丸妻の川車について見てみます。
川車片運(幌付き)
Aセットの真ん中に入っているのが川車片運幌付きです。オーソドックスと言えばオーソドックスですが、色々違いがありかなり沼です。
模型では尾灯がガイコツ形の引掛式なので番号が絞られてきます。
引掛式尾灯のうち、模型で楽しむには3464、3468、3475、3493っと、かなり絞られてきます。 どちらかというと中間組込で前照灯、ATSが撤去された車両が多かったです。鉄コレでも真ん中に組成されているので、中間車の扱いだと思いますが、幌付きが前に出るとカッコいいです。
デハ3464はデハ3552と共に日立製作所に貸し出され、デハ3552に艤装されたVVVFの伴車として活躍していました。
コチラはデハ3483号ですが、幌付き、尾灯は引掛式ですが、貫通開戸の真ん中にくぼみがない鋼製扉タイプになります。模型は真ん中にくぼみがある木製扉がプロトタイプなのでのこタイプは除外になります。
ところで、3450形デザインで側面の最大の特徴は、ウインドシルがドア端まできていないことです。この手の車両はドアぎりぎりまでシルがきていますが、窓とドアの中間あたりで終わっているため、ドア周りの無骨間が和らいでいます。
-つづく-