道後温泉駅脇にあるバス転車台への乗車を試みます。
右側がバス停で乗車専用みたいです。奥が転車台ですが、このバス停行き止まりなので転車台もうなずけます。
道後温泉駅脇のバス停をかすめて、奥の転車台へバスは進みます。右側のお宅はレイル&バスビューで最高な立地ですね。
転車台前で一旦停止。
転車完了しバス停へ。でも、ここは乗車のみなのでこの先のバス停で下車します。
日野のバスでした。
中は木の床でいいです。よく考えると、後ろドアから乗って降りる時に前から降りるのは旅客導線的には一番良いと思います。真ん中ドアだと後ろ側への乗客の詰まりがイマイチですよね。
さて、再び大手町駅へ戻り郊外線で隣の古町駅へ向かいます。まるで京王帝都松山車庫と言った感じです。
反対側は市内線の車庫です。
右が市内線の線路で郊外線本線を跨いで左側まで横断します。郊外線の方が定位のようで、市内線路面電車と競合した場合、市内線の方が場内待ちをします。
古町駅舎です。伊予鉄関連の施設がはいっているせいか、駅のトイレはウォシュレット付きです。
今度は郊外線に乗りこれまた以前から見てみたかった終点高浜駅の駅舎を見に行きます。
すてきな駅舎です。
辛かった九度山駅を思い出す、良い作りの駅です。
列車から降りた乗客は、目の前のフェリー乗り場へ向っていきました。
再び松山駅方面へ向かいます。
大手町駅で動画を撮り、松山駅へ向かいます。
動画は埋め込むと遅くなるのでコチラからどうぞ。
つづく
あなたの知らない世界-踏切周り-
今年も夏の超短期講座として踏切周りにある設備についてお話しします。
下の写真はとある踏切付近にある器具箱を写したものですが、首都圏にお住まいの方らならどこの企業のマークか分かると思います。東京ガスです。
奥にはインピーダンスボンドもあり、駅などへガスを供給している設備のようにも見えますが、この器具箱は排流器と呼ばれるモノです。
変電所から架線へ送られた電気は、電車を通りレールから再び変電所へ戻る回路を構成します。しかし、地面も実は電気を通すので変電所へ戻るはずの電流は、一部迷走電流として地面へ漏れ逃げて行ってしまいます。
電気の性質は流れやすいところを通ろうとする怠け者の性質があります。地面の中は金属で出来たガス管や水道管が埋設されてあり、迷走電流がこれらを見つけると、この管を電線代わりに流れようとします。そしてまたやがて地面へ逃げようとしますがそうすると、電気の逃げ道となる部分に「電喰」と呼ばれる管組織の破壊が発生します。つまり管に穴が空いてしまうと言うわけです。
そのため、レールと埋設管を電線で結んで、また変電所へ戻る回路を構成させるのが「排流器」という機械です。中身はダイオードが入っていて埋設管からレールへの一方通行となっています。
この器具箱の中にはダイオードのほか管理装置などが入っています。一説によると排流器を接続させておかないと1週間と持たずに埋設管に穴が空いてしまうそうです。
コチラのマークも首都圏にお住まいの方なら分かると思いますが、東京都の古いマークで東京都水道局の排流器です。
排流器の設置場所は、各企業者や局の方がメンテナンスで入りやすいよう、踏切脇に設置されていることが多いです。またその踏切も、近くに本管級の埋設管が平行する大きな街道脇や、街道が横切る踏切付近によく設置されています。
大きな踏切を模型で再現するとき、この排流器を近くに置くとリアリティーが増すかもしれません。
今年の短期講座はこれにて終了いたします。