東京駅7時発のMaxに乗り越後湯沢駅で乗り換え、日本海側に来ています。今回も一周切符です。
越後湯沢駅からははくたか2号に乗車。今回は北越急行の車両でした。
高岡駅で下車し城端線に乗り換え二塚駅へ。3時間待ち、日車の2軸を撮影。半逆光でシャッター位置が微妙にずれちゃいました。
その後は金沢に向かい、第一目的の元京王3000系の片扉車を乗りに。模型製作の起爆剤にここまでやってきました。
今宵は金沢香林坊に泊まります・・・しかし暑かった(>_<)
架線柱と周辺のお話-最近の設備-
夏期超短期講座として、架線柱と周辺のお話シリーズ(勝手にシリーズ化)で最近の話題についてちょっとだけ。
架線を支持する物として架線柱がそれにあたりますが、総称して支持物と呼ばれる事もあります。そのうち景観に配慮した物を景観支持物と呼ぶ事もあります。
主に鋼管柱の架線柱がそれにあたり、下の写真にある架線柱が鋼管柱です。パイプ柱等ともよばれカトーからは複線アーチ型架線柱としても出ています。
以前のお話のなかでは架線柱にき電線2本と、信号高配線3本が無いと理に叶っていません、っと書きましたが、下の写真をご覧の通りそれらの電線がありません。
この2枚の写真で採用されている架線はインテグレート架線といい、1990年代前半にJR東日本で開発された架線です。
インテグレート架線はき電線を廃止し、吊架線を太く2本にしてこれをき電線の代わりとしています。また信号高配線もケーブル化してトラフ内に収めています。
インテグレート架線のアップです。
トロリー線は摩耗測定のため連続的に点検する必要があり、架線用モーターカーなどで点検出来ます。しかし、架線のビームより更に上にあるき電線や信号高配線には届かず、これらの線を点検するにはハシゴをかけるくらいしか方法がなく、高所作業のため危険が伴いました。それらを解決したのがインテグレート架線と景観支持物です。
厳密にはちょっと違いますが、模型的にはそんな理由で5本の電線がなくても大丈夫です。
カトーのアーチ型架線柱は信号高配線用の碍子などがついてませんが、それで正解なのです。
奇跡のキット
まさかのGM変電所キットを先週土曜日、JAMの帰りに寄ったお店で入手しました。パッケージはご覧の通りヘッポコも見た記憶があるような、ないようなGMキットです。
おそらく1980年代のもので30年程前のキットだと思います。パッケージ裏面は説明書兼用になっているので載せるのは厳しいかな?
中身ですが・・・
遮断器は山陽天満変電所にあったような縦型の形状をしています。
変圧器のラジエターもしっかり成型されています。
JAMの帰りにふらりと寄った川崎大師にあるプロポ屋さんで、詳細は遠慮させて頂きますが、店主さん曰く「もうボケ防止でお店やっているだけで全然売れないよ」っとのこと・・・寂しい限りです。ちなみに、定価1000円の3割引きで735円でした。