E531系代替新造車の甲種を見てきた

少し前のレポートですが、数年前に発生した常磐線の踏切事故により大破したE531系クハE531の代替新造車がJ-TRECで竣工し、甲種輸送があったため見に行ってきました。

牽引機はDD200-7号機です。定刻通り大船駅に到着しました。

連結器はずいぶん使い込んだ感じが漂っています。ナックルの可動部には注油がしっかり行われているのがわかります。

その後逗子駅に移動して待ち伏せます。今までは山の根踏切で撮影していましたが、踏切が廃止となったため今回はホーム上から撮影します。

13時過ぎにクハE531を1両従えて、神武寺から甲種輸送の車両が到着しました。

今回は代替えとなるクハE531-17です。40年ほど前ならこのような風景は配給として珍しくもなかったのですが、令和の現代ではとてもシュールなようです。周りにいた高校生の同業者は「ゲッ、キショッ」っと言ってましたがおじさん世代には普通です。ってか学校どうした!?

前面は民鉄の甲種輸送と違い、特に汚れ防止のカバーなどはありませんが、信号炎管と前面下部のスカートがない他、車体下部は保護シートの様なもので覆われています。

スカートは車両センターで予備品か再用品を取り付けると思われます。信号炎管も然り。ディーラーオプションといった感じですかね。

クハも自連になっています。どこかで向きを変えるのでしょうか。コチラ側にも後部標識が取り付けられていました。

保護シートがありますが透視法によりクハE531-17が読み取れます。

乗務員室の落とし窓にはK409の編成番号が貼り付けられていました。

郡山駅まで回送されます。

JRネタは人出が多く、今回はネタがネタだけに結構集まっていました。

沿線も人出があると思い今回は逗子駅で出発を見送りました。皆様お疲れさまでした。