みさきまぐろっきぷで三浦へ【その5】

続いて見えてきたのは駆逐艦ラルフ・ジョンソンです。

前側に回ると更に2隻の駆逐艦が停泊しており、ココだけで3隻の駆逐艦いるのでガイドさんの案内では今日はかなり戦闘艦が入港しているとのことです。居ないときは1隻くらいしかいないとのことです。

駆逐艦は全部で7隻、そして潜水艦は4隻入港していました。

ガントリークレーンの下にも潜水艦が1隻みえます。潜水艦がいるのは珍しいとのことです。当然入港予定などは軍の機密事項なので、潜水艦が見られるか見られないかは運次第です。

海上自衛隊側の田浦港に回ると海上自衛隊にも潜水艦がいました。コレも珍しいようです。

護衛艦「ゆうぎり」を横目に旋回していきます。

今回の位置関係はこんな感じです。クルーズ船は吾妻島をぐるっと一周回る感じです。

地図:@OpenStreetMap

ココからクルーズ船は田浦の脇にある新井堀割水路を通ります。コチラは田浦側から見られない吾妻島の反対側にある燃料タンクです。この島の用途はいまだに公表されていませんし、トンネルで横須賀とつながっているとのうわさも絶えません。

コチラは田浦側でかつて米タンが出入りしていた箇所です。海沿いの電柱のある下がかつては線路でした。

フェンスの向こう側に単線の線路がありましたが、現在では軌道ははがされて道路になっています。

蒸留塔のようなものも見えてきました。

横のタンクには見慣れた黄色縦線の表記が見えます。FJ-1とあるのでディーゼル用軽油燃料のようです。

取り卸し設備にはアメリカンなタンクローリーが止まっています。

コチラの燃料はJP-5の海軍艦載機用の航空燃料表記になっています。

米タンで運んでいるのは空軍用のJP-8なので、海軍用の燃料とは明らかに違います。

田浦側の燃料基地の桟橋には外人さんのガードマンが睨みを利かせていました。

田浦側から吾妻島へ燃料パイプの取り出し口です。

コチラは吾妻島の取入口で、燃料は海底をパイプで渡しているようです。

再び海上自衛隊の長浦港に出てきました。コチラは護衛艦「あさぎり」とステルス護衛艦「もがみ」が停泊していました。

ステルス艦は無骨な恰好ですが、スマートにも見えます。表面の突起が少ない分レーダー波を跳ね返さず、上側に逃がしてしまいます。

最後に艦載ヘリを載せる護衛艦の「いずも」です。空母への改造が予定されていますが、どう見ても空母に近い形で日本の防衛力増強への期待が高まります。

ヘリが1基いましたがローターが外されていますので修理中のようです。ガイドさんによるとヘリが載っている状態が見られるのは珍しく、更にコレだけ駆逐艦や護衛艦が見られるのも稀とのことで、今回は当たり日でした。

汐入の桟橋が見えてくると、軍港巡りクルーズは終わりです。

ココのスタバは眺めがよさそうです.13

無事に帰港しました。

-つづく-