奥沢駅改良工事【その6】

東急目黒線の相鉄乗り入れ8両化に伴い(現在は6両運転)、駅に付属する車庫の留置線改良および、上り線の速達性を高めるための待避線設置工事が行われています。工事の進捗状況を逐次書いていきます。工事の竣工は2023年度を予定。

前回のレポはコチラ

奥沢駅改良工事

上りホーム工事状況

新3番線はホーム舗装とクリンタイル、警告ブロック類の設置が終了し、上家も完成していました。かなりホームらしくなっていますが、ホームドアの仕込みがないようです。付かないことはないと思うのですがどうなるんでしょう?基礎をわざわざ掘り返すのは手戻りとなり、この先の施工方法が謎です。

前回レポした2月には、新3番線のホームスラブが打ち終わった状態でした。

▲2021年2月撮影.

上家は現在位置より若干低いところに本設の物が出来ていました。

待避線となるため曲線が視覚的にわかる様になってきています。

今までは東玉川方向から来て、上り列車に乗るとき、踏切が上がった瞬間ダッシュすれば乗ることが出来ましたが、現在は距離がありすぎて乗ることが出来ません。

待避線の起点方は、新3番線から本線につながる分岐器の挿入が終わっています。

分岐器は、車庫線や渡り線は可動てっ差式ですが、3番線との合流用は普通分岐器のようです。

▲手前は可動てっ差ですが,新設の方は普通分岐器です.

A口駅舎

跨線橋も含めこの辺りは特に変化がありませんでした。

本屋口駅舎

本屋口は駅前に仮囲いができ、噴水から改札付近を見ることが出来なくなりました。

6両編成の記録も今のうちでしょうか。

奥沢車庫

車庫は一旦竣工していると思われるため変化はありませんでした。留置車両が2編成になっていて以前のような留置形態になっているようです。3123Fの方がパンタが上がっているため、この日はコチラが緊急予備車のようです。

改良工事とは関係ありませんが、目黒線の発車案内盤に両数表記がでるようになっていました。今後は6両と8両が混在する運用なのでしょうか。

ニャジラ

トラコレの軌陸車を出してブログを書こうと思っていましたが、外気温が上がったため、冷たい床でニャジラくんが寝てしまい、工作机に座れなくなってしまいました(笑)。気持ちよさそうにねているのでまぁ、許します。