成田エクスプレスには現在、同列車有効の往復割引乗車券が発売されています。発駅は何ゾーンかに分かれていて、普通乗車券と特急券を購入するよりは安いです。
座席指定を受けると、券面にこのような座席指定の文字が印字され、途中下車が出来ない旨の印字がされます。
乗車列車を変更するとこのように乗変が赤字で印字され、別途座席指定券が発行されます。座席替えについてはやってないのでどうなるかは分かりませんが・・・
成田エクスプレスは東京-成田空港駅間で車内販売がありますが、今年3月の改正で車内販売は終了してしまいます。停車中にワゴンを撮らせてもらいました。
列車乗車前に飲み物や食べ物を買う環境が整い売り上げ減少が原因のようです。ヘッポコ工場長はコーヒーが大好きで新幹線や飛行機に乗る時は必ずドリップコーヒーを飲みますが、列車へ乗る前にこぼれてしまうような液体を持ち歩くのがイヤなのでいつも車販で購入していましたが残念です。
スカイライナーに比べると成田エクスプレスは空いているイメージがありますが、昨年のジャパンレールパスの引換件数が震災前を上回ったとかで、今後も成田エクスプレスにはがんばってもらいたいです。
観覧車を見に行く-その5・終-
さて、3日目は帰宅となります。リトルトーキョーのダウンタウンから空港へはメトロを3回乗り継いで更に路線バスに乗るか、リムジンバスかタクシーしかありません。今回はリムジンバスで帰ることにしますが、その前にちょっと散歩へ出ます。
この日も朝は霧が出ていましたが街並み観察です。道路上にパーキングメーターが結構あります。
よく見るとコインのほかカードも使えるのに驚きました。流石カード社会です。
リトルトーキョーの裏側は余り治安の良い場所では無いのでこの近辺でやめておきます。リトルトーキョー停留所を出発するメトロの動画はコチラをどうぞ。
散歩を終えホテルへ戻りチェックアウトをして、メトロゴールドラインでユニオンステーションへ向かいます。今回1駅だけなので片道乗車券を書き込み乗車します。
ユニオンステーションから空港へ行くのはフライアウェイバスというリムジンバスでコレに乗ります。$8でカード払いのみです。
このリムジンバスは24時間、60~30分ヘッドで運行していますが、朝は20分ヘッドです。10人ほどの乗車で出発となりますが乗客は皆前の方に後方は乗車しガラガラです。
前回のドイツでのICE乗り遅れを反省し、ガイドブックにはLAX空港へは3時間前までに行くのがベストと書いてあったのでその通りに行きましたが、空港へ着いてから出国手続きまで1時間ちょっとかかりました。
早めに着いても見るモノが沢山ありますので、全く問題ないです。駐機場を覗くとアメリカンな車体のフードローダーがいました。
飛行機は出発の30分前に搭乗開始となります。バスがガラガラだったように、機内へ入るとコチラもガラガラです。3列シートの通路側を取っていましたが、残りの2席にはなんと誰も来ません!新間隔エコノミーで3列を1人で座るのはとても快適です。
更に後方は3列席に誰も居ない箇所が何カ所もありました。やはりオフシーズンなのですね。
「ただいま全てのドアが閉まりました。」のアナウンスで窓側へ移動。国際線で初の窓側に座りロサンゼルスの地にお別れしました。
殆どビョーキです。実物では小空港ですが、このくらいの大きさでもモジュールでは相当な面積が必要ですね。
アメリカ大陸の沿岸をずっと飛んでましたが、サンフランシスコ付近から太平洋の上へ。サンフランシスコの街並みとベイブリッジが見えます。
景色が見られているせいも有るかもしれませんが、アメリカは今までの旅行先で帰るのに未練が残る場所です。
機内食です。隣に人が居ないととても食べやすいです。
11時間半のフライトで、雨の成田に到着しました。
先日のドイツと違い、アメリカは国土面積も広く全てがビッグサイズなせいか日本、ドイツから見ると生活は勿論、鉄道施設についてもおおらかで大雑把なところがありました。
コレについては沢山感じたのですが、例えばこのメトロの発車案内盤は、最初見方がよくわかりませんでした。イーストLA行きの1本目が2分後、2本目が13分後に到着という意味です。下の行は反対方向へ行くパサデナ行きで数字は同じ意味。同一方向でも違う列車に対してこの「行」を分けないで「カンマ」で済ませてしまうのは、効率的と言えばそうですが大雑把というかおおらかな感じがしました。
ドイツではゆったりとした時間の流れを感じましたが、アメリカでは余裕に満ちた時間の流れを感じました。機会があればもう一度ロサンゼルスへ行ってみたいと思います。
長々とご笑覧ありがとうございました。
-おわり-
観覧車を見に行く-その4-
模型店で買い物したのはコチラ。スムースイット用べーピングテープはKATOや天賞堂でここ1年ほど見かけなかったので助かりました。
そのほかにNJインターナショナルの小型信号機がかなり良さげだったので店頭在庫3個共購入。
愛想のいい店員さんでピンバッチくれました。終始ニコニコしていてゆっくりしゃべってくれたので買い物は思い通りに出来ましたが、アメリカ人の英語は発音がキレイですね。まぁ、ガッツリしゃべられると全然分かりませんが(^^;
ハンブロールがあれば欲しかったのですが、取り扱ってないということで残念でした。
買い物を終えタクシー拾える場所を聞きましたが、「ふぉーふぉーっ」ッと笑って「タクシーはこの辺に居ないから呼んであげるよ」と。ロサンゼルスでは流しタクシーは無く、『ホテルかレストランで呼ぶしか無い』とガイドブックにあったのですが、模型店で呼んでくれるとは思いませんでした。
次に行くのはエキスポラインの現在の終点カルバーシティー駅です。サンタモニカまで延伸されるとただの中間駅になってしまいます。カルバーシティー駅へは模型店からタクシーでチップ込み$12でした。
ホームへ上がると何とも言えない終点の景色が広がっています。
おそらく工事用車両が通過しやすいようにこのような形状になっていると思われます。過走を考慮しない形態がすごく新鮮でした。
車止めは車輪止めのような形状です。
完全に停止信号です。この後、メトロブルーラインとレッドラインを乗り継ぎ、ユニオンステーションへ向かいメトロリンクへ乗ってみます。
駅はどう、って事の無い作りです。
ユニオンステーションのメトロリンク有人窓口は長蛇の列なので券売機で乗車券を購入します。JR線もそうですが、みどりの窓口は混んでいるのに、長距離券売機はガラガラというのをよく見かけますが、コレは移動に対する不安がどこの国も一緒と言うことでしょうか。
アムトラックとメトロリンクの乗車券が購入出来ます。
アルファベット順に駅名を選択し、今回の目的エルモント駅を選択します。
片道、往復など乗車券の種類を選びます。時刻検索機能があり、この券売機で事が足ります。
ホームへ上がるとアムトラックの車両が停車中。あのアムトラックとはお財布の出所が違うため、塗装も落ち着いた感じで標記もアムトラックカリフォルニアとなっています。
ずらりと並んだメトロリンクの車両で、ロサンゼルス近郊の通勤区間を担当しています。とはいえメトロリンクはよくわからないですが、興味がある方は調べてください(^^;
通勤区間と言っても1日を通して1時間ヘッドという有り様で乗り遅れると大変です。駅員さんにエルモントへ行く列車を聞くと「セブンティーン」と聞こえて17番線を探すも、14番線までしか有りません。別の駅員さんに聞くと「セブンエィ」っと言ってました。7A番線という事でした。ドイツのように1つの番線をABと区切っているようです。手前がB、奥がA乗り場です。
客車がディスクブレーキです!
オール2階建てで自転車も積めます。
1階座席で集団離反シートになっています。
ゴツイ出入口と入って右側がトイレです。トイレマニアとしては中に入るの忘れてしまいました。ピクトグラムは日本と一緒でわかりやすいです。
座席幅はちょっとキツ目です。全て自由席でしてせっかくなので2階席へ。
定刻に出発。出発して程なく貨物線を直角クロスで横切ります。
時間の都合で2駅しか乗車出来ませんでしたが、ココまでで約30分、エルモント駅に到着です。
改札口はありませんが、券売機は左の屋根の下に2台あります。ユニオンステーションも改札口はありませんが、階段を上ったところに駅員さんがいて、切符の所持を確認しています。ここも踏切の横に駅員さんがいます。
エルモント駅を出発するメトロリンクはコチラをご覧ください。
15分ほどで来る反対列車に乗りユニオンステーションへ戻りますが、10分延でやってきました。そして、帰りは45分かけて戻ります。単線のため信号場で交換待ちがありそのままの遅延で17時過ぎにユニオンステーションへ到着。
何とも言えない機関車のゴツイ台車です。
日没後は外出を控えたいので、宿のあるリトルトーキョーへ戻ります。リトルトーキョーは日本人街というかリトル東京です。ヤマザキのパン屋さんです。
日本食屋に入り、ビーフステーキの和食セットを注文しました。美味しかったですが、ブロッコリーが多すぎ。店内には日本人客も2組いて味噌汁の蓮華付いてないのに私には付いてました・・・また中国人に間違えられたか。
-つづく-