湘南漁港巡り-造船所-

ジオコレ漁港Cに造船所が入っていますが、今まで見た漁港には造船所が併設されていたところはありませんでした。大きな漁港では造船所があるようですが、モジュールにするような規模では造船所は併設されていませんでしたが、佐島漁港の近くに造船所があったのでちょっと参考にしてみます。

造船所となっていますが、修理がメインのようです。ちなみに、この辺は新倉と付くお店が多く、新倉さんはこの辺の地主さんかもしれません。

丁度船が出て行くところでした。クルーザーのようです。ココで作られたのではなく、修理を行っていたようです。

造船所にはあと2隻いました。

船は建屋の中に引き込まれるわけではなく、スロープ上がドッグになっていてココで修理などを行っています。

右側の建物内にウインチが入っていてロープが海中まで続いています。ロープが横断中、その間この道路は通行止めになります。

クルーザーはそのまま行ってしまいましたが、ウインチが回ったままで海の中から何か引き上げています。

この台車が引き揚がってがってきました。この台車ごと海に入れて進水させるのがわかりました。

この道路の先はある程度行くと行き止まりで、地元の人しか通らなさそうですから、通行止めになっても誰も怒らないんでしょうね。

ジオコレ漁港Cにも台車が入っていますが、最近市場では見かけなくなりました。

この造船所は水産庁登録漁港ではなく、集落漁港である谷戸芝漁港に隣接しています。造船所は漁港に併設されていますが、漁港の規模には関係無い感じです。

湘南漁港巡り-久留和漁港-

今までの漁港は水揚場などがない漁港でした。建物コレクションの漁港A,Bの様な建物の配置も見てみたいと思います。

ココはかなり広い横須賀の久留和漁港です。繁華街などからは遠いためか、近くに魚が食べられる様なお店はありません。

漁港の看板がありました。コチラの看板も青色ですが、今までの看板とも様式が違います。

ココは面積は広いですが、所属船舶がそれほどでもない感じです。岸壁よりは遠いところに漁船が止められていますが、どうやってそこまで行くのでしょうかね?

今までの漁港ではないような建物が隅の方にありました。岸壁の直ぐ横に建てられています。スロープとは直角に配置されています。

漁港Aの下の部分だけのような建物がありました。近づきたいところですが、「コロナの影響で魚を扱う場所には近づかないでください」との看板があり、これ以上近づくことができませんでした。籠や水槽の様な物と、事務所のような扉が見えます。鮮魚運搬には10t車などは入ってこないと思うので、軽トラで組合員さんがお得意さんに配達する程度の規模だと思われます。

組合員の小屋もポツポツとあります。

この付近は鉄道もなく逗子駅まで30分弱バスに乗らざるを得ませんが、朝間は5分おきにバスが走っています。山が直ぐ横に迫っていますが、海を望む山の中腹には御殿のような建物が沢山建っています。別荘ではなさそうでタワマンもビックリな景色でしょうね。

湘南漁港巡り-三ケ浦漁港-

コチラは真名瀬漁港のとなりにある三ケ浦漁港です。左奥には富士山も見えています。この漁港は水産庁に登録されている第1種漁港ではなく、地元の集落で営んでいる漁港となります。地元では「さんがら」と呼ばれています。

集落漁港なので、看板はありません。幅40mほどの漁港で、スロープが設置されています。40mであれば車両2両分なので、モジュールには丁度いい規模です。

船はコレだけでした。ちょっと物足りないかんじです。

集落の漁港ですが組合があるそうで、組合員の小屋がありました。タコの看板もありますが、タコが揚がるのは希なようです。

タコにしらすと、色とりどりの幟が掲げられていました。あとは特に設備が無いので少し近辺をうろついてみます。

漁港付近は集落が集まった漁師町で、少し行くと葉山元町という街の中心部で店舗が集まる地域です。

葉山はネーミングからも最近はオシャレな建物が増えてきました。幅員減少の標識が見えます。交差点付近だけ道が広がっています。

しかし、元々古い漁師町だったため、古い建物も軒を連ねています。

ココも京急バスが通ります。道路幅員はかなり狭く、対面通行のためバスと乗用車がすれ違うのも難儀です。

ビーチサンダルや網などを扱っているお店です。夏には浮き輪が店頭に並んでいたりします。

左側の建物はスタバでしたが、先月閉店となってしまいました。葉山まで来てわざわざスタバでなくとも、っと思いますが、意外と観光客より地元の人の気分転換の場所として賑わっていました。葉山元町を過ぎると再び幅員減少の標識があり、狭隘区間となります。

三ケ浦や元町には魚の食堂が見当たらないため、真名瀬の「勇しげ」に向かいます。今回は、生しらすの入った海鮮丼(2280円)を頂くことに。

生しらす、釜揚げしらす、三崎マグロ、エビなどが入った海鮮丼はウマウマでした。

模型的には三ヶ浦漁港が丁度いい大きさです。