2024夏休み 甲州~関西へ【その5】

棒線駅の糸魚川駅で「はくたか号」を待ちます。

定刻にやってきましたが、先頭車の乗務員室より乗務員さんが顔を出していました。車掌さんが最前部に乗車し到着監視しているようです。

はくたか561号敦賀行きに乗車します。

G車の指定をとりましたが、デッキの出入口部分は結構重厚な作りです。

が、乗車してから気が付きましがグランクラスがあったのでコチラに乗車すればよかったと後悔です。予約段階ではグランクラスの設定があることに全くのノーマークでした。

G車に乗車しましたがかなりの乗車率で、すでに予約した座席の通路側にはサラリーマンが着席していました。グランクラスがどのくらいの乗車率か知る由もありませんが、おそらくG車よりは空いていたと思います。

えきねっとで予約した時は全然カラガラだったのですが、ここ数日で乗車率が上がったようです。

E7系は初めて乗車したので色々観察して回ります。電動シートは感激ですが車歴はそこそこあるので、色々な箇所がくたびれていました。

サニタリエリアも観察します。バリアフリートイレは大型というか縦長な感じです。

女性用トイレもあり女性客には嬉しいかもしません。

となりの通路側にいたサラリーマンは富山駅で下車し、金沢駅を過ぎると車内はガラガラになりました。

敦賀駅に到着です。

ホームの床は木目調の床材になっています。

駅名表の右側には駅名がありませんが、将来は小浜方面の駅名が書かれることでしょう。

この先は車両基地があり、本線上は車止めで終わっています。

この時は自動改札機の設置数は過剰設置と思いましたが、東海道新幹線の代替えとなるときはコレでも足りくらいだというのをテレビニュース見て感じました。

糸魚川駅では買えなかった駅弁ですが敦賀駅では買えそうなので調達します。

エスカレータを降り、サンダーバードが発着するホームへ向かいます。33番線とかヨーロッパの様な感じですが、番台分けしているのでこのようなかんじです。

サンダーバード28号で新大阪駅まで乗車します。

サンダーバードは15年ぶりくらいの乗車です。

-つづく-

2024夏休み 甲州~関西へ【その4】

ようやくサーバ管理が安定しましたので通常更新が出来そうです。ブログサーバではなくレンタルサーバにブログを置いているのでトラブルと自分で解決しなければならずなかなかしんどいです。

大糸線のキハ120に乗車し糸魚川駅を目指して日本海側へ抜けます。

列車に乗車したのはおそらくヘッポコ工場長が最後で、出発1分前だったため着席は期待していませんでした。車内はご覧の通りです。あずさ号が到着する前に普通列車が1本到着しているため、そちらの乗客がすでに着席しています。1時間ほどの乗車ですが、景色がきれいな区間を走行するため最後尾から立席で景色を楽しみます。

最後尾から南小谷駅を見送ります。乗車してきたあずさ5号が停車しています。一見意味不明な脱線分岐器がありましたが、おそらく非電化区間へ侵入させないための措置と思われます。

山間の何もない区間を列車はひた走ります。南小谷駅はサミットを超えたあたりの立地なので、糸魚川駅へ向かっては緩い下り勾配が連続しています。残念ながら気動車のエギゾースト音を堪能することはできませんでした。

線路は姫川沿いに敷設されており、何度も姫川を渡ります。

大糸線の非電化区間である南小谷駅~糸魚川駅間では、この根知駅のみ上下交換ができます。かつては、もう2か所ほど交換できましたが現在では交換設備が撤去されています。交換設備が1か所しかないため列車の増発ができず、試験的に増発対応はバスが行っています。

1時間ほどで日本海側の街、糸魚川駅に到着です。

ココまでの移動はこんな感じです。

地図:© OpenStreetMap contributors

在来線で、JR東海の車両を挟まずにJR西日本の車両に乗れるのはなんとなく新鮮な感じがしました。

JR西日本の書体です。

大糸線が発着する4番線は車止めで終わっていました。

車止めは過走式車止めになっています。

新幹線に乗り換えますが、中間改札ではなく一旦改札外に出る感じです。

お昼ご飯を食べていないので駅弁でも買おうかと思いましたが、セブンイレブンには駅弁はなく普通のコンビニ弁当だけだったので購入を断念します。

バスなどの乗換案内のディスプレがありました。見やすいような・・・列車とバスが一緒になっているので初見ではちょっと難しいです。

新幹線乗り場に回ると、新幹線券売機前に「券売機利用者用」と書かれた椅子が並べられていました。休日はきっと旅行不案内旅客で椅子がいっぱいになると思われます。

新幹線改札はこぢんまりしています。

各駅停車の「はくたか」号しか止まらないため1時間に1本しか新幹線が来ません。

ココから長野駅まではまだ未乗区間のため、何れ乗車してみたいと思います。

ホームへあがりますが、線路は棒線の駅です。

-つづく-

2024夏休み 甲州~関西へ【その3】

翌朝、起床すると曇り空でしたが、盆地特有の曇り空で8時頃から雲が取れてきました。

朝食無料とのことで、フロント裏のラウンジへ向かいます。

時間帯もあるのでしょうが、かなり空いていてゆったりと食事が摂れました。

壁コンセントにUSB-Cがあるのはなかなかです。ビジネス客が多いと思われます。

朝食は嬉しい和食でした。ゴハンや卵はお代わり自由で、そのほかに玉子料理のリクエストもできます。

朝食後、ちょっと横になりチェックアウトします。

今回の乗車券は1周乗車券で、この後は大阪まで行く予定です。糸魚川へ抜けるため、一日に1本だけある南小谷行きのあずさ号に乗車します。

ホテルを出て3分ほどで甲府駅に到着します。

乗車するのは、あずさ5号南小谷行きです。南小谷駅で大糸線との接続は9分程ですが、既に5分遅延して運転しているようで、改札口を外に出る時間はなさそうです。

5分延でやってきました。

今回もえきねっとで予約したG車に乗車します。

コレは信濃大町駅を出てから撮影しましたが、殆どの乗客は松本駅で下車しました。

夏の景色を堪能で、小淵沢駅を過ぎるととにかく景色がきれいでした。

松本駅まではG車もそこそこの乗車率です。上諏訪駅では前後にいたビジネスマンが下車していきました。諏訪市にはセイコーエプソンなどの大企業があるせいか、ビジネス利用がそこそこあるように感じました。

南松本駅ではタンク車も堪能。

EF64-1000も見られました。

12両編成で運転していたあずさ5号は、松本駅で後ろ3両を切り離し9両編成で大糸線内を走行します。大糸線内に入ると標高が高いせいか若干雲が多くなってきました。E127系100番台を見たのは初めてなような気もします。

曇り気味になってきました。車掌さんの案内放送で「進行方向左側に湖が3つ見えてきます」とのことで、誰も乗車していないので車内を行ったり来たりしていました。木崎湖、青木湖などがあり青木湖は大好きな横溝正史の「犬神家の一族」の足が逆さまに立っているアレの撮影地です。手前にはすでにすすきがなびいています。

青木湖付近が分水嶺となり、少し進んだ姫川は日本海に注ぐ川となりますが水がとてもきれいです。

そうこうしているうちに1分短縮の4分延で南小谷駅に到着しました。乗り換え時間は5分しかありません。

しかもG車は9両編成のうち前から4両目で、乗り換え階段は最後部にしかありません。スーツケースも持ち歩いているため、駅舎を出ての撮影は諦めて乗り換えに専念します。

乗り換え客がどのくらいいたかわかりませんが、1両編成に乗り換えます。

キハ52の頃に乗車しようと思っていましたが、夢か敵わずそれから15年後ようやく大糸線完乗となります。

-つづく-