2024夏休み 甲州~関西へ【その6】

「サンダーバード28号」で大阪を目指します。左奥には更に20分後に出発する「しらさぎ12号」名古屋行きが止まっています。

パッと見、500系新幹線に見えなくもないです。

北陸新幹線と違い在来線の次駅部分は、逆に今庄方の駅名表が消えてしまいました。北陸新幹線開業により、北陸本線部分だった箇所が第三セクターのハピラインふくい線になってしまったためです。

線路を見てみるとココからでは見えませんが、この先は引上線があり車止めが設置されてしまっています。

出発信号機はなく入換信号機と列停が建植されています。

前回、新幹線の車止め部分の写真を載せ忘れましたが終端部分はこのようになっています。左に分岐した線路は車両基地へ向かいます。この先、小浜方面への工事が始まるまではこのままの状態が続きます。画面右側の11番線からは車両基地へは行けず、車止めが設置されていますが、将来的には副本線を構成するので上り線に分岐器が挿入されるでしょう。

サンダーバードの車内へ乗り込むとまだ誰も乗車していませんでした。

空いているのはわかっていましたが、2列席側は西日が当たるため1人席を予約しました。

今回もG車での予約です。えきねっとで購入できるのは便利ですが、発券箇所に制限があるため、予め甲府駅で発券しておきました。

大きな売店もあったため駅弁を無事に手に入れることができました。「福井御膳 竜のめぐみ」なるお弁当です。

いくらとカニが入ったゴハンです。

おかずもしっかりと入っていておいしかったです。

敦賀駅を出発すると新幹線の車両基地などが見え、この後ループ線を上り一気に標高が上がっていきます。

トンネルが続く山間部を抜けると遠くに琵琶湖が見えてきました。

今回の乗車券はこの1周乗車券ですが、湖西・東海の手書部分があるように山科駅までしか有効でないため山科駅から新大阪駅までは別に乗車券を購入しての乗車になります。

コチラも事前に甲府駅で購入しておきました。1周乗車券は7日間有効ですが、予定がはっきりしていないのと、おそらく1週間以内には帰宅するであろうと思い、普通乗車券はあと発券としました。日数が足りなければこの部分は連続乗車券で発行してもらい、有効期限を延ばす算段でしたが、発券も大変で時間もかかるため今回は特にリクエストしませんでした。

今回の移動はこのようになります。

地図:©OpenStreetMap

吹田総合車両所が見えてくるとほどなく新大阪駅です。221系のど真ん中に電化柱が来てしまいました。

新大阪駅に到着です。JR西日本の車掌さん皆さん制帽を着用していませんが、熱中症対策でしょうか。防止被る意外と暑いですからね。

今日の宿は御堂筋線本町駅近くのため敢えて新大阪駅で下車しました。大阪駅まで行くと梅田地下街の混雑や、御堂筋線が座れないための策です。新大阪駅を出る御堂筋線は余裕で座れますが、梅田駅を出発すると混雑が激しいです。スーツケース持っていますが、混雑する車内ではとても申し訳ないです。いつも横にすべきか股に挟んで建てにすべきか考えてしまいます。

本町駅で下車し夕刻、常宿のコートヤードマリオット大阪・本町に到着しました。

-つづく-

2024夏休み 甲州~関西へ【その5】

棒線駅の糸魚川駅で「はくたか号」を待ちます。

定刻にやってきましたが、先頭車の乗務員室より乗務員さんが顔を出していました。車掌さんが最前部に乗車し到着監視しているようです。

はくたか561号敦賀行きに乗車します。

G車の指定をとりましたが、デッキの出入口部分は結構重厚な作りです。

が、乗車してから気が付きましがグランクラスがあったのでコチラに乗車すればよかったと後悔です。予約段階ではグランクラスの設定があることに全くのノーマークでした。

G車に乗車しましたがかなりの乗車率で、すでに予約した座席の通路側にはサラリーマンが着席していました。グランクラスがどのくらいの乗車率か知る由もありませんが、おそらくG車よりは空いていたと思います。

えきねっとで予約した時は全然カラガラだったのですが、ここ数日で乗車率が上がったようです。

E7系は初めて乗車したので色々観察して回ります。電動シートは感激ですが車歴はそこそこあるので、色々な箇所がくたびれていました。

サニタリエリアも観察します。バリアフリートイレは大型というか縦長な感じです。

女性用トイレもあり女性客には嬉しいかもしません。

となりの通路側にいたサラリーマンは富山駅で下車し、金沢駅を過ぎると車内はガラガラになりました。

敦賀駅に到着です。

ホームの床は木目調の床材になっています。

駅名表の右側には駅名がありませんが、将来は小浜方面の駅名が書かれることでしょう。

この先は車両基地があり、本線上は車止めで終わっています。

この時は自動改札機の設置数は過剰設置と思いましたが、東海道新幹線の代替えとなるときはコレでも足りくらいだというのをテレビニュース見て感じました。

糸魚川駅では買えなかった駅弁ですが敦賀駅では買えそうなので調達します。

エスカレータを降り、サンダーバードが発着するホームへ向かいます。33番線とかヨーロッパの様な感じですが、番台分けしているのでこのようなかんじです。

サンダーバード28号で新大阪駅まで乗車します。

サンダーバードは15年ぶりくらいの乗車です。

-つづく-

2024夏休み 甲州~関西へ【その4】

ようやくサーバ管理が安定しましたので通常更新が出来そうです。ブログサーバではなくレンタルサーバにブログを置いているのでトラブルと自分で解決しなければならずなかなかしんどいです。

大糸線のキハ120に乗車し糸魚川駅を目指して日本海側へ抜けます。

列車に乗車したのはおそらくヘッポコ工場長が最後で、出発1分前だったため着席は期待していませんでした。車内はご覧の通りです。あずさ号が到着する前に普通列車が1本到着しているため、そちらの乗客がすでに着席しています。1時間ほどの乗車ですが、景色がきれいな区間を走行するため最後尾から立席で景色を楽しみます。

最後尾から南小谷駅を見送ります。乗車してきたあずさ5号が停車しています。一見意味不明な脱線分岐器がありましたが、おそらく非電化区間へ侵入させないための措置と思われます。

山間の何もない区間を列車はひた走ります。南小谷駅はサミットを超えたあたりの立地なので、糸魚川駅へ向かっては緩い下り勾配が連続しています。残念ながら気動車のエギゾースト音を堪能することはできませんでした。

線路は姫川沿いに敷設されており、何度も姫川を渡ります。

大糸線の非電化区間である南小谷駅~糸魚川駅間では、この根知駅のみ上下交換ができます。かつては、もう2か所ほど交換できましたが現在では交換設備が撤去されています。交換設備が1か所しかないため列車の増発ができず、試験的に増発対応はバスが行っています。

1時間ほどで日本海側の街、糸魚川駅に到着です。

ココまでの移動はこんな感じです。

地図:© OpenStreetMap contributors

在来線で、JR東海の車両を挟まずにJR西日本の車両に乗れるのはなんとなく新鮮な感じがしました。

JR西日本の書体です。

大糸線が発着する4番線は車止めで終わっていました。

車止めは過走式車止めになっています。

新幹線に乗り換えますが、中間改札ではなく一旦改札外に出る感じです。

お昼ご飯を食べていないので駅弁でも買おうかと思いましたが、セブンイレブンには駅弁はなく普通のコンビニ弁当だけだったので購入を断念します。

バスなどの乗換案内のディスプレがありました。見やすいような・・・列車とバスが一緒になっているので初見ではちょっと難しいです。

新幹線乗り場に回ると、新幹線券売機前に「券売機利用者用」と書かれた椅子が並べられていました。休日はきっと旅行不案内旅客で椅子がいっぱいになると思われます。

新幹線改札はこぢんまりしています。

各駅停車の「はくたか」号しか止まらないため1時間に1本しか新幹線が来ません。

ココから長野駅まではまだ未乗区間のため、何れ乗車してみたいと思います。

ホームへあがりますが、線路は棒線の駅です。

-つづく-