車止めの選定

実際に車庫を設計する際,車止めの選定も重要になります.ので,模型でもちょっと拘って選定してみます.JRで現在制定されている車止めは,第1種車止めから第5種車止めの5種類6タイプで,第5種は新幹線用です.
設置基準としては
第1種 安全側線,スイッチバックの終端
第2種 行き止まり本線路、重要な側線の終端
第3種1号(1号の1はローマ数字)車庫線およびこれに類似する終端
第3種2号(2はローマ数字)上記以外の側線終端
第4種 建物、高架、切土等で停止位置を誤ると重大な損害を及ぼす箇所
っとなってます.
主に車庫の終端で用いられるのは第2種と第4種で,検査庫内では第3種Ⅰ号がよく用いられています.
kurumadome
コレが第2種.トミックスでおなじみのヤツで,更に,30t積以上のタンク車の入換等に使用する側線の場合は前面に砂利盛りを5m設ける事になっています.
車止め
第3種1号.白糸台の様に検査庫をツン抜けて車止めを設置する場合はこの限りでは有りません.キッチンNからキット形式で発売されています.
車止め
第4種.カトーでは昔から発売されておりトミックスも最近LED付きで発売されてます.高架線上の車庫や,直ぐ後ろに幹線道路などが有る場合設置される車止めです.写真のは前面に砂利盛りが施されたタイプです.
で,我が家の車庫は・・・車止めの後ろは小さな道路で,検査庫もツン抜け式にするので全てトミックス製の第2種を設置する事に.そして,安全側線は第1種の砂利盛りで保線基地については第3種2号と言うヤツにします.
(続く)

“車止めの選定” への2件の返信

  1. 待ってました~!
    こういうリアルさに必要な情報はありがたいです。
    砂利盛りはやるとリアル感が増しますね!

  2. >沿線住猫さん
    コメントありがとうございます.備忘録程度ですのであまり期待しないでください.砂利盛り併用車止めはタンク車の側線には必至となりますので期待してます(謎)

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