2024夏休み 甲州~関西へ【その12】

明けて翌朝、再び朝食会場で食事を摂ります。

前日よりは空いていまして、席を案内され早速食事を取りに行きます。和洋なんでもある感じで和食派のヘッポコ工場長にはありがたいです。ただ、玉子料理は一品オーダーしているので目玉焼きはパスすることにします。

大阪名物のたこ焼き、串焼きもあります。

本日はデザートもいただきます。

主食については今日はカレーではなく、シラスタラコ丼にしていただきます。

前日と同じ時間帯で前日は窓側が全部埋まっていましたが、今日はガラガラでした。
となりに見える「くれたけイン」ってホテルですが、元々旅館発祥とのことで朝食バイキングがおいしいとホテルマニアの間では噂されていますがどうなんでしょう?都内でも田町付近で山手線の車内からホテルがあることが確認できます。

朝食を終え部屋に戻り、テイクアウトコーヒーを飲みながら少し外を眺めます。この首都高の緑色のは何なのでしょう?換気塔でしょう。

コーヒーを飲み少しゆっくりした後、荷物をまとめチェックアウトします。新幹線で名古屋へ向かいますが、その前に新線延長区間の箕面萱野駅までついでなので行ってみることにします。やってきたのは北大阪急行8000系ことポールスターです。

本町駅から乗車すること約30分で終点の箕面萱野駅に到着です。

車止めはコンクリート製のがっちりしたものもですが、この先の延伸は一旦はなさそうです。

コチラは2番線の終端状況で、第三軌条も所定停止位置付近で終わっています。

ホームからはフラットで改札口に出られ、改札をでると商業施設に直結しています。

再び地下鉄に乗車して新大阪駅へやってきまして、これより豊橋停車の「ひかり号」で名古屋へ向かいます。

名古屋駅までは車内が空いているため今回も普通車に乗車していきます。G車ではないのでホーム上の自動販売機でシンカンセンスゴクカタイアイスを購入します。バニラ、メロン、いちご、ベルギーチョコレートのフレーバーで、ベルギーチョコと迷った挙句メロンにしました。メロンが一番高く430円です。

ホーム上はアイスクリームの激戦区のようで、シンカンセンスゴクカタイアイスの裏側にはサーティーワンアイスクリームの販売機が背中合わせでありました。

のぞみ号ではなく、名古屋駅まで各駅に停車する「ひかり648号」を選びました。

ひかり号なので新大阪駅を出る頃の普通車はガラガラですが、米原駅を出るとビジネス客を中心にかなり乗車してきます。出張帰りでしょうか、今日は金曜日ということもあり乗車してくると大体ビジネス客の皆さまは「プシュッ」っと自分に乾杯しています。

ヘッポコ工場長は無難な「東海道新幹線弁当」をいただきます。

東京深川のアサリめしをはじめ、浜松うなぎや名古屋のエビふりゃーなど新幹線沿線選りすぐりのおかずが入っているお弁当です。

デザートはシンカンセンスゴクカタイアイスのメロンアイスをいただきます。

すでに食べごろになっていて、「スッ」っとスプーンが入りました。ちなみに、自販機で購入の際スプーンを取り忘れると最悪ですが、最近コメディアンの方が蓋を折って食べるというライフハックが有名になりました。

鳥飼基地を眺めながらいただきます。

上り線では岐阜羽島駅到着前に見える旧三洋電機のソーラーアークはオブジェ的な感じで車窓から見えますが、この先どうなるのでしょうか。コレを見るたびに元気だった日本がまた戻ってきてほしいと思います。

名古屋駅に到着しました。

今回は駅上の定宿ではないため、名古屋市交東山線で1駅伏見駅まで乗車します。東山線ものすごい混雑で1本乗車を見送りましたが、次発もこの混雑で積み残し発生です。

-つづく-

2024夏休み 甲州~関西へ【その9】

50‰のこう配標を横目に2000系が駆け上がっていきます。写真で見ても急こう配であることがよくわかります。こんな登山電車並みの急こう配線区を通勤車がバンバン来るのははやりシュールです。

駅へ戻り藍那駅まで行ってみることにます。

支線の粟生線に乗車して3つ目の藍那駅で下車します。粟生行きを見送りホームでうろうろしていると、西鈴蘭台行きで運転していた後続列車の回し回送がやってきました。

西鈴蘭台では折返し設備がないため、西鈴蘭台行きとして運転してきた列車は、藍那駅の引上線にはいりココで折り返していきます。藍那行きとして運転してもいいと思うのですが、乗降人員が少ないから回送扱いにしているのでしょうか。3分程で折り返して出発していきます。

営業列車は右側の線路からやってきます。

この後鈴蘭台へ戻るため一旦改札を出て再入場します。精算機にコカ・コーラの広告が付いていましたが、券売機類に広告が付いているのは珍しい感じです。

無人駅ですが駅舎内は信号扱い所が併設され連動装置が置かれていると思われ、そこそこ大きな駅舎になっています。


やってきた最新の6500系上り列車に乗車し鈴蘭台駅に向かいます。

今回の移動はこんな感じです。

地図:©OpenStreetMap

鈴蘭台駅で乗り換え谷上駅に到着しました。ココからは神戸市交北神線で新神戸駅まで乗車して新幹線に乗り換えます。
左は神戸電鉄線、右は神戸市交線で神戸市交線と同一ホーム乗り換えとなっていますが、今人がいるあたりは神戸電鉄線の副本線が敷設可能な構造となっています。画面の右側から銀色の細い線のある箇所がホーム端になる予定ですが、副本線を設置するほど旅客がいないため実際には設置されることはないと思います。

神戸側を覗くとトンネルの坑口が見え、ココから神戸の中心地までずっとトンネルです。隣駅の新神戸駅までは約7kmありますが、途中に駅は1か所もありません。神戸市交北神線は元々、北神急行電鉄というこのトンネル区間1駅だけを所有する鉄道事業者でしたが、現在は神戸市交に引き継がれています。神戸電鉄とは線路幅が違うため、線路はつながっていません。

終端方向をを見てみます。引上線が2線あり車両が留置されていました。車両は神戸市交の6000形に統一されており北神急行電鉄時代の車両は昨年廃車されました。

入換信号機の進路表示機を観察すると「Y、Z」となっていますが、番線名称ではなく地点名称でしょうか。いずれ文献でも調べてみます。

西神中央行きに乗車します。全列車神戸市交の西神・山手線に乗り入れているため、朝間ラッシュ時に車庫のある名谷(みょうだに)行きが数本あるのみで、他はすべて西神中央行きです。

出発時刻になったので乗り込みます。

この区間を乗車するのは11年ぶりです。11年前は神戸市交の1000形に乗車したようですが、コチラの車両も昨年で形式消滅しています。まだホームドアが付いていませんでした。

▲2013年8月撮影.

乗車したところで車内はガラガラですが、神戸電鉄線が到着するとそこそこ乗客が乗り込んできました。神戸電鉄線よりは早く神戸・三宮に到着することができますが、元々トンネル会社だった故、運賃が高く利用者が伸び悩んだのが市交への譲渡原因です。

六甲山を貫くトンネルを急こう配で一気に駆け下り、約8分ほどで新幹線乗換駅である新神戸駅に到着です。

この後はKATO京都店へ行きますが、時間短縮のためココから新幹線で移動します。

エスカレータを乗り継いで新幹線改札口までやってきました。

券売機は1人並ぶだけですが、窓口はものすごい列ができていいます。Xなどでもやはり不慣れな人は係員さんから買った方が安心するということで、待ち時間は安心料なのでしょうか。

13時16分発の「のぞみ94号」で2駅、京都駅まで乗車します。

ミニオンのコラボかと思いましたが、関係ないような新幹線の自動改札機です。

ホームに上がると先行の「さくら」が出発していきました。

京都駅まではハザなので売店でシンカンセンスゴクカタイアイスのアイスクリームと駅弁を購入して乗り込みます。

-つづく-

2024夏休み 甲州~関西へ【その6】

「サンダーバード28号」で大阪を目指します。左奥には更に20分後に出発する「しらさぎ12号」名古屋行きが止まっています。

パッと見、500系新幹線に見えなくもないです。

北陸新幹線と違い在来線の次駅部分は、逆に今庄方の駅名表が消えてしまいました。北陸新幹線開業により、北陸本線部分だった箇所が第三セクターのハピラインふくい線になってしまったためです。

線路を見てみるとココからでは見えませんが、この先は引上線があり車止めが設置されてしまっています。

出発信号機はなく入換信号機と列停が建植されています。

前回、新幹線の車止め部分の写真を載せ忘れましたが終端部分はこのようになっています。左に分岐した線路は車両基地へ向かいます。この先、小浜方面への工事が始まるまではこのままの状態が続きます。画面右側の11番線からは車両基地へは行けず、車止めが設置されていますが、将来的には副本線を構成するので上り線に分岐器が挿入されるでしょう。

サンダーバードの車内へ乗り込むとまだ誰も乗車していませんでした。

空いているのはわかっていましたが、2列席側は西日が当たるため1人席を予約しました。

今回もG車での予約です。えきねっとで購入できるのは便利ですが、発券箇所に制限があるため、予め甲府駅で発券しておきました。

大きな売店もあったため駅弁を無事に手に入れることができました。「福井御膳 竜のめぐみ」なるお弁当です。

いくらとカニが入ったゴハンです。

おかずもしっかりと入っていておいしかったです。

敦賀駅を出発すると新幹線の車両基地などが見え、この後ループ線を上り一気に標高が上がっていきます。

トンネルが続く山間部を抜けると遠くに琵琶湖が見えてきました。

今回の乗車券はこの1周乗車券ですが、湖西・東海の手書部分があるように山科駅までしか有効でないため山科駅から新大阪駅までは別に乗車券を購入しての乗車になります。

コチラも事前に甲府駅で購入しておきました。1周乗車券は7日間有効ですが、予定がはっきりしていないのと、おそらく1週間以内には帰宅するであろうと思い、普通乗車券はあと発券としました。日数が足りなければこの部分は連続乗車券で発行してもらい、有効期限を延ばす算段でしたが、発券も大変で時間もかかるため今回は特にリクエストしませんでした。

今回の移動はこのようになります。

地図:©OpenStreetMap

吹田総合車両所が見えてくるとほどなく新大阪駅です。221系のど真ん中に電化柱が来てしまいました。

新大阪駅に到着です。JR西日本の車掌さん皆さん制帽を着用していませんが、熱中症対策でしょうか。防止被る意外と暑いですからね。

今日の宿は御堂筋線本町駅近くのため敢えて新大阪駅で下車しました。大阪駅まで行くと梅田地下街の混雑や、御堂筋線が座れないための策です。新大阪駅を出る御堂筋線は余裕で座れますが、梅田駅を出発すると混雑が激しいです。スーツケース持っていますが、混雑する車内ではとても申し訳ないです。いつも横にすべきか股に挟んで建てにすべきか考えてしまいます。

本町駅で下車し夕刻、常宿のコートヤードマリオット大阪・本町に到着しました。

-つづく-