はまりんフェスタ2018

横浜市営地下鉄4号線ことグリーンラインの川和車庫で行われた、はまりんフェスタに行って来ました。当日は関東各所で様々な鉄道イベントが行われていてどこへ行くか迷っちゃう位ですが、混雑が嫌いなのでヘビーマニアは絶対こなさそうな川和にしました。
日吉駅から乗車します。大江戸線もどきのリニアモーター駆動小型断面車です。腕を伸ばすと脚立でも使用したかのようなアングルになります。

車止め側を覗くと鶴見への延伸工事はまだ始まっていません。

車体が小さいので車内は圧迫感があります。沿線開発は今でも進み続けており年々混雑も酷くなり、毎金曜日には最終列車以降に臨電を出す位でした。

20分程で川和町駅に到着。

車庫があるため出入庫線は留置線を兼用しています。

線路沿いは開発途中と言った感じですが・・・

直角に交わる旧道は、駅前を過ぎると直ぐ歩道も無い細い対面通行の道路になります。

出入庫線に沿って5分ほど歩いて到着です。

車庫の完成からは12年ほどなのでまだ綺麗です。

車庫は電留線9線、機械洗車機の先に洗浄線2線と保線基地3線、レールヤード1線、転削線1線、状態機能検査線3線という模型向きに凝縮された車庫です。

転削線は架線が張られていません。

まず向かったのは保線基地。プラッサーのレール探傷車EM30がいました。はまりんが前面窓下に居ます。

モーターカーは北陸重機製でした。松山製の1社独占だった東急も最近は北陸製が導入されてきていて、関東圏でも地味にシェアを伸ばしてきています。とは言っても、市営なので入札制になっているとは思いますが。

建築限界測定車はこの感じだと東光かキトーな様です。

市営なのでバスもイッパイ来ていました。が、人も多くゆっくり写真が撮れませんでした。コレはトヨタの燃料電池バス。

都筑署の「都筑2」が来ていました。東急電車まつりでも「青葉2」が来ていました。第2ポンプ隊がこう言うの買って出るのでしょうかね。緊急時はコレが1番乗りなので何事も無いことを祈ります。

食べ物の屋台のエリアには、はまりんに加えてなんか懐かしいパスモロボットがいました。

検査庫へ入ります。まだ新しくいまどきの検査場の勉強になります。

ろうそくピット構造です。

色々な幕を出しています。整理券をもらってちびっ子達は運転台で記念撮影しています。


LEDなので行き先は全駅入っているようです。

その他にちびっ子達が乗れるのは洗車体験列車にこの電気部の高所作業車です。どちらも1時間待ちとかでした。

検査場の裏側も観察しておきます。

滝頭の市電保存館からは模型の出展がありました。

コントローラーは専用のようです。RF製カメラを仕込んだカメラカーが活躍していました。

ザッと見終えて、中山駅から帰ることにします。中山駅から根岸駅への延伸工事もまだ始まっていません。

中山駅に到着です。空港リムジンが乗り入れているんですねぇ。

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ペデデッキが出来てからすっかり駅の入口がわかりにくくなったJR中山駅です。

ハマ線で帰宅となりました。


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東高島駅界隈散策

かつては横浜の貨物取扱駅として存在した東高島駅ですが、現在は貨物の車扱いは無く信号場としての機能のみで残っています。しかし、付近は港湾・倉庫街としてまだまだ活況があります。先日の瑞穂ふ頭と共に、この付近を散策しました。

位置関係はこんな感じで、左上辺りが横浜駅になります。東高島駅以外は現存しない駅です。

東高島駅の一番鶴見側になり、画面右側の万年塀の向こう辺りが瑞穂ふ頭へ向かう専用線になっています。この区間は複線+1線で左2線が本線で、一番右側は各専用線に繋がる通路線になり現在も副本線と引上線の役目を果たしています。

コチラは駅中心方向になります。右2線が本線で、副本線にはリバー転換器と転てつ標識が残っています。転換器は2014年使用停止と書かれていましたが実際にはもっと前から使うことは無かったと思います。分岐した先は左側の三井倉庫へ行っていた専用線です。

三井倉庫自体は稼働していて海に面しています。

鶴見側から見た駅中心部です。専用線部分は車止めが設けられて数本の留置線があるのみです。左側の分岐専用線には車止め標識が設けられています。

留置線部分の奥にチキが止まっていました。

車止めの先の急カーブは横浜市場駅に繋がっていました。

駅中心部分には駅本屋があります。

貨物上屋も残っていました。

正面入口の後ろには日清製油に向かっていた橋りょうがそのまま残っています。大昔には東海道線まで繋がっていたのをトワマニか何かに書いてあった記憶が・・・レンガ橋脚になっていて、相当の大昔のものと思われます。

下路鋼鈑桁の上には37キロ程度のレールが敷かれたままになっています。

踏切が鳴ったので待ってみます。ブルーサンダーが引く根岸行きのタンク車が第4浦島橋りょうを通過していきました。

暖かくなってきたせいか、思ったより短い編成でした。

更に終点方へ移動してみます。宝町踏切という場所にやってきました。しかし、地名は栄町となっています。

鶴見方を見ていますが、奥は滝ノ川橋りょうで、手前の有道床橋は横浜市場へ向かう道路を跨ぐ宝町架道橋です。右側にチキが見えます。

終点方になります。ココからは単線になり桜木町駅へ続いています。かつては複線のまま隣にあった広大な高島貨物駅に繋がっていましたが、再開発に伴い単線になってしまいました。

この付近は問屋さんが多く現在でも盛んに営業していて、鉄道貨物だけが衰退した印象です。

しかし、横を向くとこんな感じで、目の前まで再開発が迫っていて20年前の新宿を彷彿させます。左側の家屋は、いつか再開発の波に飲み込まれてしまうのかもしれません。

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相模大塚探索

先日のかつ丼を食べに行く途中、相模大塚駅から厚木基地専用線の方を見に行ってみました。

引上線はまだあります。奥に見えている駅はさがみ野駅です。

引上線からの出発は入換信号機で振り分けられているようで、進路表示機には「C1」と「セ」とあり「セ」は専用線の意味でしょうか。

厚木基地への米軍燃料輸送が終了となってから今年で20年になりますが、基地側からの入換信号機は今でも停止が現示されたままです。

上の写真の反対側です。L型フェンスの箇所には赤道があります。

入換信号機の背向に車両停止標識が設置されていてこの先は非連動だったようです。比較的低柱の信号機に対しても点検梯子が設置されていて、趣味的には面白いですが、裏を返すと組合がしっかりしている事業者だと言うことが分かります。

12年前、2006年に来たときの様子です。分岐箇所に茶色の家がありましたが、今回は無くなっていました。L型フェンスも設置されていません。

赤道は今でも通れる様になっていました。

基地側へ移動し、県道を横切る踏切部分には踏切警報機が設置されたままで、今でも稼働しそうな感じです。緊張が高まる中、日本に有事が発生した場合は使用が再開されるのでしょうか。

踏切から駅側を見ると街コレにある様な電路柱で、き電線は無かったようです。

基地側もヘロヘロ感が良い雰囲気です。ココは映画「スローなブギにしてくれ」で、古尾谷雅人が運転するバイクに浅野温子を乗せて線路上を奥の方から走ってきて2人で買い物に行くシーンで使われていました。今ではそんな許可降りないでしょうね。
映画は東福生駅の横に家がある設定で、貨物も含め八高線が出てきます。ラストシーンは八高線のキハ20に浅野温子が乗って、浅野がどこかに行ってしまう設定です。

更に先の踏切もまだありました。

器具箱が道路に張り出しています。クルマがぶつかるリスクが高そうです。

ッと言うことでこの先は行かずに、本線側へ戻ります。ちなみに2006年の時は基地内の石油取り卸し線に線路が続いていました。今は剥がされているようです。

 
本線側へ戻ると、保線基地があります。砕石のストックヤードのようでペイローダーや軌陸ミニユンボがいて、民地側は防音壁が設置されています。

この手の物置初めて見ました。中に何が入っているか気になります。右側のはトロ台車の高所作業用アタッチメントのようです。

門扉部分は防音壁が途切れています。

踏切を挟んで横浜側はピット庫になっていて、マルタイが入っていました。

油脂庫も良い雰囲気です。

コチラ側にも門扉があります。

雑然とした保線基地を期待しましたが、ちょっと残念でした。駅へ戻ると乗ってきた4+4の各駅が海老名から戻って入庫していました。


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