特急湘南チケットレスで乗車した【E257系】

特急湘南チケットレスでの乗車がお得

3月13日のダイヤ改正により登場した特急湘南ですが、ライナーを全て特急に置き換えるある意味暴挙とも思える改悪です。騒いでもライナーは復活しないので、チケットレス乗車で少しでも安く乗車し、付き合っていくしかありません。

特急湘南

朝夕間ラッシュ時に運転されていたライナーですが、全て特急列車「特急湘南」に置き換えられました。特急と言っても、ライナーとの停車駅、到達所要時間は変更がほとんどありません。
車両はE257系を使用し、その他の仕様としては窓際ならコンセントが使えると言うこと位でしょうか。

湘南というくらいなので、サーフボードの絵柄でも出てくるのかと思ったらヘッドマークはこれだけでした。1970年代に戻った感じです。

ライナーの置き換えなので小田原止まりですが、一本くらいは小田原か先全駅停車で熱海まで行っても良さそうです。小田原から先は、通勤なら新幹線に負けてしまいますが。

特急湘南は14両編成と9両編成があり、号数によって長さが変わります。

特急券の買い方

特急湘南は、踊り子と同じように事前料金と車内料金で値段が変わり、チケットレス乗車にも対応しています。

指定席券売機で事前購入する

指定席券売機で購入する場合は、新幹線などと同じ購入方法です。ただ、何時に乗るかわからないけど、発車直前に飛び乗って260円も余計に払いたくないと言う場合は、自由席欄にある「座席未指定券」を事前に購入することをオススメします。

料金体系はこんな感じになります。

営業キロ 事前料金 車内料金 チケットレス
50km(東京~大船)まで 760円 1020円 660円
100km(東京~藤沢・小田原)まで 1020円 1280円 920円

ライナー券は終点まで一律520円だったため、小田原着だと約2倍、500円の値上げで更に、車内料金は+260円のため、大船より先に行く旅客は特に着席に伴う恩恵が受けづらくなっています。深夜帯であれば、東京始発の通勤快速に並んで座るのもありだと思います。

▲かつてのライナー券.増税前なので500円でしたが,末期は520円です.

今までのライナー券売り場が特急券売り場に化けたのかはわかりませんが、発車間際のホーム上特急券売り場は行列になっていました。特急料金は、普通グリーン車よりは数10円安いという感じです。

▲混乱をさけるため,ビブスを着用した案内係がホームに多数出ています.日中の踊り子号発着の時もこの方々が居ます.

チケットレス特急券に挑戦

踊り子号と同じく今年の9月30日まではキャンペーン料金で安く乗車できるので今ならコレを使わない手はありません。

まずは、えきねっとに登録するのが大前提です。トップ画面から在来線のチケットレスを選択します。

列車を検索し、指定したら座席を決定します。号車や窓側通路側を選択します。号車は空いている号車や、下車駅階段そばなど好きな場所を選びます。ただし、座席はシートマップが上下反転指定ので注意してください。
黒く塗りつぶされている座席は、他の人が購入している座席です。

▲進行方向が上の表示ですが,右側がA席になっています.※印で逆に表示されていると注意書きがあります.

座席を決めたら購入ボタンを押して終了です。普通グリーン車と違って、着席後に座席リーダーにタッチする必要などはありません。

乗車列車を変更する場合はPC画面からの操作となるのでチト面倒ですが、この辺は改良されて、アプリ上で変更ができるようにして欲しいです。

特急湘南に乗る

ヘッポコ工場長は19時丁度発の湘南5号、10号車を選んで乗車しました。東京出発時はご覧の通りです。窓際が7~8割埋まる感じで、2人座っている場所はありませんでした。

▲写真は9号車です.

この湘南5号は9+5両の14両編成です。幌もしっかり接続されています。

発車間際に間違えて乗ったとしても運転台横を移動出来るのかと思いきや・・・

しっかりとラッチが掛かっていて、基本編成と付属編成の行き来ができませんでした。通れれば便利だと思うのですが。

東京を出発するときはこんな感じです。黄色のLEDは品川到着後緑色に変わったため、1駅手前から黄色になる感じです。

品川発車後でも1列空きという座席があったので座席未指定券でも、すぐ前が柱の席はヤダとか、壁の前はヤダとか座席のこだわりがなければ余裕で乗車できそうでした。今後どうなるかは利用動向に注視する必要があります。

コチラは品川到着時横須賀線のホームを見た状況です。コロナ前と比べると乗降客が減ったとは言え、課金してゆったりと座って帰るのは精神的に楽ちんです。

また、大船駅に到着して直ぐホームを見てみると、さすがに乗車する旅客は見当たりませんでした。ライナーであれば快速運転になるため乗車する旅客はいましたが、大船から課金して東海道を下る人は居ないと思われます。