地でした。この看板を見ただけで満足ですが、よく見るとアルファベットは直線に並んでないです。

ドジャーススタジアム。上から見ると小さいですが、回りは全部駐車場で日本では考えられない駐車場の広さです。

ロサンゼルスの摩天楼、一番高いビルは300mあります。こういうのもモジュールに欲しいですが、運搬が厳しいです。

続いてロスの南西に広がる超高級住宅地へ。1軒当たりの面積が田園調布より大きいです。

家の中にプールがあります。

コチラは超の付かない高級住宅地。コチラも家にプールがあります。
道路カーブの感じから多摩田園都市にも見えますが、はぁ・・・家はデカクスケール違いますね。

高度と時間を調整しながら、なんとロサンゼルス国際空港の上を飛びます。右下の飛行機は着陸するところです。ヘッポコ工場長が空港を横切るため離陸を待たせています(爆)
空港の管制も離発着に余裕がある時間帯は、結構融通を聞いてくれるそうです。

空港モジュールは本格化させたいです。

ヤバイですねぇ。

しかし、デカイです。

再び海沿いに出てコチラはシェルです。

精製所の真ん中にある積込施設をみられるのはまさに空撮の醍醐味です。吐出口のところで1両1両切り離してあります。今の日本はタキの規格が統一されているので編成のまま石油の積卸が出来ますが、アメリカはタンク車の規格が色々あるのでしょうかね。
線路間隔が広いのでデッキも広々しており、線路横断通路も舗装されていて積込作業員さんの作業環境は良さそうです。

遠くにも、エンジンオイルで有名な76石油の精製所も見えますが、時間の都合で空港へ戻ります。
途中メトロの車庫がありましたが、驚いたことにループ線を形成しています。模型の線路が何でもありなのでは無く、世界の鉄道が何でもありだったと気がつきました。

カルチャーショックを受け、ホテルへ向かいます。
-つづく-

今日もまた曇り男

今日はストラクチャーの写真などを撮るので光線を気にするところでしたが、いつも通りの曇りとなりました。
今回のロサンゼルスはサンタモニカの観覧車を見に行くのが目的でした。ゴンドラの形状がファーラーと似ている観覧車で、日本にはおそらく無いと思われるオープンタイプです。

そして、まもなくサンタモニカまで延伸開業するメトロのカルバーシティ駅にも寄ってきました。車止めは小さく、どちらかというと停止信号が現示されている感じでした。

今宵もロサンゼルス泊です。