屋根は穴埋め→成形待ちで、次に車体の加工にはいります。で、何
を作っているかというと東急3800形です。
張り上げ屋根車体、切妻、監獄窓そして東急旧3000系では唯一中
間電動車が存在したグループです。まぁ、出来るかは自分でも不安に
なってきましたが・・・
先頭に来るデハ3801は幌枠を削ぎ落としてほぼ完了です。問題は
2両目に連結されたデハ3802でして、当初は運転台付きでしたが、
車体更新時に運転台が撤去されました。
目蒲・池上系統の車両は昔からこういう芸当が好きなようで、未だに
7600系でそう言う措置が施されています。
▲乗務員室の扉部分をカッターで切り取ります
そして窓パーツを填めるわけですが、ウデがあればプラ板で埋めてし
まい窓を開け直せば良いのですが、窓桟の間隔と窓枠の水平を出す
自信が無いため別車体から窓を2個分調達します。
つまり、2個切り出しても窓枠を1個残して更に切り落とし、弘南クハ
車体は窓枠ギリギリの所にカッターラインを入れました。
▲窓枠2個分でやっと1個という状態
タネ車はおそらくヘッポコ工場長的には、そんなに使用しないプレス
ドアクハ3760とし、他の部材を改造用に残しつつケチな使い方で切
り出し、弘南クハへはめ込みました。
レギュラー品ではないので限りある資源、やっぱり勿体ない使い方は
出来ないです(^^;
▲玉電的なカラーでちょっとニンマリ(^^)
旧前面側は貫通ドアを切り取り、テールライトを削る程度ですが、ちょ
っと開口面積を大きく取りすぎてしまった感じです。
この後、屋根完成後合体させて一体張上屋根化の作業と続きます・・・
鉄コレ3600-その3-
車体側モールドの削ぎ落としが完了したら屋根部品を削ぎ落とします。
ベンチレータは全く別物なので削ぎ落とし、パンタ配管も削ぎ落とし。。。
パンタ周りのランボードも削ぎ落とします。。。
ベンチレータ削ぎ落としたら、本物のように孔が空いてました(-_-;
▲余計な穴埋めが発生しました(-_-;
孔の径は約2.5ミリでしたが合うプラ棒が手持ちになく、おそらく昭和
の時代に買ったであろうタミヤの2ミリ丸棒を差し込みます。丸棒はまだ
7本丸々残っていて生きているウチに使い切れるだろうか・・・
丸棒さした周りを瞬接パテにて埋めて切削中・・・結構大工事になって
しまいました。
▲ライト孔も埋めます
鉄コレ3600-その2-
IPAに浸け込んだ鉄コレ3600系ですが、引き上げて脱色完了です。
ココ連続で脱色した豊橋や弘南あるいは秩父に比べると、東急3600
はなかなか落ちにくかったです。外気温の面では全く問題無い時期な
ので、製品の特性かもしれません。
弘南と東急は前面幌枠を、豊橋は貫通扉の方向幕をそれぞれ削り込
んでおき、ここからスタートになります・・・先は長い・・・