横須賀線武蔵小杉駅下りホーム新設工事【その2】

横須賀線武蔵小杉駅は、島ホームから上下別ホームにするため、ホームの新設工事が行われている武蔵小杉駅です。

前回の記事はコチラをご覧ください。

新南改札移設

下りホームへ上がるための階段も新設するため、横須賀線口の改札機の位置がいままでより15mほど横浜方へセットバックしています。

元々改札機のあった場所は黒いゴムマットが敷かれています。

以前は改札機を通ると直ぐホームに上がるエスカレータがありましたが、今はかなり遠くなってしまいました。

▲2019年撮影.

いま駅務室のある場所はNECへの出入口でしたが、NECへの出入口も後退しています。

下りホーム新設工事

横浜方のホームスラブの構築は完了したようで、列車防護用の養生枠で覆い尽くされています。

建築限界の縮小区間であることを示す看板が立っています。

東横線初代5000系急行と折り返し設備

コチラは、東急初代5000系による急行5両編成で、貫通5両の編成になっています。急行列車は渋谷行きで祐天寺駅に差し掛かるところですが、背向の片渡り線がみえます。この渡り線は祐天寺行きがあった頃の名残です。3RAという入換信号機が写っています。
高架になってからも同じ位置に渡り線がありましたが、高架化されてからの渡り線は日比谷線内で事故が発生した場合、直通列車が行き場を失ったときの非常用折り返し設備でした。

▲伊藤忠興氏撮影.祐天寺駅.

コチラは5200系4両編成による渋谷行き急行列車です。後に見える跨線橋は新丸子駅で、右に無蓋車が沢山止まっているところは、かつて新丸子行きの折り返し列車が折り返していた引上線です。

▲伊藤忠興氏撮影.新丸子~武蔵小杉間.

高架前の新丸子駅です。渡り線と折り返し線が見えます。高架前の新丸子駅はかなり魅力的な駅でした。

左側の行き止まり線がかつての折り返し線です。有効長は80m程ありましたが、写真の時点で高架化工事のプレハブ事務所が設置され、有効長は50m程に短縮されています。

碑文谷工場【その2】

碑文谷工場にいる営団3000系

先日ご紹介した碑文谷工場に集結している営団3000系ですが、このまま東横線の乗務員習熟訓練にも使用されました。

▲左3044,右3062.伊藤忠興氏撮影.

3062の編成は方向幕が間に合わなかったのか、紙に回送と旧字体で書かれています。

伊藤忠興氏撮影

営団3000系習熟運転

日比谷線乗り入れ開業前に東横線の乗務員習熟訓練を兼ねて、営団3000系は東横線の各停運用に付いていました。方向幕は入っていないため、車掌台側に行き先をかいた手製サボを掲出しています。開業前の2週間ほど行われてました。

▲代官山駅にて.伊藤忠興氏撮影.

それから約50年後副都心線乗り入れを控えて営団7000系が地上渋谷駅に顔を出していたのは、何となくつながる物を感じます。