松田駅観察
JR御殿場線の松田駅は小田急線との接続駅で三島駅、大月駅などと同じようにJR線と民鉄線の定期列車の乗り入れがあります。っとはいっても授受線がある駅と信号設備的には変化がありません。
本屋口(北口)
本屋口は駅舎改築されきれいな雰囲気ですが、ほとんどが駅業務を行うための箇所で、待合室などはなく旅客が使用する場所は4分の1程度です。
券売機は1台だけ設置されていますが、コレで事足ります。
あさぎり号の特急券を発券するため出札窓口があります。あさぎり号は全車両指定席のため、自由席がない分券売機では購入できません。改札はIC乗車券用の簡易改札機があります。
南口
一方、コチラは小田急線の乗り換え口となる南口です。この写真の真後ろ、幅員6mほどの道路を隔ててが小田急線の駅舎になります。
コチラ側も券売機は1台だけです。
特急券を発売するための窓口はコチラ側にもあり、自動改札機も設置されています。
出札窓口の看板は、コチラ側は緑色になっていてみどりの窓口風です。
御殿場線はものすごい減便で、11時台は特急があるから2本ですが、普通列車は14時台まで1時間に1本です。
構内配線
構内は写真だとわかりにくいので配線図にしました。
1番線から上り方沼津方向を見た写真です。右側が御殿場線で左へ分岐すると小田急線です。一番左側の材料線は使用停止になっているようです。1番線の先は150mほど有効長があり、車止め側100mほどは連動区間ではなくなるため保線車両などが留置できる感じです。
1番線の出発信号機は御殿場線、小田急線共に3現示ですが御殿場線は2位式を採用しているため真ん中の黄色は球が入っていません。
2番線が実質的に上りホームとなっています。右側の1番線は特急専用ホームで、特急料金支払った旅客は本屋口からスルーで入れて何となく国鉄チックです。
1番線のホームには特急乗車位置の床サインがあります。
有効長の長いホームです。
以前来た時にもあった謎の施設。昔々はこの先の酒匂川まで砂利採取線があったため、砂利の施設でしょうか。
3番線の横には更に2線貨物用の側線があった事がわかります。トラフガーダーが残っています。
駅横には酒蔵がありますが、ココから出荷があったのか気になります。
街並み
その昔、松田は矢倉沢往還の宿場町として栄えてました。駅前のメインストリート?にはいまでもこの様な旅館がありました。
その道からは富士山がよく見えます。