2024夏休み 甲州~関西へ【その10】

新神戸駅から新幹線に乗車し京都駅へ向かいます。新神戸駅は両側をトンネルに挟まれ生田川沿いに形成された谷間に設置された駅です。博多方は約8キロの神戸トンネルになっています。

東京方は約16キロ続く六甲トンネルで、このトンネルをくぐると武庫川沿いの大阪平野まで一気に抜けます。

長大トンネル区間のため架線車の横取りがありましたが、レールが撤去されています。

変状管理のマーキングはあるようですが、トンネル入口のコンクリートクラックが気になります。

乗車する「のぞみ号」がやってきました。

山陽区間ののぞみ号ですが念のために指定席を確保しました。

2列席は窓側が完売で、3列席は若干座席が残っている感じでした。ただ、3列席のほとんどはインバウンド客です。

売店で購入したお昼ご飯の駅弁とシンカンセンスゴクカタイアイスのアイスクリームをいただきます。

焼き鳥弁当はネギ間をばらした感じで、他にもつくねとうずらが入っていてビールが欲しくなる感じです。

デザートのシンカンセンスゴクカタイアイスは駅売店で購入しましたが、バニラと抹茶の二択で今回はバニラを購入です。

駅の売店で買ったのでそれほど固くはなく、丁度食べごろでした。

駅弁を食べ終えると新大阪駅で、アイスクリームを食べ終えると京都駅な感じです。京都てっぱくの横には展示用車両なのか、117系とトワイライトのちんどこ編成で連結留置されていました。

新大阪駅からはかなり乗車してきて、さらに京都駅でも乗車してきました。ココで「のぞみ94号」を見送り下車します。

京都駅、いつみてもデカいです。昔はホームからも京都タワーが見えていましたが、今では全く見えません。

奈良線のホームへ寄ると205系がいました。奈良線はまだ全線乗ったことないのでいつかはチャレンジしてみたいです。

京都駅名物中継信号機の背面を拝んで中央口へ向かいます。

夏休み中なので平日の昼間でもそこそこの人出を感じます。

中央口へ出てきましたが、コチラ側まで来るとインバウンド客が多いです。

伊勢丹の大階段を昇り9階までやってきました。暑かったので伊勢丹の中から来ればよかったと思いました。

KATO京都店にやってきまして、コチラで買い物をします。店内には外人さんが1人だけいていました。

店内は撮影OKとのことで、記録しながら色々見て回ります。

先頭車シリーズはお土産用でしょうね。

京都てっぱくを意識した感じです。

チビ凸の事業者限定品もありました。秩父鉄道、東武鉄道、伊豆箱根と色々種類があります。

今回の目当てはKATO京都店オリジナルのこのマイテ49 2です。1人2両までですが、今まで出たオリジナルマイテはすべて完売となっている人気商品です。限定品を無事に購入できて満足です。

この後は大阪へ戻りますがJRで帰ってもつまらないので、阪急の指定席車両に乗車して帰ります。市営地下鉄で四条駅まで行き阪急に乗り換えます。大阪や神戸はエスカレータがキープライトですが、京都はバラバラな感じでいつも迷ってしまい多数決の方に乗り込みます。

-つづく-

2024夏休み 甲州~関西へ【その9】

50‰のこう配標を横目に2000系が駆け上がっていきます。写真で見ても急こう配であることがよくわかります。こんな登山電車並みの急こう配線区を通勤車がバンバン来るのははやりシュールです。

駅へ戻り藍那駅まで行ってみることにます。

支線の粟生線に乗車して3つ目の藍那駅で下車します。粟生行きを見送りホームでうろうろしていると、西鈴蘭台行きで運転していた後続列車の回し回送がやってきました。

西鈴蘭台では折返し設備がないため、西鈴蘭台行きとして運転してきた列車は、藍那駅の引上線にはいりココで折り返していきます。藍那行きとして運転してもいいと思うのですが、乗降人員が少ないから回送扱いにしているのでしょうか。3分程で折り返して出発していきます。

営業列車は右側の線路からやってきます。

この後鈴蘭台へ戻るため一旦改札を出て再入場します。精算機にコカ・コーラの広告が付いていましたが、券売機類に広告が付いているのは珍しい感じです。

無人駅ですが駅舎内は信号扱い所が併設され連動装置が置かれていると思われ、そこそこ大きな駅舎になっています。


やってきた最新の6500系上り列車に乗車し鈴蘭台駅に向かいます。

今回の移動はこんな感じです。

地図:©OpenStreetMap

鈴蘭台駅で乗り換え谷上駅に到着しました。ココからは神戸市交北神線で新神戸駅まで乗車して新幹線に乗り換えます。
左は神戸電鉄線、右は神戸市交線で神戸市交線と同一ホーム乗り換えとなっていますが、今人がいるあたりは神戸電鉄線の副本線が敷設可能な構造となっています。画面の右側から銀色の細い線のある箇所がホーム端になる予定ですが、副本線を設置するほど旅客がいないため実際には設置されることはないと思います。

神戸側を覗くとトンネルの坑口が見え、ココから神戸の中心地までずっとトンネルです。隣駅の新神戸駅までは約7kmありますが、途中に駅は1か所もありません。神戸市交北神線は元々、北神急行電鉄というこのトンネル区間1駅だけを所有する鉄道事業者でしたが、現在は神戸市交に引き継がれています。神戸電鉄とは線路幅が違うため、線路はつながっていません。

終端方向をを見てみます。引上線が2線あり車両が留置されていました。車両は神戸市交の6000形に統一されており北神急行電鉄時代の車両は昨年廃車されました。

入換信号機の進路表示機を観察すると「Y、Z」となっていますが、番線名称ではなく地点名称でしょうか。いずれ文献でも調べてみます。

西神中央行きに乗車します。全列車神戸市交の西神・山手線に乗り入れているため、朝間ラッシュ時に車庫のある名谷(みょうだに)行きが数本あるのみで、他はすべて西神中央行きです。

出発時刻になったので乗り込みます。

この区間を乗車するのは11年ぶりです。11年前は神戸市交の1000形に乗車したようですが、コチラの車両も昨年で形式消滅しています。まだホームドアが付いていませんでした。

▲2013年8月撮影.

乗車したところで車内はガラガラですが、神戸電鉄線が到着するとそこそこ乗客が乗り込んできました。神戸電鉄線よりは早く神戸・三宮に到着することができますが、元々トンネル会社だった故、運賃が高く利用者が伸び悩んだのが市交への譲渡原因です。

六甲山を貫くトンネルを急こう配で一気に駆け下り、約8分ほどで新幹線乗換駅である新神戸駅に到着です。

この後はKATO京都店へ行きますが、時間短縮のためココから新幹線で移動します。

エスカレータを乗り継いで新幹線改札口までやってきました。

券売機は1人並ぶだけですが、窓口はものすごい列ができていいます。Xなどでもやはり不慣れな人は係員さんから買った方が安心するということで、待ち時間は安心料なのでしょうか。

13時16分発の「のぞみ94号」で2駅、京都駅まで乗車します。

ミニオンのコラボかと思いましたが、関係ないような新幹線の自動改札機です。

ホームに上がると先行の「さくら」が出発していきました。

京都駅まではハザなので売店でシンカンセンスゴクカタイアイスのアイスクリームと駅弁を購入して乗り込みます。

-つづく-

目黒線武蔵小杉1号踏切道廃止【その2】

6月末に廃止となった武蔵小杉1号踏切道がその後どうなったか見に行ってきました。踏切は養生枠で封鎖され、取り付け道路は鋤取されてトンネルの躯体天端が見えていました。差し筋が施行されているのでこの後防音壁などが設置されるようです。

踏切警報機の基礎は結構深く施行されていました。下がコンクリート躯体なので、間詰にコンクリートを打ってそこまで掘り下げた可能性もあります。

歩行者が踏切の反対側へ行くには地下道を通るかこのエレベータを利用することになります。

上から東横線、目黒線、市道の三重立体です。

命名された木月トンネルはこの場所の町名から命名されています。トンネル名称板も立派なものが取り付けられています。

トンネル内を歩くと工事施行中の写真が展示されていました。左の写真は鉄道工事と同時施工された状況です。上を目黒線の線路があり、前後の道路取り付け区間はまだ地山を背負ったままです。

地下道を通り海側に回ってみます。コチラはまだ近くまで行ける状況でした。同じように養生枠で中へ入れないようになっています。

擦りつけ区間の高低差はそのままですがコチラもいずれ鋤取られるのでしょう。

踏切警報機は使用停止を意味する黒ビニールをかけれていますが、一般の人から見たらゴミ袋で覆われているくらいにしか見えません。

障検類にもビニールがかけられていました。車両停止標識は10両編成の入換区間の終端を示すものです。

終点方です。ポイントの騒音軽減のため防音壁で覆われており、異様な雰囲気が漂っています。元住吉の地上では10両編成が山側車庫から下り出庫する際、出庫線の有効長が足りないためこのポイントを超えてスイッチバックしてから下り方向へ行く特殊な運用を行っています。

防音壁で覆われ沿線環境に配慮された場所ですが、出庫線が全く見えないためマニアにはちょっと残念な感じです。