東急3020系甲種輸送を見てきた-後編-

東急3020系搬入

授受線接続部

授受線は長津田駅の3番線と線路が繋がっています。奥に3020系が見えます。入換信号機は長津田の車庫へ行くためのモノで、授受線側には信号機が無く入換合図で運転します。

到着

運転台にのるるんがみえます。授受線の奥はモーターカー基地になっていて境界にには車止標識があります。

加圧表示器

搬入作業が無いときの授受線は架線に電気が供給されていないようで、搬入の時だけ電気が入るみたいです。加圧表示器に「入」が点灯しています。

牽引車

牽引用のトークアイが車庫から出てきました。

ポイント転換

信号機の無い区間のため入換合図者もポイントの進路状態を確認しています。

ポイントが切り替わると確認していました。授受線はポイントがただ電動と言うだけの非連動区間です。ポイントは単独テコで操作している感じです。配線変更前は完全に手動のポイントでした。

トークアイ

入換合図に従いトークアイが授受線の3020系を迎えに行きます。

連結合図です。

10分ほどで連結して授受線から出てきました。

ホーム3番線に引き出されます。

本線であるため急行待避の合間を縫って入換が行われます。

3番線に出てきた車両は推進運転で長津田の車庫に押し込まれます。

JR側の推進と違いこちらは進路監視員が乗り込んでいます。車内にタンクがあるのでいざとなったら止められるのかな?

ニュースリリースによると秋から運転開始とあり、6両3編成となっていましたが8両編成での竣工は今後が気になります。

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天気が曇ってきて、寒いので撤退します。うし電車がこどもの国線の留置線にいました。

入換運転面から甲種を追いかけてみました。

東急3020系甲種輸送を見てきた-中編-

東急3020系甲種輸送出発

鎌倉通過

この先どこかで撮ろうかと思いましたが、鎌倉で買い物していくため鎌倉駅で雰囲気だけ撮影します。

鎌倉通過後部

甲種輸送編成は八王子駅経由で長津田駅へ向かいます。

東急3020系長津田駅到着

長津田授受線

授受線の有効長が長くないため8両編成がそのまま入る事ができません。八王子駅で分割して4両づつ搬入されます。八王子駅で1泊した甲種編成は翌日と翌々日の分割となります。初日は冷たい雨だったため2日目ののるるんが乗っている方の編成を狙います。

東急側とJR側で打ち合わせのため係員さんたちが集まってきました。東急側の授受線の奥はモーターカーの基地になっています。

授受線

ポイントが切り替わりいよいよ到着です。

甲種

ポイントの制限もあるせいか、かなり遠くからゆっくりとやってきました。

甲種到着

授受線に到着です。今日はDE101662が牽引してきました。

後ろ

所定停止位置にとまると橋上駅舎の下に最後部が来ます。真っ暗な顔の写真になってしまいますので通過状態で。

塞ぎ板

塞ぎ板周りを観察します。簡易自連は使い古しでしょうか。塗装は剥げチョロで新車には似合わないです。

入換標識

10分弱で東急側の授受線へ入換標識が開通しました。

押し込み

推進で東急側の授受線へ押し込みます。

入標押し込み

東急側へ押し込みました。入換標識は進路内の車両の有無は関係無いため、機関車が行っても開通を指示したままです。

しばらくして3020系を切り離して帰って来ました。入換標識は開通現示のままです。おそらく東急側と方向テコのようなモノがあって、反位側に操作している間は停止現示にしないのかと思われます。

停止目標

機関車の停止位置目標が用意されていて、ココをめがけて止まります。

短期到着

やってきました。

短期停止

大体の位置で停止。ボンネットがあるから停止位置難しいかもしれません。

残念な停止位置

残念な事に停止位置目標で止まると電柱が思いっきり真ん中に入ってしまいます。

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後編へつづく

東急3020系甲種輸送を見てきた-前編-

東急3020系神武寺へ

東急の○○20系シリーズで遂に目黒線の新車3020系が登場しました。今回は新潟の新津工場出発ではなく、横浜の金沢工場出発だったので甲種輸送を見に行ってきました。
神武寺駅脇の米軍敷地内にある授受線には、前日夜中に総合車両製作所から搬出された車両が留置されていました。

神武寺3020

3020系は8両編成となっていて相鉄線直通を睨んんだものとなっています。電バスのツイッターに出ていましたが、のるるんが最後部に添乗しています。

神武寺駅近影

授受線に貨物門のあるこんなモジュール作ってみたいです。厳密には貨物門と言うより米軍との敷地境界の門になります。

最近米軍側が下がってきています。東急車輌車両時代も含め横浜発の車両は全てアメリカを経由していることになるのかな?

東急3020系牽引機到着

DE到着

いつもの場所に陣取っていると牽引機のDE101726がやってきました。デッキに係員さんが添乗していますが今回は3人だけでした。

トークバック

この先非連動区間のためトークバックで信号所と打ち合わせ中。その間も停止現示を継続している近年まれに見る正則作業の係員さんです。

DE入換

開通区間の打ち合わせが完了し、神武寺の授受線へ移動開始です。

3020系甲種輸送開始

DE10_3020搬出

警笛の音が聞こえてきてカーブを曲がってやってきました。

甲種3020系

目黒線の新車が牽引されてやってきました。3020系はサスティナシリーズのS24系で今までの○○20系と同じ感じです。

71L
2016年撮影

この先信号機による運転となるため停車していますが、第4種の山の根踏切があるため踏切を避けて停車しています。この入換標識の開通を待ちます。横には米軍貨物線の0キロポストもあります。

連絡

係員さんは打ち合わせのためトークバックまで走ります。その間も停止信号を現示したままです。

進路が開通して逗子駅へ据え付けられます。のるるんが後部監視をしています。

ヘロヘロ感のあるレールもいい感じです。ホームにもかなりの同業者がいます。

3020系は屋根が真っ白です。トンネル区間が殆どの目黒線系統は汚れがどうなるか気になります。

逗子駅出発を待つ甲種輸送編成。

荷札

先頭車は20m47cmと結構お鼻が長いですね。

車体装飾の青色は京浜東北線のような水色です。現行の5080系の紺色と比べるとかなり淡い感じです。

ココが分割ポイントのようです。

ジャンパー栓は水などが入らない様に厳重に防護されています。

のるるん

最後部1号車の車内には更に大きなのるるんが乗っていました。

工場を出てから長津田まで都合3泊4日の旅です。

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中編へつづく