コロナ禍であまり出かけられませんが、ヘッポコ工場長の家からほど近いところに、特徴的な給水塔があって前々から気になっていたので散歩がてら見に行ってきました。
高架水槽(給水塔)
1960年代後半から1970年代前半に建設された団地内に水を供給するため、高いところに水槽を建設し各戸への給水を行う施設です。給水は位置エネルギーを利用しているため、谷底にある建物へも容易に給水できますが、現在では給水技術が発達したため団地でもこのような水槽を設ける必要がありません。
原宿団地高架水槽
かつては国道1号線の渋滞名所、原宿の交差点近くにある団地に高架水槽がありました。水槽は目立つので、ココを目指しながら近づくと、厳重に管理された立入禁止の看板が目にはいりました。水道事業設備なので管理者は神奈川県になっています。東急コミュニティーは管理業務を委託されているモノと思われます。
下から見上げるとUFOが刺さっているような感じで、上海の東方明珠電視塔にも見えます。横浜の上海?
基礎の部分を見てみたかったのですが、よく見えませんでした。給水用と思われるパイプが沢山でています。
銘板がありました。昭和46年竣工と言うことで50年前の水槽になります。
昭和な団地を再現するにはこの設備があった方が良さそうです。GMの公団住宅などがまさにそれです。高架水槽については、国内メーカーからはでていませんが、海外製キットでは給水塔として発売されています。