江の島八坂神社例祭【後編】

最初のうちはマッタリと皆さん撮影していましたが・・・

小動神社の御神輿が、八坂神社の御神輿をお迎えし一緒になると、通りはもうひっちゃかめっちゃかですw

江ノ電の職員さんも警戒に当たり、無線で接近情報のやり取りをしながら列車を通過させます。担ぎ手の方も慣れたもので、列車が来るとサッと左右に散ります。タイのメークロン市場を連想させます。

一行は腰越駅までやってきて併用区間は一旦ココで終わりです。このあと小動神社へ行き再びココを通って、八坂神社の御神輿は海を渡り江の島へ戻ります。

併用区間とはいえ、普段は自動車もそこそこ通っているので、列車にココまで接近して撮れるのはこの日くらいと思います。

十分に見学できたので、腰越駅から列車に乗車し鎌倉で水分補給食事をして帰ることにします。

御神輿が通り過ぎても併用区間はまだまだ警戒中です。ほどなく鎌倉行きがやってきました。

ホーム有効長が短いため、鎌倉方の1両はホームからはみ出て停車します。車内はご覧の通りかなりの混雑です。

が、着席研究家であるヘッポコ工場長は、車内を見渡し鎌倉高校の学生さんと思われる旅客がいたためその前に立つと案の定、鎌倉高校前駅で下車して難なく座ることができました。

終点の鎌倉駅までは乗車せず、一駅手前の和田塚駅で下車します。

和田塚駅から徒歩3分の所にあるバーで水分補給をします。前回も紹介しておりますが、鎌倉銀行の建物を再利用した「ザ・バンク」というバーです。

15時から営業しているので、昼間は観光客が多く満席となることもありますが、この日は地元の方でいっぱいでした。ヘッポコ工場長が入店してから2組ほど立て続けに入店して満席となりました

一口飲んぢゃいましたが、鎌倉地ビールのスカイウォーカーで喉を潤します。カシスの効いた夏に飲むとさっぱりとした地ビールで、地元の酒屋さんでも購入できます。神様にもおすそ分けです。

夜に行くとこんな感じでとても落ち着いて飲むことができます。

古い建物の様子がわかります。2階もありますが、ギャラリーラウンジとなっており立食でドリンクを楽しむこともできます。

ドリンクをオーダーするとチャームが出てきます。お通しですが、バーなのでチャームです。バゲットにビーフが載ったもので、これまた飲み物がすすみます。

そのほかにツマミで鎌倉野菜のピクルスをオーダーします。コチラも程よい酸味が夏の暑さを忘れさせてくれます。

しかし、それでもまだ暑いので、モヒートを注文してクールダウンします。

ザ・バンクを出て更に次のお店に行きます。和田塚駅から鎌倉駅に向けて移動する途中にあるスペインバルです。コチラでスペインの生ビール「ガルシアビール」と湘南産のシラスを載せたビンチョスをいただきます。

お昼を食べていないのでかなりお腹は空いています。パエリアやアヒージョもありますが、スペイン風オムレツのトルティージャを焼いてもらいます。小腹が満たされたので次のお店に移ります。

3軒目は、隣にあるビーガン向け料理がある「御成横丁」に入ます。

まずは鎌倉ビール頂きます。

そして、ビーガン寿司をいただきます。夏にはさっぱりとした野菜寿司です。左からパプリカ、オクラ、トウモロコシ、白ネギ、トマトです。さっぱりとした酢飯にあいます。

そしてビーガンカレーを頂き本日は満腹となり終了です。お肉は使用せず大豆ミートと玉ねぎを使用したさっぱりカレーです。3軒のハシゴはかなり満腹です。

この時点で17時半くらいでして、江の島に戻りお祭りのクライマックスを見ようかとも思いましたが、江ノ電がエラク混んでいるので帰ることにします。

やってくる横須賀線は11両編成ですが、最後尾は座れるため最後尾に並び着席して帰宅しました。

夏本番は目前です。

-おわり-

江の島八坂神社例祭【前編】

江ノ電の道路併用区間を御神輿が通る、江の島にある八坂神社のお祭りを見に行ってきました。江ノ電利用だと混雑し時間もかかるため、大船駅から湘南モノレールで江ノ電を目指します。

大船駅から乗車する際座席は埋まってますが、意外と地元の人が多いため、2、3駅ですぐ座席が空きます。優先席が空いていたのでコチラに着席します。向かいの少年たちはゲームに夢中で、座る際足がぶつかったので謝りましたが、全く持ってゲームに夢中です。

次の駅で少年たちは下車して直ぐに進行方向に座れ、終点が近づく頃には車内はかなり空いてきました。遠方信号機の向こうに海が見えます。

終点の湘南江の島駅に到着しました。改札が混雑するのでサッサと抜けて、駅ビルから下を見ると道路は裏道も含め既に大渋滞しています。右の道路はまっすぐ行くと江ノ電併用区間を抜けて、小動(こゆるぎ)交差点から国道134号線で鎌倉方面に行けますが、今日は通行止めため片瀬東浜の狭い交差点に出されてしまうため大渋滞です。左の裏道は、江ノ電併用区間の手前で右の道に合流する裏道です。

併用区間の末端である瀧口寺前までやってくると御神輿が見えたため、少し待つと江ノ電がやってきました。御神輿は14時まで昼休中です。

鎌倉方に355が連結された編成も走っていましたが、2両編成も走っていてコチラに当たると地獄ですね。

併用区間は車両通行止めとなっていて、自転車も降りるように注意されていました。

山車があったりお祭りムード満点です。

コチラの御神輿は氏神様である小動神社の御神輿です。江の島にある江島神社の末社である八坂神社の御神輿をここでお迎えして、2基で併用区間を練り歩き小動神社を目指します。御神輿越しに江ノ電の遠方信号機が見えます。

周りの方々は電車がいつくるか気にしていましたが、ヘッポコ工場長は遠方信号機の現示で接近を感知していましたw
っと言っても直線に近いので、腰越駅に列車が到着するのが目視でも確認できました。湘南モノレールの遠方信号機は3位式のため4現示でしたが、江ノ電は2位式のため2現示です。

14時過ぎになると、江の島から海を渡って八坂神社の御神輿の一行がやってきました。地元の方々は海を渡ってきた労を労い拍手でお迎えです。天狗の猿田彦大神もやってきました。

そして一行の中には賽銭箱の部隊がおり、皆さま御賽銭をあげています。

お賽銭を入れると榊の様なものと麦をくれます。麦はそのままムシャムシャと食べられます。榊ではありませんが神様からの返礼品として、神棚や玄関先など神聖な場所に一年間お祀りします。

八坂神社の御神輿がやってくるとクライマックスになります。

丁度、列車が接近し目の前でしばらく御神輿が止まっていたので御利益がある気がするします。

−つづく−

穴八幡宮参拝から都電へ

今年も早稲田にある穴八幡宮へ「一陽来復」という御守を頂きにお参りしてきました。我が家は昔から商売をしているので、この一陽来復とお酉さんは毎年譲受しています。

一の鳥居の根元が遠くから見ると猫の足に見えるのですが、実は鳥居が亀さんの上に載っています。

こばるの提灯を思い出します。

以前は古風な本殿でしたが、30年ほど前に建て替えられた立派な作りになりました。この日は大安で天気も良かったです。「一陽来復」は冬至から節分の間に買うことができ、大晦日の晩か節分の晩にその年の方角に向けて御守を壁に貼ります。恵方巻を向いて食べる方角です。

御守のほかお札なども頂いて帰ります。

今年のではありませんが、このようにその年の方角に合わせて御守を柱や壁に貼ります。

穴八幡宮、またの名を高田八幡宮と言います。

坂の途中に立っているので、本殿裏側は自家用車を乗り付けてご祈祷などをするための入口がありますが、ココ数年御守がものすごい人気が出てきたため、一陽来復の期間中はコチラが側からの入場が制限されています。以前はクルマで行っていってこの中に止めていましたが、ここ数年は電車で行ってます。この日も御守を求めて中国、台湾からの参詣客もいました。

本殿へ向かって相当階段を上がります。この崖を成形しているとき穴がありその中から黄金の像が出てきたことをお祀りしたのが始まりと言われています。

大安ともなると行列ができるのですが、この日は大安にも関わらずご覧の通りガラガラでした。やってきた参詣客も「えっ?」ってみな口々に言っていました。社務所で御守をもらうのに並び、本殿でお参りするのも並び大体半日かかりますが、拍子抜けでした。

露天もたくさん出ていますが、子供向けの露天ではなくどちらかというと開運系のグッズなどが多い感じです。

コロナ中は露天がなく手水舎が見えていました。

今はぎっちりです。招き猫やトウガラシ、高島易団の暦など大人向けの露天です。幸運を呼ぶまねきねこの露天はジオコレにはないです。逆に、やきそば、たこ焼き、ケバブの類は全くありません😂

柚子飴美味しそうです。コチラもジオコレにはない露天です。

ココはいつも購入している根付の御守を売っているところです。

お参りを済ませ、東西線、湘南新宿ラインでそのまま帰ってもいいのですが、久々に都電にでも乗ろうかと思い10分ほど歩いて都電早稲田停留場に到着です。

都電はいまだに土曜ダイヤが存在するようですが、見た感じ休日ダイヤより朝7、8時台が若干多い感じです。

早稲田駅は終点なのでコンクリート製の車止めがあります。

発条転てつ機になっていて、転てつ転換機は今どきの角ばったヤツになっていました。右側は降車ホームで、奥の部分はラッシュ時など続行運転となってしまい、先端までたどり着けない場合に使用する降車ホームです。電車がやってきました。

均一運賃で現金170円、IC168円です。都営地下鉄の初乗り運賃は180円、都バスに至っては210円、学バスでも180円なので、一番安い運賃で都内長距離を移動で来ます。

運転席の後ろにクロスシートがあると思ったら優先席だったので座るのはやめました。ココから3つ目の鬼子母神前まで乗車します。

地下鉄に乗り換えるため鬼子母神前停留場で下車です。ココの下を地下鉄副都心線が通っており、鬼子母神前停留場と雑司が谷駅は乗換駅となってます。

こんなのが走ってきましたが、つかささんとたろうさんによると、水戸岡さんデザインの電気コミュニティバスだそうです。イケバスと書かれていまして、最高速度は19キロと表示されていました。

この先の写真中央の谷底部分は、石立鉄男主演のドラマ「水もれ甲介」が住んでいる設定になっていました。家は実在していましたが、環状5の1号線という道路用地内となってしまい買収により現存していません。
環状5の1号線のこの辺の区間は地下構造のため、ちょっと前まで道路上に鋼製覆工板が敷き詰められていました。現在鋼製覆工板は撤去され、アスコン舗装があたらしくなっており、トンネルの躯体構築が完了し埋め戻されていると思われます。地上から都電、地下は環状5の1号線、その下を地下鉄副都心線という三重立体構造になっています。

ヘッポコ工場長は隣の学習院下停留場との間に親戚が住んでいたため、子供のころよく遊びに来ていました。以前の停留場は踏切を挟んでオフセットして設置されていましたが、現在は道路工事の進捗により早稲田行き側の停留場が移設され普通の相対式になっています。

雑司が谷駅から帰宅しましたが、環状5号線がこの副都心線の上を抜ける分、とにかく地下が深かったです。