無轍差転轍器

ヘッポコ工場長は模型のウデのみならず、写真のウデもイマイチなのでデジカメはコンデジ派です。今年に入ってからキャノンのS100とSX40HSの2つに買い換えました。SX40HSは望遠が売りで、その望遠たるもの、ものすごいです。以前の我が家にあったコンデジでは撮れなかったアングルも撮れるようになりました。
望遠性能のテストを兼ねてヘッポコの家からさほど遠くない、京急六浦駅の無轍差転轍器を撮りに。

金沢八景駅に隣接する総合車両製作所から車両搬出のため、金沢八景―神武寺駅間は3線軌道となっています。六浦駅では狭軌と標準軌の共通レールがホーム側にあるため、狭軌車両輸送の際軌道中心がホーム側にずれてしまいます。そのため長年、六浦駅上りホームはホームと京急の車両の間がものすごく開いていました。
それを解消するため、六浦駅の前後に無轍差転轍器を設け、狭軌車両の軌道中心がずれるように改善されました。

連動装置が新設された六浦駅は出発、場内信号機が新設されました。転轍器類は金沢文庫駅で管理されています。

神武寺駅手前まで続く3線軌道。

神武寺駅にある米軍専用改札口など、日本の中のアメリカ。こういうのも模型であると面白いかもしれません。