先日のブログで桜木町駅新改札口をご紹介しましたが、実は改札口を出た横には「旧横ギャラリー」というのがあり、ここが鉄道発祥の地であることを紹介しています。
桜木町駅新南口の開設と同時期に「JR桜木町ビル」が竣工しました。
このビルの上は、JR東日本のホテルメッツとなっています。
新南口改札と並んで建っています。
ホテル側にも自動改札機が設置されていて濡れずにホテルまで行けます。
ココは旧桜木町駅舎があった場所で、駅が移転後は店舗が建ったりした時期もありましたが、20年ほど空き地が続いていました。
上の写真と同じ画角で写真を撮りました。右のビルの窓しか比較できるものがありません。
中に入るとSL何てもんぢゃなく、はるかににクラシカルな蒸気機関車と客車があります。いわゆる古典蒸気機関車です。
この場所が、明治5年に鉄道が新橋~横浜間に開業したときの横浜駅であるため、このような機関車が展示されています。
飾ってあるこの機関車は何かというと、鉄道が開業したときに運転していたイギリス製の蒸気機関車です。JR内で保存されていたものを展示しています。
2軸客車もありますが、コチラはレプリカのようです。
展示車両のために敷設されたレールは開業当時の双頭レールです。解説によると、締結装置はレプリカだそうです。
ほかには元祖、腕木式信号機がコチラもレプリカですが展示されています。厳密には合図柱の類いになります。コレは遠方信号機だそうです。
真ん中付近には灯器もあります。後に開発された信号機で、コレに球体を取り付けた信号機が、お酒のハイボールの由来とも言われています。
解説として、信号機やテコの模型もあります。
ミニ鉄道博物館といった感じになっています。
Nゲージサイズの横浜駅の模型が展示されています。こうやって見ると駅の敷地が広かったのがわかります。元々横浜の中心部は関内や伊勢佐木町だったため、横浜駅がココに設けられたのもうなずけます。
HOサイズのようですが、開業当初の機関車の模型が飾られています。
コチラはNサイズで、鉄道開業当日に式典へ向かう明治天皇のお召し列車の編成です。お召し列車って、鉄道開業初日からあったんですね。
コチラは横浜駅の内部の模型です。ココだけでも結構楽しめました。このほかにも桜木町駅自体にも色々展示物があるので見てみます。
コチラは桜木町駅の改札前にある模型です。先代の桜木町駅の雰囲気がよく出ています。駅前道路には横浜市電もあり、時代設定は昭和30年代後半~40年代前半だと思われます。
ロウレリーフ状の先代桜木町駅よく特徴が出ています。一番左の白い壁は東急東横線の桜木町駅です。
ホームの模型まであります。低運103系がやってくるところです。
こんなものまで展示されています。駅弁と一緒にお茶を買うのが定番でした。缶やペットボトルでお茶が飲めるようになったのはココ30年位の間ですからね。ヘッポコ工場長が知っているのは当然、一番右端のやつ。蓋を湯飲み代わりに飲みますが、エッジがかっちりしていて飲むとき唇に当たり、痛いときもありました。
この付近だけで1時間強楽しめました。