ドイツへ2015-その8-

デンマーク側の連絡船接続駅、レズビュー駅に到着です。宇高連絡船の宇野、高松駅と同じような位置関係です。

駅名、私は読めません。そして、周りにはなにもありません。

実は遅れた原因がココにもありまして、主要駅で警察官が車内を巡回し、難民系と思われる人たちの職務質問に加え、降ろすという事があり列車が遅延しました。
レズビュー駅到着後、10人位デンマークの警察官が乗り込んできて、何人か降ろされてました。右は車掌さんで、運転士さんとやはりまた「仕方ないね」みたいな会話(想像です)をしてました。左の3人は警察官でさらに黒人系の旅客を降ろして職務質問していました。

残りの警察官が車内から降りてきてようやくICEは出発していきましたが、ヘッポコ工場長はココで下車します。何も無い駅でひとりぼっちです。
ごつい車止め。

かつては貨物の取扱いがあったと思われます。

駅舎はフェリー乗り場を兼ねており、この先は一応国境のため降りることが出来ません。

お菓子と飲み物の自動販売機があるだけです。ところが、帰りのフェリーの券売機や、この自動販売機をヘッポコ工場長は使用出来ませんでした。デンマークの通貨を持っていなかったのです!
自動販売機の現金はユーロが使えません。フェリーの券売機はカードが使えましたが、デンマーク語とドイツ語で何が書いて有るやら・・・かなり焦ってきました。

そうこうしているうちに、あの列車がやってきました。

で、そうこうしているうちにあっという間に出発していきました。ハンブルクへ行く列車だったようなので、乗れば良かったのですが、何せあっという間に出発。

ッというわけで、列車を載せてフェリーも行ってしまいました。ちなみに、ココを通るドイツ行きの列車は1日4本です。

ピシャリッと門も閉め切られ、線路の先がなんだか恋しいです。

券売機でウロウロしていたら、徒歩でお客さんの親切なおばあちゃんが券売機の使い方を教えてくれまして無事購入。40クローネだったので、750円位です。
次のフェリーの到着を一日千秋の思いで待ってました。ちなみに、徒歩でのお客さんはこのおばあちゃんと、出発直前に来た人の3人だけでした。
10分程してフェリーが出発です。列車の積載もなく船内はガラガラです。犬を連れたお客さんがいました。

右往左往で途方に暮れて、船内でやっとの昼食はカレーソーセージ。前の人の盛りつけを見て、ポテトを減らしてもらいました。ちなみにコレで半分の量です。

自動車でのお客さんも少ないようで、フードコートもガラガラです。

列車が載っていない時は普通に自動車が止まっています。

ッというわけで、ドイツ側へ戻ってきました。プットガルデン駅へ行くと、純粋カラーのICEがデンマークへ向けて出発するところでした。

-つづく-

行灯式車止標識

最近の首都圏の車止標識は、白☓標示の部分が反射材を用いたモノが多くなっていますが、JRや東京メトロでは更新されても行灯式(自光式)のモノが多く採用されています。

更新されると白色LEDの行灯式になるようで、電球のものは数が減ってきてます。
模型では自光式はイモンでこのようなモノが発売されていますが、Nではトミックスのコンクリート式の車止めにあるのみです。かつてエンドウも自光式でしたが。

国鉄時代も含めJRなんかは爽快に並んでいました。

地方ではまだまだ電球で現役のところがあります。コレは伊予鉄です。

車止標識の抜けている部分は乳白色の板が差し込まれていますが、同じく伊予鉄ではガラスのみで中の電球が丸見えのもありました。

西武は比較的最近まで多く採用されていました。コレはレオライナーの西武球場前駅です。

2003年の西武球場前駅です。まだ行灯式の車止標識でした。

国鉄で言う第1種車止に当たる砂利タイプに用いられる車止の標識は、古枕木の上に乗っているのが私鉄では多くみられました。

多摩川線にはこんな強者までありました。

西武球場前駅は今では反射材の標識に交換されてしまいました。

ボワァっと点灯している方が郷愁を感じるので、模型でチャレンジしてみたいです。

津覇車両

製作途中の我が小船工場はアイデアが無く行き詰まっていましたが、仲間内で津覇車両の写真を見せてもらった時いい感じだったので、ココを見に行きたいと思っていました。
どういう使われたかをしているかは分かりませんが、屋外の本線側に出場間近の車両がいました。足場は悪そうです。

上の写真と反対側の起点方引上線。転てつ小屋らしきモノもあり、運転業務は東武の人がやるのでしょうかね。
この辺を見て一気にイメージ沸きました。境界が高さ1m程度のネットフェンスだけというのはマニアには嬉しい限りです。

部品も沢山置いてあり雰囲気もいいです。

産廃置き場も良い雰囲気です。MIDから出ていたような。

電源が要るわけですから自家変電設備も必要になります。

クラはサイディングを変えたようで、近代的な感じですが、この時の被害で改修したのかな。

平日にまた行ってみたいと思います。