2017初冬パリ・ドイツへ-その4-

基本的には観光とかはしませんが、せっかくですので地下鉄乗るついでに凱旋門とエッフェル塔を見に行ってきます。パリの地下鉄運賃はゾーン均一方式となっていて、行きたいところは全て「ゾーン1」のエリア内でした。目的地が路線図から探せないと運賃が分からないと言うこれまた厳しい仕打ちです。以前の日本の首都圏がどこもそうでした。

券売機です。

タッチパネル風ですが違いました。

このミキサー車のタンクの様な銀色の所をクルクルと回して、左右のボタンで決定するというもの。ドイツ語を選択しましたが、これまたお札は使えません。面倒臭いのと路線図が欲しいので窓口で買うことにしました。

実は地下鉄については事前知識ナシできましたので、路線図持っていないと切符も買えません。自分へのチャレンジです。
ゾーン1は1.90ユーロで約280円と御堂筋線並みですが、均一と言うことでヨシとします。

何故路線図が要るかというと、目的地のその路線の終点を探します。
「Louis Aragon」っとあります。(写真は車内路線図です)

で、乗るときに方向幕で判断します。

ホームの入口にどっち方面と表示されている駅が殆どないのです。文字も読めませんが(爆)
ココまででフランスの鉄道における案内は全てにおいてかなり悪い印象です。

フランクリン・D・ルーズベルト駅で下車します。いきなり日本語標記が出てきたりして海外観光客が多いことが分かります。
ベンチはオッサレーです。

駅入るときは自動改札機を通りますが、出るときは自動ドアで勝手に出て行けるため、乗車券は手元に残ります。

外へ出るとシャンゼリゼ通りでとてもオッサレーです。

世界で一番良い場所のマックだと思います。

横断歩道へ出ると凱旋門が見えました。平らだと思っていたのですが、凱旋門へ向かって緩い上り坂となっています。

凱旋門です。何か下で儀式の様なモノが行われていて、警察官が周りの交通を遮断していました。

-つづく-

2017初冬パリ・ドイツへ-その3-

RERに乗りパリ北駅に到着です。パリ北駅はフランス語でGare du Nord「ガール・デュ・ノール」と言うみたいですが、列車の自動放送を聞いていると発音は「ギャルデュノン」って感じです。翌日試しにギャルデュノンって言ったら全然通じました。到着したのは42番線地下ホームです。

噂に聞いていた通りパリ北駅はスーパーダンジョンです。京王新線新宿駅から西武新宿駅まで無知の人間が地下街だけで行く様な迷路です。ご覧の通り案内盤はわからんちんで、初の旅行者には厳しい駅です。

パリ北駅から乗り換えてパリ東駅へ1駅だけ地下鉄に乗りたいのに20分も彷徨きました。

地下鉄の写真を撮ろうと思ったらホームギリギリの有効長しか有りません。トンネル断面もギリギリです。

2分ほどでパリ東駅に到着です。駅は工事中のようでした。

列車が着いて皆さん乗るとき躊躇していて、よく見ると犬がでーんっと。盲導犬とかでは無さそうで、他の方も普通に犬連れて乗車しています。

パリ東駅もよくわからない作りですが、上へ行く階段を見つけて地上へ何とか出られました。重厚な作りです。

地図を頼りにホテルを探すと小さい入口だけ有りました。

通り過ぎちゃいそうな入口ですが、今宵の宿ホテル・ル・マルセルに到着です。

おパリは物価が高いのか、どのホテルも値段が高く、この程度のホテルで1泊153ユーロ(約21,000円)です。

しかもシャワーの出し方が分からず、フロントへ聞いたら係員さんがやってきました。カランの下側にボタンがあり水圧がかかると切り替わらないと言う厄介者でした。しかし、ココのホテルマンは皆さんフレンドリーで助かりました。

とは言っても、パリ東駅の駅前なので移動は楽チンです。かっこいい駅舎もよく見えます。
時刻は現地時間16時過ぎで、家を出てから18時間の移動でした。シャワーを浴びてせっかくなので観光でもしようかと思います。

17時過ぎですっかり真っ暗になっていました。パリ東駅の駅前意外と狭くゴチャゴチャしています。

TGVですが、よくわかりません。

コチラはオール2階建てのTGVデュープレックスです。最近模型もカトーから発売されてますが、塗色は新色だった様な。

ゴッツイ車止めです。推進で来た客車列車などはバッファーをココに当てて止めるんだと思います。

自動改札機の設置工事が行われているようです。


-つづく-

2017初冬パリ・ドイツへ-その2-

トイレを出て手荷物受取所へ向かいます。「出口」っと漢字で書かれているのでこの辺では迷うことはありません。

RERという空港連絡鉄道のようなもので市内へ向かいます。その看板に従いパリジェンヌの後を追います。

途中から電車の絵とエッフェル塔の絵が出てきたので、市内方面への行き方が一目瞭然です。

横っちょの文字は意味不明ですが、とにかくエッフェル塔を追いかけます。

パリと書かれたエッフェル塔の絵と共に乗り場がありました。着いたばかりでスリを警戒しているため写真が斜めっています。出発前に、旅慣れた人でもスリに遭ったと脅されていてちょっとビビってます。
11,12番線が乗り場のようです。

乗り場の向かい側にフランス国鉄SNCFのロゴと共に券売機がありました。お札の入れる場所は無く、硬貨かクレジットカードしか使えません。入国後両替をしてお札で購入しようとすると厳しい仕打ちに遭いますが、横に両替機があるようです。しかし、カード社会です。

言語は4つから選べるのでドイツ語を選択。

乗車券の大きさは日本のB型とD型乗車券の中間と言った感じですが、厚みは倍くらい有ります。空港からパリ市内まで10.30ユーロ(約1400円)です。

出発案内がありますが、書いてある内容はワカランチンです。でも11,12番の乗り場案内があるのでどれでも行きそうです。今回はパリ北駅を目指します。

自動改札機に切符を入れて入ります。で、ココまででスリらしい人物には遭遇しませんでした。握手されている間にポケットに手を入れられたとか、スマホを歩きざまに取られたとか、色々聞いていましたが、周りは警官だらけでおそらくスリは居なくなったと思われます。

トイレがオッサレーだったので駅もちょっと期待しましたが、普通の駅でした。

列車もそんなにオッサレーではありません。

写真では明るく写っていますが、薄暗く車内も汚いです。出発直前隣のホームに列車が入ってきましたが、そちらの方が新しい列車でコチラは古いタイプだったようです。

列車は出発すると地下区間を進みます。案内はドア上にある路線図のみです。ご覧の通り結構暗いんです。

車内は一駅毎に乗客が増えていき、パリ北駅に着く頃には移動がこんなになる位の乗車率です。話しには聞いていましたが乗客の半分は黒人さんで、植民地時代の影響だと思いますが、皆さん流暢なフランス語(多分)を話していたため、フランス生まれなのだと思います。
列車は空港を出て3駅位進むと地上に出ました。

-つづく-