朝晩冷えるようになってきました。ヘッポコの家の近くにある田んぼは稲刈りが終わりました。もう秋も終わり冬が目の前です。
車庫モジュールのポイント部分は、ポイント一つ一つに対して延長コードを接続させコントロールしていましたが、いずれ制御盤を作るのでその配線をコネクター化します。
Φ21のドリルで穴を開け、12芯のコネクターを取り付けます。
裏側に当工場標準の端子台を取り付けました。この後も面倒なリボンワイヤリングが続きます。
上総一ノ宮の電留線
車庫モジュールをいじっていたら、急に上総一ノ宮の電留線が気になり見に行きたくなってしまいました。
大船からは午前中に1本だけ直通の列車があるのでコレに飛び乗り、一路上総一宮駅を目指すことに。
2時間強の長旅なのでG車で向かいます。
直通で行く予定でしたが、途中蘇我で貨物列車が来る時間で下車してしまい、蘇我からは209系になりました。
地方の中核駅な作りの駅舎です。
で、早速電留線へ向かいます。上総一ノ宮駅を降りたことはありますが、電留線は初めて見ました。
電留線は3本あり、E257-500の5連が停車中です。手前にあるシーサスで出庫のハズですが・・・
なんと!左手前のポイントにはトングレールがありません!
その行く先は安全側線になっていますが、3線分の安全側線を兼ねているようで、トングレールを省略してあえてこのような作りになっているようです。合理化を嫌っていた千葉地区ですが、この合理的な考えはスゴイです。
3線あるうち、本線から一番離れた1線は架線電気が切れるようになっているほか、パンタ点検台も設けてあるかなり重厚設備な電留線です。
普段はこの留置は無いと思いますが、夏の多客期ならではでしょうか。
草むしていますが、裏手が民地・民家のため、コンクリート製の第4種車止めになっていました。
車止め前面の橋りょう枕木は朽ち果てていて、何とも哀愁漂う作りです。
電留線の入り口には乗務員詰所がありました。清掃員の詰所も兼ねているようです。
電留線の観察が終わり帰りは「わかしお」にて帰宅です。指定席を取りましたが、自由席はかなり混雑していて、蘇我駅付近からは着席が困難な状態でした。指定で正解でしたが、いつもこのくらい房総特急が混んでいればいいのですが夏場だけです。