貨物専用線

車庫モジュールの配線が決まらないため,思案中の貨物専用線モジュールの考察をしようかなっと・・・
取扱貨物品目は
セメント,石灰石,砕石,穀物類,米軍燃料
あたりを予定してますが,当然全部のプラントを作るなんて無理でして,どこら辺をチョイスしようかと四苦八苦.
本線との合流部分にはヤードは設けず,ただ線路が一緒になるだけのモノが理想と考えてます.
貨物合流
こんな感じかなぁ

トラ柵

沿線住猫さんからコメントを頂いたモノがコレです.
JR線では本線に挟まれた安全側線や引上線の終端部分に設置されています.万が一,列車が止まりきらずにココを通過すると,付近にある信号が全て「赤」になる仕組みになっており三河島事故の様な事態を防止する事が出来ます.なので,保線係員が誤って触れたりしないよう注意書きがしてあります.(近年は熟知されてるようですが)
形状はご覧のようにハシゴ状なので,模型の際も乗務員ステップで代用するのがいいかと思います.
列防

車止めの選定その2

我が家の車庫モジュールに選んだ車止めは3種類で,安全側線は砂利盛りの第1種,車庫内は第2種,保線基地にはレールを湾曲状に加工した第3種2号と言うタイプです.
第1種車止めの場合勾配などによって条件が異なりますが,砂利盛りの長さは20~40mと定義されており,隣接線路との複線間隔も条件により2.5~3.5m以上と定義されています.
車止め1種
砂利盛りの第1種車止め.写真のは砂利盛りに古枕木で出来た砂利止めが施されたタイプですが,安全側線に設置する場合は砂利止めは設けず,そのまま盛りつけたタイプの方が一般的です.
車止め3-2
レールを湾曲状に加工した第3種2号.使用頻度の低い貨物側線の終端部分などに採用されてます.NゲージではキッチンNからホワイトメタル製で発売されていますが,商品名は旧称名の「第3種甲号乙号」(現1号,2号)です.
車止めの名称は民鉄各社で若干異なっており,例えば東急などでは第1種車止めは「車止装置形式1」,第2種は「車止装置形式2」となっていて第3種に相当するものは制定されていないようです.