ドバイの鉄道を見に-その6・終-

ドバイの夜景はそれほどでもと書きましたが、ジュメイラビーチなどではそこそこの夜景はあります。
さて、3日目は値段も安い空港に近いホテルへ移動します。しかし、アーリーチェックインや有料Wi-Fiを支払ったら、結局同じくらいの額になってしまいました。良い勉強になりました。
荷物を預け次の車止めを見に行きます。グリーンラインの終点ですが、駅名忘れました(笑)

車止めは無く、木のバリケードは日本でも工事区間でたまに見かけるものです。左カーブの先は車庫になっています。

最終日にはちょっとだけ観光をしに行きます。ゴールドツークという金の青空市場へ向かうため、アルラスと言う駅へ向かいます。
何となく金色をイメージした上品な駅です。大江戸線の六本木駅とはエライ違いです。

ここの区間は地下鉄構造になっています。地上へ出ると周りはそこそこの砂漠です。

ちなみに、バス停もトラム並みに冷房が効いた小屋になっています。

ドバイシティーオブゴールドというロゴがそびえ立つアーケードは、金の秋葉原と言った感じです。

全部金を扱うお店です。店舗によっては銀やプラチナも扱っています。

まぁ、ヘッポコ工場長には縁がありませんが・・・

ざっと見回した後、ホテル付近へ戻り3日目のホテルがインド人街のため、昼食にインド料理を食べます。しかし、食べ方もよくわからず、とっちらかしながら食べましたが、隣のインド人は右手だけで器用に食べてました。

会社へのお土産を買うため再びショッピングモールへ向かいます。ちなみに、ショッピングモールには金の自動販売機があります。エスカレータの下にさりげなくあります。

バブルの国!金の自動販売機!見せつけられます。

両隣は普通の銀行ATMですが、左のATMでは女子学生さんがお金を下ろしてましたが、みんなで覗き込んでみていました。残高で財力を見せつけるのもドバイならではでしょうか。

自動販売機の金は何となく記念のゴールドみたいな感じです。ディスプレイには「60秒毎にレートが変わる」と書いてありました。

せっかくなので通勤事情を観察しにいきます。3日間見た中で一番混んでいた駅へ向かい、夕方のラッシュを観察します。右扉が女性専用車、左扉が一般車です。
一般車の混雑はどこの国も一緒ですね。女性専用車に乗り続けると罰金が課せられるようです。

ホテルへ向かい翌朝は4時起きなので早めに寝ることにします。天井をみるとなにやらゴミが・・・
よく見るとイスラム教の聖地、メッカを示す方向のシンボルです。1日5回のお祈りはメッカの方向にするというイスラム教の国らしいシンボルです。
翌朝は8時の飛行機なので6時に空港へ着きました。が、空港が広すぎて2時間前の到着ではギリギリでした。とにかく広いです。大きなエレベーターで上がります。

何てったって、エレベータは50人くらいのれるし、扉が2個あります。

免税品店には5000分の1の確率で2億近く当たる宝くじや、高級車が当たるくじも売ってます。

買い物を楽しむ時間もつかの間、ボーディングがなんと45分前です。ココから、飛行機までまた15分位バスに乗るため、ボーディングの時間が一般常識に比べると早めになっています。
バスで移動開始。

まぁ、とにかく広いです。滑走路自体4000m位ありそうですし。

飛行機では、座席は真ん中4列席の通路側を取っていたのですが、機内はガラガラです。CAさんに聞くと、元々空いていたそうですが、更に777-200と言う機材から急遽777-300ERという大きな機材に変更になったそうで、更にガラガラ感になってしまったそうです。なので、「お好きな席にどうぞ」っと。
1月のロサンゼルスの時と同様窓際3列を占拠してのフライトです。真ん中の4列席は上昇が終わると、皆さんの寝台と化してました。

で、程なくテイクオフ。

霞むドバイを離れます。ブルジュカリーファが目立ちます。

ペルシャ湾を越えイラン上空。

それらしい施設が所々有ります。
新疆ウイグル自治区付近です。

復路の食事も美味しかったです。

世界最大のチベット高原。外はずっとこんな景色が続きます。

坂本龍一の曲にもある、黄土高原も見てみたかったのですが、よくわからず・・・

北京の手前で夜になり、眠たくなってきました。

ヘッポコ工場長の遅い夏休み、3泊4日のUAEドバイの鉄道と車止め探索の旅が終了しました。
今回も長々とご笑覧頂きありがとうございました。
-おわり-

ドバイの鉄道を見に-その5-

エミレーツモールのマックで昼食をとります。

ただ、チキンメニューがメインなのと普段マックを食べていないのでよくわかりませんが、マックチキンバーガーがポテトとドリンクが付いて約700円なのでちょっと高めな感じです。

マックを食べたあと、ジュメイラビーチ沿いのドバイトラムへ向かいます。

ドバイメトロは約8分おきですが、コチラは10~12分おきです。
来るのはラッピング車ばかりです。


ドバイトラムにもゴールドクラスが連結されています。

コチラは普通車です。

昨年開業の新車です。コチラは日本製ではなくアルストム社製です。

ドアは時間調整時は手動になります。ドイツっぽいスイッチです。

トラムと言っても炎天下から乗客を守るため、停留所はクーラーが効いたこの様な設備になっており、駅員さんが必ずいます。

コチラのラッピングはドバイエキスポ2020のラッピング車です。集電は中央の3線レールから行っていますが、部分送電しているため、踏切で感電することはありません。

交差箇所の標識がどんなのか楽しみにしていましたが、意外とあっけなかったです。

信号機はよくわかりません。

ずっとこの表示ですが、列車が来る直前に白いランプが縦になりました。踏切への通電表示も兼ねている気がします。

信号機を撮っている横でパトカーが待機していたので、意を決して警察官にスーパーカーパトカーの事を聞くと、どうやらあれらはイベント用だと言うことが分かりました。
実際パトカー何度も見かけましたが、トヨタのランクルプラドばかりでした。ちょっと行くと砂地なのでこの車種もうなずけます。

この後世界一の高さを誇るブルジュカリーファへ向かいます。ビルの高さは828m、下にあるプールみたいな所は噴水ショーが行われる池です。

奥は一面の砂漠です。

併設されているドバイモールと言うショッピングモールへ。行くと通路にNサイズの建築模型が飾られていました。手前のパツキンのお姉様と左奥にいるお姉様がお金持ちそうな人に声かけてました。
Nサイズでタワーマンション作るとこの大きさになりそうです。

良く出来てます。

自動車はメーカー忘れましたが、日本製の自動車でした。

光るプール。パラソルはファーラーのようです。

フィギアはプライザーのようです。ドバイには模型屋さん無いと思うのでネット購入したのでしょうか。

さて、実物のドバイの夜景ですが・・・結構ショボかったです。

建物はスゴイのですが、夜景は特に見せるモノではない感じでした。
渋滞するヘッドライトの列だけはスゴイです。

-最終回へつづく-

ドバイの鉄道を見に-その4-

2日目の朝は前日購入したパンを食べ7時からスタートです。雨はまず降りません。

交差点に歩行者用の信号機はあるのですが、大抵押しボタン式です。でも、皆押さず赤信号を無視していきます。

通勤時間帯でバスはどんどんやってきますが、神奈中並みに結構割り込んできます。

昨日乗った時気になった駅へ向かいます。終点側方向へ乗り出しヌールバンク駅で降ります。

メトロと路線バスは同じドバイ交通局の運行管理で、バスもディスプレイにタイムテーブルが表示されます。
駅前にバス停が並んでます。人種としてはアラビア人と言うより、インド人と東南アジア人を多く見かけ、お店の店員さんはみなどちらかの人種です。

駅前にポルシェのディーラーがありました。ちょうどポルシェもやってきました。

コチラはブリジストンの販売店です。建物がアチラっぽい作りです。ヌールバンク駅前にはこのほか三菱自動車や日産など、自動車ディーラーが多く集まっていました。

再び終点側へ南下します。途中、待避設備と折返し線のある駅がありました。

ヤシの葉の形をしたパームジュメイラ付近のリゾート地を過ぎると、景色が一気に変わります。コチラは発電所です。

ココで降りてみます。駅名はその名もエナジー駅。わかりやすい。

駅前は砂漠の真ん中と言った感じですが、ココでもバスの便はあります。
ドバイメトロの駅には必ず警察官が2人いまして、自動改札機の写真を撮っていたら一度だけ「NO」っと言われましたが、他駅で聞いた時は「問題無い」と言われました。人によるようですが、基本インフラ設備の撮影はNGのようです。

おそらくこの様な写真は道路から撮っていると職質されると思います。ここはエナジー駅付近の工場地帯です。

ワクワクします。

地図で見るとドバイアルミ工場となっています。

工場の規模がデカイです。この奥に石油基地がありますが、画角的に入りません。

誰だかは存じておりませんが、アルミ工場の壁がこのデザインです。

街中ではこの様に見かけます。上の方々とは顔が違いますがどなたなのでしょう。

更に南下し、終点のジュベルアリ駅へ向かいます。
到着後列車は奥の渡り線を渡り転線します。車止めはココには無く、2キロ先の車両基地付近にありますが、外気温42度なので断念しました。

改札付近です。

コチラの駅にもこの売店がありました。のどが渇いたのでミネラルウォーターと菓子パンを購入。ミネラルウォーターは1本50円と格安です。

食事を摂りにショッピングモールへ向かいます。途中、砂漠の真ん中にポツンと立つ変圧器を見つけました。どこに供給されているのでしょう?矢追純一のUFO特集を思い出す光景です。

次に向かうのはモールオブザエミレーツ駅です。車内のLCDとLED案内に次の停車駅がでるのですが、ステーションナンバー方式を採用しているのにこれらのディスプレイ類にはナンバー表示がありません。目的地まであと何駅かは結局路線図で確認するしか有りません。

到着。ま、エミレーツモールと言うショッピングモールがある駅です。

駅前にショッピングモールがあります。

-つづく-