台湾ジャカルタの旅-後編-

台北から一路ジャカルタへ!
香港経由のため一度香港で下ろされます。とは言ってもよくわからず、Jさんに付いていくだけですが、1時間ほどのフライトですが搭乗後早速昼食の機内食です。ビーフヌードルでした。

香港で一度下ろされ・・・

再び搭乗し、フライト後すぐに夕食の機内食。チキンライスを選びましたが、全くカラダを動かしておらず、喰ってばかりでそんなにお腹には入りませ。左上は豆腐かと思いご飯と一緒に食べたら、レモンチーズケーキでした(泣)

約5時間何もやる事もなく、疲れてきます。入国カードに記入しいよいよジャカルタに到着です。
ビザを購入し22時10分に入国手続きに並びましたが、ヘッポコの順番が来たのは23時15分過ぎ・・・しかし、ヘッポコの入国審査1分もかかりませんでした。Jさん曰くジャカルタでは日本人の審査は全く緩いそうです。

空港からホテルまでタクシーで約1時間。日付が変わりとりあえず寝ます。イスラム教徒の国でもあり朝3時半ごろ近くのモスクから朝のお祈りが聞こえてきまして、聞き入ってしまいコレで目が覚めたためホテルの近くを散歩しました。散歩の途中色々ありましたが、6時から朝食を摂り6時半出発でコタ駅へ向かいます。
曇り男の異名をもつヘッポコ工場長ですが、ジャカルタはスコール上がりの曇りです。ちなみに、台北も雨の予報でしたが、行く先々は雨が上がり曇りでした。
トランスジャカルタという公営バスでコタ駅に向かいます。バスは専用レーンを走ります。
乗り込んだバスはギュウギュウでしたが、独立記念塔とかを過ぎた辺りで半分くらい下車。

30分程でコタ駅に到着。駅前はものすごい露店ですが、Jさん曰く食い物は買うな!と言う事です。ナイキのマークが入ったヘッドホンとか売ってまして、JさんはベンツマークのTシャツ売っているのを見た事があるそうです。ナイキのヘッドホン買ってくればよかった・・・

ジャカルタは初めてでとにかくJさんに付いていくだけ。切符の購入も言葉がわからないため、すべてJさんにお任せ!
コタ駅の切符売り場です。照明はなく掲示板の明かりだけで薄暗いです。
いよいよ日本車に!



こちらは入換でやってきたディーゼル機関車。客車特急も牽引しますが、ツーサイクルエンジンのバイクみたいなエンジン音でちょっと不安になります。


現地車両はオープンドア!しかし屋根に人がいません・・・


屋根上の人、期待していましたが・・・
Jさんの翻訳によると「今年から屋根上に乗るなキャンペーン」が始まったとの事でした。駅には屋根上で感電して丸焦げになった死体の写真付きポスターも貼られており、ポスターには「あなたも屋根に乗るとこうなります」と書かれているそうです。


しかし、線路と道路は同じ感覚のようでこの辺はまだまだ変化せず残ると思います。駅では何も無いのにただ座っているだけや非合法露天など、一種の社交場と化してます。




鉄道の仕事はほとんどが人海戦術で行われています。楽しようという以前に、まだ機械類がそれほど普及してないんですね。50年前の日本の様です。

荷レが来ましたが、フォークやターレットも無くすべて人海戦術。

一通り電車の撮影が終わり、ボゴール駅へ向かいます。
途中駅では屋根に登れないよう、有刺鉄線とバリケードが設置されていました。

やっとこさで日本車の終点ボゴール駅に到着。車庫が併設されていました。途中駅止まりの色々な列車を乗り継いで来ましたが、最後に乗ったのは東急8007Fの8両編成で、側面に急行菊名行きが出てました。
駅間は4キロほどあり速度も100キロと快調な走りをしていて、東急時代よりもよく走っていたのでは無いかと思います。

05系の試運転がやってきました。

コタから折り返しで乗ったのは都営のクルマです。車内販売がひっきりなしにやってきますが、すべて非合法の営業。
飲み物や食べ物のほか、カチューシャや携帯カバーなど謎の販売も多いです。

一番の謎はボタン電池専門の販売です。乾電池はなくボタン電池のみで、ヘッポコは一番フレンドリーだったこの電池屋さんから走るバスコレに使えるマクセル製LR44を購入。
周りの現地人がゲラゲラ笑っているためJさんに聞くと、外国人が買うのが珍しいとの事でした。ちなみに、2個入りで50円ほどです。海外企業の下請け工場が多い街なので、電池も工場直販で安いそうです。

途中駅からは空いているドアの無い列車が来たのでコレに乗車しました。あのギュウギュウでは乗りたくありませんが、これなら安心です。
さっきの電池屋さんがドアのところに「腰掛けろ」とゲラゲラ笑ってまして、75キロほどのスピードでしたが、ヘッポコには無理です。
ボゴールまでは40キロほどで列車は日中30分おきです。行って帰ってくるともう15時過ぎで帰宅ラッシュも始まりかけました。
再びトランスジャカルタで帰宅しますが、市内はものすごい混雑です。

昼食を食べ損ねたのでちょっと早めの夕食を摂るため、Jさん行きつけのレストランへ。ちょっと前までスコールがあった様ですが、曇り男なのでヘッポコが降り立つ頃には上がりました。
白バイ、旗付きベンツ、SUV-PCと要人のクルマと思われます。

レストランに入りあこがれのコーラススが飲めました。コーラ+練乳のものすごく甘いコーラです。

このあとバーガーキングへ行くため、現地のうどんとシュウマイで軽く摂ります。


その後2人はお疲れで一足先にホテルへ。ヘッポコは街を探索に行きます。ここで3輪タクシーを撮っていたらみんなに声をかけられ、服を引っ張られ・・・どうも3輪タクシー乗り場だったらしく外国人カモ客と思われたようです。勿論すぐに逃げました。

そのほか近くのデパートにも入りましたが、あるフロアはイスラム教徒の洋服売り場があり、店員さんが不思議な顔でヘッポコをじっくり見てました。日本人は全く行く事の無い場所らしく店員さんも変に思っていた様です。とは後でJさんから聞きしりました。
散歩してもハラが減らないためコンビニに寄り、ホテルへ向かいます。またセブンイレブンです。

甘いジュース類しか売っていなく「りょくちゃ」とあったので、購入すると砂糖入りジャスミン茶でした。砂糖の入っていない物はジャカルタでは全く売っていません。水だけです。ブラックコーヒーを見つけたので購入しようとたら賞味期限は2006年でやめました。
バーガーキングへ行く元気がなく床につきます・・・

翌日はいよいよ帰宅です。12時間かけて・・・
機内食1食目の朝食です。パンは油っぽく中はパサパサのジャカルタ仕様。

香港で乗り換え機内食2食目の昼食。再びチキンライス。今度はレモンケーキと豆腐を間違えずに食後に食しました。

再度台湾で乗り換え「お魚か牛肉です」と聞かれ牛肉をチョイス。3食目の機内食で夕食です。パンはふっくらおいしい、日本寄りの仕上がりでした。チョコチップケーキはとてもおいしくお土産で売っていたら買いたいくらいでした。

映画も見飽きたのでフライト画面をずっとにらめっこです。

ジャカルタを出てから12時間10分で成田に到着しました。遅れて到着したため最終の成田エクスプレスに間に合うか冷や冷やしましたが、なんとか5分前にホームへ到着しました。帰りもG車で、寝ながら帰りました。

駆け足旅行でしたがどこ行っても面白かったです。おそらく年内にまた行くと思います。
最後までお読み頂ありがとうございました。

台湾ジャカルタの旅-前編-

Jさんの案内のもと、Osgさんと台湾経由ジャカルタへ行ってきました。勿論観光なんてありません。すべて鉄です。
スマトラ島で地震があったようですが、同行の方々含めヘッポコ工場長は無事帰宅しました。
海外旅行は12年ぶりです。最寄りの大船駅から成田エクスプレスの始発「成田エクスプレス1号」で成田空港へ向かいます。この時間帯のNEXはかなりの本数がでています。

会社の帰りにたまに利用するNEXですが、定期券併用ではグリーン車に乗れないため今回はE259初のG車にチャレンジです。
が、レザーシートでフットレストも含めちょっとイマイチです。空いている、座席がゆったり以外座り心地は普通車の方がいいです。

東京駅では高尾始発の編成と連結します。高尾編成には今回のリーダーJさんも乗車していて、定刻通りの運転です。

6+6の貫通路
で、早速飛行機に乗り込み機内食です。

約4時間で台北空港に到着しました。そこから15分程バスに乗り台湾新幹線の桃園駅へ向かいます。桃園(台北)空港―直通車705系統―新幹線桃園駅っと書いてあるみたいです。

日本の新幹線と全く一緒です。

座席や室内のにおいまで一緒でしたが、車端部にはスーツケース置き場のスペースが設置されているのが大きな違いです。


途中板橋と言う駅に停車し、2駅30分程の乗車で台北駅に到着しました。台湾は2回目ですが、当時は新幹線が無く空港から1時間以上かけて台北市内にやってきましたが、今は便利になりました。銀行みたいですが台北駅です。

台北駅の中です。外観とはエラク違い近代的です。日本もバブルはじけてなければこういう駅がもっと出来ていたかもしれません。

宿のある台北駅では、早速Jさんの案内で鉄道会社のオフィシャルショップへ。
で、初日台湾では何をしたかというと、模型屋巡りでした。合計で4軒行きましたが、最後に入ったこの「東方模型店」でマイクロのシキを購入。
日本人と分かると、紙を出してきてJ氏曰く「何が欲しいか紙に書け」と言う事だそうです。私はGMのカタログで品物を指しましたが、それは品切れでした。私が買うとき日本円でも表記し、ディスカウントをアピールしてました。最後は「シェイシェイ」っといいにっこり笑顔の店主さんが印象的でした。

街中はそのままんです・・・おそらく台湾の方が日本へ来たときもそう思うでしょう。

観光らしい物は全くしないのでせいぜい夜飯くらいはと言う事で、MRTに乗り有名な「士林夜市」へ。台湾の券売機はどこも硬貨判別の機能がわるいです。

Osgさん曰く「京急の音がする」っと笑ってましたが、シーメンス製の車両というと納得です。方向幕は「不提供載客」とあり回送の事だそうです。
座席配置はセミクロスですが、シートはプラスチック製でちょっと固く冷たいです。

士林駅に到着。観光駅のせいかチャイナチックな雰囲気です。

この街は屋台街でしたが、最近ちょっと街がキレイに整理されてしまいました。

さて、翌日4時過ぎには目が覚めたヘッポコは散歩がてら、MRTを乗りに行きました。MRTではレール削正車の広告があり磨軌車と表記されてました。

散歩も終え再び3人で在来線の樹林駅へ向かいます。近くに車庫のある駅だそうで、モーターカーなども止まっていて、いい雰囲気の駅でした。



反対線には、チキ、シキ、トキ、ワキというべき貨車が留置されていました。




ワキの妻には圧力計もあります。

構内のはずれにいた10t半キャブ!!おそらくこれが入換すると思われます。

さて、時間もなくなり「自強号」という特急で台北に戻ります。出庫の始発特急があるのでそれに乗り込みます。

うれしいことに東急車輛製のディーゼル特急でした。

台北駅に到着。

帰りは奮発してグリーン車こと「商務車」で空港へ向かいます。が、特別車両の表記類は全くなし。奮発といっても、台北-桃園間普通車は日本円で416円、G車で910円です。

日本の新幹線のG車とほとんど変わりません。

日本の場合G車は目隠しされてますが、こちらは丸見え。

のどが渇いたので車内自販機でコーラを買うと・・・常温でした(泣)
まずくて捨てましたよ・・・

程なく車販のお姉さんがやってきたので、コーヒーを買おうとしたら・・・G車はサービスでなんとコーヒーはタダ!お茶かコーヒー選べるみたいです。スナック類もすべてサービス!!
常温のコーラなんて買うんぢゃなかった・・・500円の差でこのサービスだったら、絶対商務車に乗ります。ちなみにコーラは20元で約52円。

いよいよジャカルタへ。

つづく・・・

さらに南下

昨日は午前中台湾の車庫のある駅に行き貨車を見てきました。

そして、午後からは香港乗換えで赤道を超えインドネシアにやってきました。台湾を出たのが14時でインドネシア・ジャカルタの到着が10時10分。入国審査を終えたのが11時15分とヘロヘロになり到着しました。