中央東線修行-前編-

ETCによる割引で高速道路は激混みのようですが、そのためかJR
各社は軒並み輸送人員が前年割れらしく、打開策で各種トクトク切符
が発売されています。
そのうち、現在発売中のツーデーパスは、以前発売されていたスー
パーホリデーパスに近いエリアの乗車券で、値段も手頃なので早速
この乗車券を使い中央東線の修行に行ってきました。
親戚がいたりするので甲府駅まではよく利用しますが、途中駅とかあ
まり降りた事がなく線路配線にも疎いのでぶらりの旅ほどではありま
せんが、昨日路線調査を兼ねて松本まで行って来ました。
ツーデーパス
▲ホリデーパスの様に通年土休日で発売されると嬉しいです
そんな訳で中央線の各駅停車へ乗る訳ですが、いつもなら高尾駅か
らの乗車を、今回は立川駅からでる中央線普通列車に乗車します。
立川
▲カーブのため車体傾いてます
立川駅6:46発での小淵沢行きです。上りホームは超ラッシュで、南
武線からの乗換などは皆さん猛ダッシュです。乗車した下り列車は数
人立っている程度の乗車で発車し、途中駅から学生を中心にどんど
ん乗ってきます。上野原駅で学生さんがドッと降りて少し空き、程なく
最初の目的地鳥沢駅で下車。
鳥沢
▲竜王行きのタキが待避中でした
ホームに降りるとタキの編成が待避中で、この後にやってくるスーパ
ーあずさまで待っている感じでした。鳥沢駅は下り線側にしか待避線
の無い駅で先日のホリデー快速もココで特急待避していました。
鳥沢起点方
▲上下の渡り線も無し
ラッシュ時間帯にうまくはまっているため、15分くらいで普通列車が
やって来るのでサッサと撮り次の目的地大月駅へ。
電留線
電留線が2本と富士急行との連絡線がある駅で、電留線にはスカ色
115系が止まっていてこのあと本線を使用して折り返し、上り普通列
車に充当されていました。
大月起点方
▲新宿方の上り線が引上線代用で入信があります
そして、スカ色115系も模型のために色々観察してますが・・・難しい。
115
布屋根だったり、オデコの滑り止めの有無とか・・・
115屋根
▲工場長さんやたろうさんに教わらないと(汗)
大月駅では通勤用に特急を使う方が多いのか、繁忙期なのかホーム
上で上下ホームとも自由席特急券の販売をする駅員さんがカバンを
持ってたっていました。
スーパーあずさ
▲到着したスーパーあずさに学生さん結構乗ってました
さて、次はスイッチバックの名残がある初狩駅へ。甲州砕石の採取場
が隣接していて工臨も月に2、3回やってきます。
旧ホームのあった場所には現在は貨物側線が広がるのみで、配線上
工臨はスイッチバックを行っているようです。ホームは1面2線の島式
ホームです。
初狩駅
▲右がスイッチバックの名残
工臨はスイッチバックを利用して、甲州砕石の線路に入っていきます。
甲州砕石
▲画面左側が貨物側線で一番右が甲州砕石へ向かう線路
貨物側線を構内踏切で渡って駅舎へ向かうため、通路には注意喚起
の看板がありますが、皆さん慣れっこで左右なんて見ないでダッシュ
して行きます(^^;
初狩構内踏切
通過する「かいじ」を見るともの凄い勾配上にホームが設置されている
事が分かります。
初狩通過
初狩駅を後にして、中央東線は相模湖源流水路の「笹子川」沢沿いに
進み、次の笹子駅を過ぎると難所笹子峠を通る約4キロ半の笹子トン
ネルに入ります。
トンネルを抜けると同時に「日川」を渡り、すぐ甲斐大和駅です。ここ
も中線のある待避駅です。
甲斐大和起点方
▲正面が笹子トンネル
乗ってきた列車は特急待避のため5分ほど停車となりましたが、喫煙
コーナーの案内放送があり愛煙家の乗客も一安心といった感じで、一
服したり体操してる乗客もいました。
こういうのが普通列車のいい所だったりします。
甲斐大和
▲以前は初鹿野駅だったような・・・山間の静かな駅です
以下続きます。

速度計測

たまにメールでも頂く内容ですが、先頭車ぢゃないのになんで速度
分かるの?っと。実は計算しているだけなんです。
ガタン、ガタンと規則正しいレールの継ぎ目は25mおきにやってき
ます。コレを利用して腕時計のストップウォッチで計ります。
ちなみに4回目のガタン、ガタンで100m走ったことになり、コレを
応用して信号機間の軌道回路長を測ったりもできます。
あとは学校で習った
距離÷時間=速度
に当てはめるだけですが、秒とかkm/hだったりなので変換が少々。。。
例えば
ガタン、ガタンの間隔が0.85秒の場合・・・
時間の単位を秒から時間に変換します。60秒×60分で1時間に変換。
0.85÷3600=0.00023611・・・
で、公式の距離÷時間=速度ということで25mレールをkm換算
に直して
0.025÷0.00023611=105.882・・・
となり時速105km/hとわかります。
ずれても精々2~3km/hの誤差です。
一覧表を作って持ち歩くのもOKかと。慣れれば覚えちゃいますが。
0.75秒=120km/h
0.8秒=112.5km/h
0.9秒=100km/h
1.0秒=90km/h
1.1秒=82km/h
1.2秒=75km/h
ロングレール区間がちょっと困りものですが、耳をそばだてるとかすか
に継ぎ目が分かる時があります。あとはリズム感覚を掴むだけですが、
加速中は計れません(^^;
また、長尺レールといい50mレールの区間もありますので、日頃から
25mレール区間のジョイント音を養っておくクセを付けておきましょう!
速度計
▲こういう車両ばかりだといいのですが
最初は運転台の後ろでメーターと睨めっこしながら計ってみてください。
そんなにずれてないのが分かります。(むしろメーターがあきらかにお
かしい電車もあります。)
更に応用すると目の前を走る列車にどこか目標を定め、通過する時間
を計測し20mや18mの車両長で割り戻すと目の前を走り行く列車の
速度も計測できます。
列車の旅が楽しくなりますよ♪

新旧気動車

昨日15日でヘッポコ鉄道は開業30周年を迎えました。お盆中でも仕
事だったので記念イベントはありませんです。
先日、zuppeさんから八高線竹沢駅の素敵な木造駅舎の写真を見せ
てもらい行ってみたくなり、そんな話から「八高駅舎巡りやりましょう」
となり、広島のOさんも来ている事から気動車の話題にもなりまして、
ヤマシタさんと4人で八高駅舎巡りしてきました。
朝イチ仕事だったヘッポコですが、時間のワガママを聞いて頂き集合
場所の飯能駅へレッドアローで向かう事にしました。お盆休みの始め
か、芝桜時期以来の混雑に遭遇しまた。
NRA
発車の10分くらい前に来て、車内清掃とかを行い3分前にドアが開き
結構忙しいダイヤの様です。特急改札口も改札待ちの人で混雑してま
した。
改札
ネットで前日に予約しておきましたが、発車15分前には結構座席が
売れていてビックリしました。
券売機
45分ほどで飯能駅に到着し、早速合流!日本セメントの専用線跡な
どを訪れてから越生駅へ向かいます。
越生駅
▲いい雰囲気です
越生
▲東武との共同使用駅でした
途中、キハ111の写真を撮りながら移動します。この緑と青空の中を
走るキハ111がすっかり気に入ってしまいました。
竹沢
八高
で、肝心な竹沢駅は・・・なんと、建て替えられていてカメラ向ける気に
もなりませんでした(-_-)
寄居駅に到着後、ここからはいつもの?ペアーハンズに行き先変更!
途中、保存中のカメ号にも寄って頂きまして、車内も撮影♪
カメ号
カメ号車内
▲こんな気動車でどこかに行ってみたいです
新旧の気動車を見てお腹イッパイになり、そしてまた飯能へもどり道
楽ぼーずへ!HOのタキ1900CTがありちょっと衝動買いしました。
当日は終電ギリまで飯能で夕食を摂り、ヤマシタさんと共に最終の上
りレッドアローで帰宅。
飯能案内盤
▲下り西武秩父と吾野行きは最終を表示
八高のキハ111はまりまして、本日これも購入しちゃいました。八高線
は200番台ですがその辺はヨシとします♪
キハ111
▲M車セットを2個です(^^;
本日の移動距離210km