インピーダンスボンド【キハ工房その1】

JNMAで購入したキハ工房の製品です。インピーダンスボンドの他に、公衆トイレはトイレ研究家として外せないため購入しました。

インピーダンスボンドを迂回するトラフも入っていますが、キハ工房ではトラフのキットも販売されているので、そちらと組み合わせると緻密な線路周りが完成します。

中性線がある一般的なタイプができあがります。

インピーダンスボンドとは、レールに流れる直流帰線電流と、同じくレールに流れている交流信号電流を振り分ける装置です。インピーダンスと言われているように、信号電流の交流に対して抵抗分となるコイルが入っています。
キハ工房のは、本体が鋳物で出来ているタイプがプロトタイプとなっている感じです。

鋳物製は、冷却のために中にオイルがひたひたに入っていましたが、最近のは下の写真のように樹脂製の容器になってオイルも入っていません。災害時にオイルが流出する可能性があるからです。

色は黒色だけではなく、グレーの物もあります。新幹線などもグレーです。写真のは終点部分なので若干形状が異なっています。配置はポイントのつなぎ目付近や信号機の近くで、絶縁継ぎ目の横辺りに設置します。

2023初夏の沖縄へ【その4】

バイキングの朝食を終え、朝イチで向かった先は首里駅で、折り返し用の渡り線を再度見学に来ました。

片渡り線になっていますが通常であれば2動と呼ばれる分岐器で、転てつ器番号にイとロがつきます。ココも2動だと思っていたら、実は4動でした。

奥の桁に21イ、手前の桁に21ニと書かれているため、イロハニの4動のようです。よく見ると直線側にある21ニが横に向いています。おそらく建築限界を避けるために桁を振っているために4動になっているのでしょう。

直線方向の桁が動くのをわかる動画です。タイムラプスで撮りました。

首里駅は対向式ホームです。ぱっと見棒線中間駅と変わり映えしません。

逆行するホーム先端には、車停と列停が建植されています。

その後、終点のてだこ浦西駅まで乗車します。雲が切れて晴れて来ました。

前回来た時は左側の線路に保守車両が留置されていましたが、今回は居ませんでした。

入換信号機は3両化に向けて移設の準備が進んでいます。

外に出ると駅の周辺では工事が盛んに行われています。駅前にはまだ何もないので、どう変化するか楽しみです。沖縄のダンプも記録できました。

その後、再び旭橋駅まで戻り那覇市内唯一と言われるビーチと、脇にあるお宮を訪れます。一の鳥居がデカくあり、奥に二の鳥居がみえます。

本殿は沖縄らしい造りをしています。中国人観光客が多く、なかなか人が切れませんでした。

波上宮(なみのうえぐう)といい、熊野神社からの勧請と言われがあります。

お宮の横がビーチになっています。左側の崖の上が波上宮です。ビーチと言っても、目の前にバイパスの高架橋があり眺めはイマイチです。

ちょっと物騒ですw

高架橋がないと眺めは最高です。

那覇の海はは恩納村あたりから見ると汚いといいますが、ここで見る限り十分きれいだと思います。

ビーチはすでに海開きされていて、キッチンカーが出ています。

肉を焼く香りが辺りに漂っています。

あまりにも暑いので一旦ホテルに戻りシャワーを浴びます。さっぱりしたところで、ホテル裏手にある定食屋さんに入ります。オフィス街でもありますが、サラリーマンを横目に冷え冷えオリオンで喉を潤します。

▲我慢しきれず,撮る前に飲んでしまいましたw

フーチャンプルを定食でいただきます。

再び付近を散策します。ストリートカートのお店がありました。

一度乗ってみたいです。

消防署がありました。那覇西消防署で、目の前の通りは西消防署通りとなっています。

消防車も観察しておきます.ポンプ車で屋根が白いのは初めて見ました。

−つづく−

踏切の種類

以前、ジオシティーのホームページにデータベース的に載せていましたが、サイトが閉鎖したためブログ形式で加筆再掲します。

踏切の種類

踏切には第1種(第1種には甲と乙の2種類)から第4種までの5種類が存在します。

第1種甲

第1種甲は踏切警報機、自動遮断機か踏切警手を配置し全列車・車両に対して交通遮断を実施するものです。主に一般的な自動踏切をさし、全列車に対して遮断をするため、夜中の工事列車などにも遮断対応します。

第1種乙


第1種乙は甲の遮断機操作を、自動遮断機か踏切警手を配置して、始発から終電まで交通遮断を行うものです。
主に踏切警手が操作する手動遮断機踏切を指さすことが多く、終電後は遮断対応しないこともあり、深夜の工事列車などには未対応となります。

▲遮断機の昇降は係員が手動で行う踏切. 列車接近時はロックがかかり操作することは出来ない.

第2種


第2種は一定の時間のみ遮断機が動作するもで、例えば7時~22時までは遮断機が動作するけど、それ以外の時間帯は第3種となるものです。遮断機付きなのに遮断機が上がっているため、無理に渡ろうとする通行者との接触事故が頻発しました。第2種には踏切警示灯と言うものが併設されていました。

第3種


第3種は踏切警報機のみで、遮断機がありません。警報機は鳴響しているのに視覚的に遮断機降りていないように見えるため、とても危険です。最近はあまり見かけないです。

第4種


第4種は踏切警報機も遮断機もなく、道交法上踏切を明示している標識があるもので、いまでも地方には沢山存在します。少し前までは逗子にもありました。

ネットの解説だと第一種乙と、第二種が混同されている記事多いです。見た事ない方が多いから無理もない感じです。

一般的に都市部では第1種甲が多く、地方には模型にもってこいの第4種踏切が数多くあります。しかし、第4種は危険なため国交省も第1種へ格上げの助言をしていますが、膨大な資金が必要となるため企業努力の範囲に任されているのが現実です。