2024夏休み 甲州~関西へ【その9】

50‰のこう配標を横目に2000系が駆け上がっていきます。写真で見ても急こう配であることがよくわかります。こんな登山電車並みの急こう配線区を通勤車がバンバン来るのははやりシュールです。

駅へ戻り藍那駅まで行ってみることにます。

支線の粟生線に乗車して3つ目の藍那駅で下車します。粟生行きを見送りホームでうろうろしていると、西鈴蘭台行きで運転していた後続列車の回し回送がやってきました。

西鈴蘭台では折返し設備がないため、西鈴蘭台行きとして運転してきた列車は、藍那駅の引上線にはいりココで折り返していきます。藍那行きとして運転してもいいと思うのですが、乗降人員が少ないから回送扱いにしているのでしょうか。3分程で折り返して出発していきます。

営業列車は右側の線路からやってきます。

この後鈴蘭台へ戻るため一旦改札を出て再入場します。精算機にコカ・コーラの広告が付いていましたが、券売機類に広告が付いているのは珍しい感じです。

無人駅ですが駅舎内は信号扱い所が併設され連動装置が置かれていると思われ、そこそこ大きな駅舎になっています。


やってきた最新の6500系上り列車に乗車し鈴蘭台駅に向かいます。

今回の移動はこんな感じです。

地図:©OpenStreetMap

鈴蘭台駅で乗り換え谷上駅に到着しました。ココからは神戸市交北神線で新神戸駅まで乗車して新幹線に乗り換えます。
左は神戸電鉄線、右は神戸市交線で神戸市交線と同一ホーム乗り換えとなっていますが、今人がいるあたりは神戸電鉄線の副本線が敷設可能な構造となっています。画面の右側から銀色の細い線のある箇所がホーム端になる予定ですが、副本線を設置するほど旅客がいないため実際には設置されることはないと思います。

神戸側を覗くとトンネルの坑口が見え、ココから神戸の中心地までずっとトンネルです。隣駅の新神戸駅までは約7kmありますが、途中に駅は1か所もありません。神戸市交北神線は元々、北神急行電鉄というこのトンネル区間1駅だけを所有する鉄道事業者でしたが、現在は神戸市交に引き継がれています。神戸電鉄とは線路幅が違うため、線路はつながっていません。

終端方向をを見てみます。引上線が2線あり車両が留置されていました。車両は神戸市交の6000形に統一されており北神急行電鉄時代の車両は昨年廃車されました。

入換信号機の進路表示機を観察すると「Y、Z」となっていますが、番線名称ではなく地点名称でしょうか。いずれ文献でも調べてみます。

西神中央行きに乗車します。全列車神戸市交の西神・山手線に乗り入れているため、朝間ラッシュ時に車庫のある名谷(みょうだに)行きが数本あるのみで、他はすべて西神中央行きです。

出発時刻になったので乗り込みます。

この区間を乗車するのは11年ぶりです。11年前は神戸市交の1000形に乗車したようですが、コチラの車両も昨年で形式消滅しています。まだホームドアが付いていませんでした。

▲2013年8月撮影.

乗車したところで車内はガラガラですが、神戸電鉄線が到着するとそこそこ乗客が乗り込んできました。神戸電鉄線よりは早く神戸・三宮に到着することができますが、元々トンネル会社だった故、運賃が高く利用者が伸び悩んだのが市交への譲渡原因です。

六甲山を貫くトンネルを急こう配で一気に駆け下り、約8分ほどで新幹線乗換駅である新神戸駅に到着です。

この後はKATO京都店へ行きますが、時間短縮のためココから新幹線で移動します。

エスカレータを乗り継いで新幹線改札口までやってきました。

券売機は1人並ぶだけですが、窓口はものすごい列ができていいます。Xなどでもやはり不慣れな人は係員さんから買った方が安心するということで、待ち時間は安心料なのでしょうか。

13時16分発の「のぞみ94号」で2駅、京都駅まで乗車します。

ミニオンのコラボかと思いましたが、関係ないような新幹線の自動改札機です。

ホームに上がると先行の「さくら」が出発していきました。

京都駅まではハザなので売店でシンカンセンスゴクカタイアイスのアイスクリームと駅弁を購入して乗り込みます。

-つづく-

静鉄1000形体験運転

5月に行われた静鉄長沼車庫の一般開放で、1000形体験運転の募集をめにし、申し込みをして運転しました。参加費は10000円でした。

当日の運転は1008の編成です。

運転区間は洗浄線となっている5番線から駅前踏切の手前までの区間です。洗浄台から乗り込み車内へ入ります。

資料や運転証明書などを受け取り、運転台で機器の説明を受けます。説明は運転士さんではなく、帽子に色付き蛇腹があった方なので、乗務職場の助役さんクラスだと思います。

っということで説明が終わると、ギャラリーの背面添乗で運転開始です。

この3現示の入換信号機の指差喚呼もしっかりと行います。

その後は車止め方向に運転して、再度踏切側へ向かい、再び車止め方向と、2往復で交代となります。車止め方向は15m程手前で終了となります。

その後は、プロがギリギリまで詰めてくれまして、運転区間の有効長を有効に使い次の人と交代です。

運転も楽しかったですが、車内の写真などが撮れたことが一番うれしかったです。

1000形はもう先が長くないでしょうね。

しずてつ・グランシップトレインフェスタ2024(その2)

A3000形は緑色が展示されていました。車内にも入れるようになっていましたが、個人的には1000形の展示が良かったです。

検車庫の中には1000形1011の編成とクハA3509がいました。クモハの方は足場が組まれて、隣の奥にいました。

コレはそろそろ運用から外れるような気がします。

方向幕は通常の幕でした。

クハA3509の妻面です。時期的にもう重要部検査の時期でしょうか。

クモハ1001は無垢の状態で車庫の奥に押し込まれています。今後の動向が気になります。

きれいな状態です。

方向幕は現在運転休止中の「急行」が表示されていました。

モーターカーも奥の方にいました。300円払うとヘルメットを貸してくれて、車庫の中を見学できるツアーをやっていましたが、結構並んでいたので諦めました。

続いて徒歩で東静岡のグランシップへ向かいます。

コチラの会場はグランシップトレインフェスタです。

大ホールと書かれた小さな入口から入ります。

いつも通りの光景が広がっていました。

入ってすぐ新幹線の試験車がありました。

ワキにコキフが往年の貨物列車って感じです。

静鉄もありました。A3000形はカツミあたりで見た記憶もありますが、1000形も出ていたんですね。2両編成だと遊びやすい感じです。

コチラは上田丸子電鉄時代の車両と地方私鉄モジュールです。

丸窓電車が上田丸子電鉄の貨車を牽引しています。車両は無線DCCで運転されていました。

-つづく-